2019年10月23日水曜日

再びダークモードに

パソコンハードを更新して新しいバージョンのWindows10を利用しだしましたが、なぜかエクスプローラーがダークモードになりませんでした。その時調べると(勘違いかもしれませんが)Windows10のバージョンを古いもの(1809)にする必要があると理解して、そのままにしておきました。
本日突然Windows10バージョンアップがあり、30分ほどの時間がかかりましたが、バージョン1903、OSビルド18362.418となりました。そしてエクスプローラーがダークモードになりました。

バージョン情報

エクスプローラーの画面

自分の70年以上酷使して老化した眼には白色画面よりダークモード画面の方が使いやすく、突然の小さなうれしいギフトをもらいました。

2019.01.11記事「エクスプローラーを黒モードにする」参照

2019年10月20日日曜日

Google earth の経緯度線表示

Google earth pro及びGoogle earth(web版)で経緯度線表示が可能であることを初めて知りました。以前からあった機能かもしれませんが、はじめて気が付き、GISとして充実してきて、少し感動しました。
JAXAのalosデータ(地球全体に整備された30m標高データ)ダウンロードの際などにとても便利です。

Google earth proにおける経緯度線表示
「表示」→「グリッド」チェックで可能になります。

Google earth proにおける経緯度線表示
グリッドの密度は縮尺の変化に応じて変化します。

Google earth(web版)における経緯度線表示
map styleでTurn on Gridlinesをオンにします。

2019年10月19日土曜日

Sketchfabの不都合回避

10月になってしばらくぶりに3DF Zephyr Liteから3DモデルをSketchfabに投稿したところ、作成3Dモデルの「上から」画面がSketchfabの正面にくるように変更されていました。そのままでは3Dモデルの正常な回転ができないため、突然の仕様変更に数日間とまどいました。しばらくするとその不都合の回避方法を見つけることができましたのでメモしておきます。

1 3DF Zephyr LiteからSketchfabに3Dモデルを投稿した時の不都合

3DF Zephyr LiteからSketchfabに3Dモデルを投稿した時の不都合

2 不都合の回避方法

不都合の回避方法
不都合の回避方法を知る過程で、Sketchfab本来の基礎的設定方法について知ることができましたので良かったと思います。
Sketchfabでは詳細で多様な表現設定が可能ですが、それは3Dモデルそのもの(ファイルそのもの)を改変するものではありません。

……………………………………………………………………
上記不都合と同時に次の不都合もSketchfabで生じました。

「Sketchfabのプロパティ編集画面の一部で編集入力ができない」

この不都合はchromeの翻訳機能を停止することで回避できました。
パソコンを更新した過程で、chromeの設定が外国語サイトを閲覧すると自動的に翻訳されるようになっていました。それは便利でしたが、それが起因してSketchfabのプロパティ編集画面の一部で編集入力ができないという不都合が生まれたのでした。

2019年10月18日金曜日

入れ子構造3Dモデル  Thomas Flynn氏作品引用

縄文土器の私設3D展示場開設を夢見ています。
2019.05.02記事「縄文土器の私設3D展示場構想」参照

縄文土器の私設3D展示場イメージ
目的は観察記録3Dモデルを立体的に整理して一覧的に観察できるようにすることにより、(専門家による、あるい自分による)縄文土器分類の意義を検討する新たな仕組みをつくることです。
縄文土器をくるくる回しながら詳細に観察することが、一定の法則で空間的に配置された多数土器で一度にできれば、土器間の比較が容易になります。そうすれば多数視点で新たな気づき、発見や疑問等が生まれることは確実です。

つまり、私設3D展示場構想とは自分の縄文土器学習を促進させるための、3Dモデル整理分析技法の開発ということになります。

純技術的に言えば、3Dモデルが配置されている3Dモデルということになりますから、入れ子構造3Dモデルをつくりたいということになります。

これが実現すれば、縄文土器を型式-器種という空間に配置するだけでなく、別の視点からの空間配置、たとえば地理的空間に特定器種を配置すれば、地理的空間によるデザイン差異がよりビジュアルに露呈します。

webをみていると Thomas Flynn氏の作品に入れ子構造3Dモデルを見つけましたので、引用させていただき、今後の技法開発の参考にさせていただくことにします。(Thomas Flynn氏は考古歴史遺物3Dモデル作成の専門家で作品を600点以上公表されています。)

