2017年3月11日土曜日

GIS(地図太郎PLUS)縮尺1/1挑戦

自分の使っているGIS(地図太郎PLUS)の縮尺を大縮尺にすると1/50が限界であるように、これまで誤解していました。

ある時、1/50はデフォルトでそのように設定されているだけで、実際は1/1にまで縮尺を変化できることを、偶然ですが知りました。

1/1は使わないにしても、竪穴住居内の遺物分布をGISで解析(ヒートマップ分析など)する際に、自由に縮尺を変化させることができることはすばらしいことです。

早速縮尺1/1にチャレンジしてみました。

縮尺1/1とは利用するモニターの画面上の距離(10㎝とか20㎝とか)と地物の距離が一致するということです。

地図太郎PLUSでは正確性を担保するために、表示→縮尺の設定でモニターの画像解像度(ピクセル)と画面サイズ(ミリ)を入力しておく必要があります。

次に順次縮尺を変えた画面を掲載します。

縮尺1/500 千葉市大膳野南貝塚附図2 縄文時代前期後葉遺構分布図です。

縮尺1/100

縮尺1/50

この縮尺の地図まではこれまで作成したことがあります。

縮尺1/10

この縮尺より大縮尺地図の画面は初体験です。

縮尺1/2

〇は発掘調査で記録された穴です。地図太郎PLUSの計測機能を利用して計測すると直径36㎝です。

縮尺1/1

とうとう縮尺1/1の画面をつくることができました。

モニター画面上の直径36㎝の計測線を、定規を当てて計測すると実際に36㎝でした。

感動!

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