自分の使っているGIS(地図太郎PLUS)の縮尺を大縮尺にすると1/50が限界であるように、これまで誤解していました。
ある時、1/50はデフォルトでそのように設定されているだけで、実際は1/1にまで縮尺を変化できることを、偶然ですが知りました。
1/1は使わないにしても、竪穴住居内の遺物分布をGISで解析(ヒートマップ分析など)する際に、自由に縮尺を変化させることができることはすばらしいことです。
早速縮尺1/1にチャレンジしてみました。
縮尺1/1とは利用するモニターの画面上の距離(10㎝とか20㎝とか)と地物の距離が一致するということです。
地図太郎PLUSでは正確性を担保するために、表示→縮尺の設定でモニターの画像解像度(ピクセル)と画面サイズ(ミリ)を入力しておく必要があります。
次に順次縮尺を変えた画面を掲載します。
縮尺1/500 千葉市大膳野南貝塚附図2 縄文時代前期後葉遺構分布図です。
縮尺1/100
縮尺1/50
この縮尺の地図まではこれまで作成したことがあります。
縮尺1/10
この縮尺より大縮尺地図の画面は初体験です。
縮尺1/2
〇は発掘調査で記録された穴です。地図太郎PLUSの計測機能を利用して計測すると直径36㎝です。
縮尺1/1
とうとう縮尺1/1の画面をつくることができました。
モニター画面上の直径36㎝の計測線を、定規を当てて計測すると実際に36㎝でした。
感動!
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