Thomas Flynn氏の入れ子構造3Dモデル「#SquareScanChallenge」

この入れ子構造3Dモデルを巨大にして、対象物を縄文土器に置き換えることができたとします。そうすれば、平面空間に多数縄文土器3Dモデルを配置することができます。自分が考える型式別(≒年代別)でかつ器種別分類という2次元空間に縄文土器3Dモデルを配置して、全体を3Dモデルとして眺めることができるようになります。同時に個別3Dモデルもそれだけ抜き出して詳細観察できるようになります。
入れ子構造3Dモデル作成にチャレンジすることにします。

2019年10月6日日曜日

ハラハラドキドキの連続 パソコンハード更新作業

1 パソコン更新の決断
趣味活動のメインツールであるデスクトップパソコンは8年前にWindowsXP機からWindows7機にパソコンハードを更新し、途中でWindows10にアップグレードしてこれまで使ってきました。8年前はメモリが16Gであることでもあり、またモニターを4画面にしたこともあり、その高速操作性、作業効率性等に大いに満足できていました。
しかし3Dモデル作成等により一度に扱う情報量(主に画像)が飛躍的に増え、かつ、ソフト最新版も高度化・高機能化して、さらに複数の複雑多岐作業を同時に機器で走らせることが常態化しました。その結果過去の最新鋭パソコンもいつの間にか望む作業に思いのほか時間がかかるようになり、時たま不調現象が起こるようになりました。
そこで2年ほど前からパソコンハード更新を考えていたのですが、更新作業にかかる1週間程度の活動空白期間を生み出す決断をすることができないで、ズルズルと時間だけが過ぎてきました。
そんな時、消費税増税となり、増税直前商戦にも巻き込まれて、「今しかパソコン更新をする時期はない」と決断して思い切って機械を更新した次第です。

2 新パソコンの概要
・raytrekZQ4-i9
・Core i9-9900k
・NVIDIA Quadro P4000 8GB(DisplayPort×4)
・32GB DDR4 SDRAM
・Crucial 1TB SSD
・3TB HDD

新パソコンにつないだモニター4枚の様子

3 パソコン更新の主な作業
ア パソコン設置書斎空間の整理・清掃・ほこり除去
イ 新旧機器併設設置
・(安全性を考慮した)電源接続
・インターネット回線接続
・モニター4画面接続
・各種付属機器接続
ウ 新パソコン ソフトダウンロードと設定
・webブラウザ、メール設定
・セキュリティソフト設定
・ソフトダウンロードと設定
Microsoft Office、Adobe Creative Cloud、WZEditor、QGIS、3DF Zephyr Lite、その他多数
エ ドライブ利用方法の決定
・使い勝手の良さと効率的バックアップシステムを備えたドライブ利用方法の決定

4 パソコン更新作業で体験したハラハラドキドキ
ア、イ、エ作業は時間がかかるものはありましたが、比較的順調に推移しました。
ウで大いにハラハラドキドキしました。その例を2つに絞って記録しておきます。
4-1 メール設定ができない
プロバイダーから書類でもらっている情報を入力してもアウトルックで自分のメール設定ができません。過去には他のパソコンやタブレットで設定できましたから焦ります。
仕方がないのでプロバイダーに電話でサポートしてもらいました。
なんと書類でもらっているpopサーバーとsmtpサーバーとそれぞれのポート番号が全く異なるものに変更になっていたのでした。
心理的余裕のあるときならば、「何故?」とその変更理由を聞きたいところですが、とりあえずメール設定実施を優先して、メールを使えるようにしました。

4-2 MicrosoftOfficeがパソコンから完全に消える
MicrosoftOfficeがプリインストールされているパソコンを購入しました。Word、Excel、Outlook、PowerPointが使えるようになり安心しました。それもつかの間、以前単体で購入したAccessをインストールしたところMicrosoftOfficeがパソコンから完全に消えてしまいました。訳が分からず、下手な修復が事態をさらに悪化させる可能性もあり、一晩苦しみました。翌朝9時にMicrosoftに電話でサポートしてもらいました。
一筋縄では治らず、いろいろ試行錯誤して最後にMicrosoftOfficeをwebからダウンロードしてインストールして使えるようになりました。説明ではプリインストールされているOfficeは「アプリ」であり、Accessは「ソフト」であり、同時に使えるようにすると「ソフト」が生き残り「アプリ」が死ぬとのことでした。

メール設定にしろ、Office消失にしろ提供会社サイドの条件で生じる問題に直面すると、それが自分の知識とか努力とかで解決できるのかできないのかわかりませんからハラハラドキドキしてしまい、寿命が縮まる思いを体験しました。

5 新パソコンの使い勝手
5-1 とにかく速い
とにかくパソコンが速くなりました。起動時間や終了時間もすぐで驚きをもって使っています。ファイルコピーも超迅速になりました。ソフトが動く時間も大幅に短縮されました。web回線スピードは新旧パソコンとも同じですが、ファイルをCloudにアップするとき条件設定によっては新パソコンのスピードが大幅に改善しました。パソコン内部事前処理時間の改善があったものと推察します。
旧パソコンではパソコン起動に時間がかかるので、作業中断の際にはスリープを使いましたが、新パソコンではスリープを使う必要性がほとんどなくなりました。

5-2 縦型モニター導入が功を奏する
旧型パソコンから27インチモニター(横型固定)3台を引き継ぎ、27インチ縦横自在モニター1台を新規購入しました。
旧パソコンでは書類や地図を拡大すると上下方向に切れてしまうことがあり不便でしたが、今回その不便が解消し、逆に大変便利になりました。

QGIS画面(縦型モニター)

QGIS画面(横型モニター)

6 感想
1週間趣味活動そのものを棒に振り、パソコン更新作業に集中するという決断をして(消費増税にさせられて)、本当に良かったと思います。
パソコン作業の効率化・短時間化によって、趣味活動に新しい境地が開けるに違いないと直感します。
新パソコンをこれから8年使うとすれば自分の年齢も〇〇歳になりますので、おそらくこの新パソコンが人生最後の高機能パソコンになる可能性大です。


2019年10月5日土曜日

2019年9月ブログ活動のふりかえり

ブログ「花見川流域を歩く」とそのファミリーブログの2019年9月活動をふりかえります。

1 ブログ「花見川流域を歩く」
9月の記事数は17でした。鎌ヶ谷市根郷貝塚の学習及び縄文土器展示館訪問記を記事にしました。長野県茅野市尖石縄文考古館訪問では特別に大きな刺激を受けました。学習実活動は充実したのですが、その記事作成が間に合いませんでした。学習活動が目的であり、ブログ記事作成はその様子の実況中継ですから、ブログ記事作成が間に合わないときは、お許ししていただきたくお願いします。

2 ブログ「花見川流域を歩く番外編」
記事数はたったの2編ですが、地形3Dモデル作成ができるようになり、技術向上という点では大変充実した月となりました。
地物の周回多視点撮影写真を使った3Dモデル作成だけでなく、地形DEMからも3Dモデル作成ができるようになったことになります。
ブログ記事にしたい技術上のコラム的話題はたくさんあるのです、今後記事にしたいと思います。

3 ブログ「花見川流域を歩く自然・風景編」
記事数は3編で過去最低レベルです。早朝散歩はほぼ欠かさず、写真撮影も必ずしています。しかし趣味活動時間管理上の選択と集中によりこのような結果となりました。素晴らしい日の出写真もいくつかあったのですが、記事掲載にいたりませんでした。

4 ブログ「世界の風景を楽しむ」
9月は休載となりました。

5 ブログ「芋づる式読書のメモ」
9月も休載となりました。

6 9月活動の特徴
縄文土器展示施設訪問と地形3Dモデル作成に集中した学習活動となりました。
9月下旬から消費増税に触発されて懸案のパソコンハード更新に着手し、10月初めにかけて学習活動が一時途切れました。

7 10月活動のイメージ
3Dモデル作成が終わっていない撮影土器がかなり多数になりましたので、そのストック写真の処理を優先し、そのあと新たな展示施設訪問を行うことにします。
多数の縄文土器3Dモデルの整理分類方法の検討、活用方法の検討を始めることにします。
縄文土器3Dモデルを複数配列して、それぞれの土器をくるくる回したり拡大したりできる「3Dモデル展示型3Dモデル」の作成がどのような技術によるものか、自分にも作成できるものであるのか、技術的検討をすることにします。(「3Dモデル展示型3Dモデル」現物をSketchfabで見つけたことによる発想です。)

参考
ブログ「花見川流域を歩く」2019年9月記事
〇は閲覧の多いもの

ブログ「花見川流域を歩く 番外編」2019年9月記事

ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」2019年9月記事

弁天橋から上流