2016年8月31日水曜日

Google検索で自分の書いた記事を見つけて利用する

最近Google検索で自分の書いたブログ記事を見つけて利用することが増えていますので、メモしておきます。

地図太郎PLUSのラスタ地図の色の変更をどのようにしたらよいのか、思い出せなくなりました。

メモを残したような記憶が薄っすらとあるのですが、GIS操作方法のメモがあるべき場所にないので、メモは残してないようでした。

マニュアルに書いてあったような気がするのですが、いくら探しても見つかりません。

仕方がないので、Google検索で「地図太郎plus ラスタ 色の変更」と入れて「すべて」でクリックすると、最初のページに自分のブログ記事が出てきました。

Google検索「地図太郎plus ラスタ 色の変更」(すべて)

「すべて」から「画像」に移動すると、自分の説明図がトップにでてきます。

Google検索「地図太郎plus ラスタ 色の変更」(画像)

このブログ記事をクリックすると、自分がこの操作をわからなくなったときのためのメモが書いてありました。

助かりました。

ブログ花見川流域を歩く番外編2016.03.07記事「地図太郎PLUSにおけるラスタ地図の色付け」画面

これまでに書いたブログ記事は本編や番外編など合せて2300以上になっていますから、忘れてしまったものも多くなっています。

忘れてしまったブログ記事の中には、いつか思い出すための記録も多数あります。

ブログ数も増えているので、多数のブログを一つ一つ端から検索するわけにもいきませんので、今回のように一般のGoogle検索を通じて自分の記事を見つけて利用する場面が増えそうです。

2016年8月30日火曜日

地図太郎PLUS V4.20の機能向上の1つ

趣味活動で愛用している地図太郎PLUSがV4.11からV4.20にバージョンアップしました。

12の項目が追加・改良されました。

そのうちに一つに

・タイトルバーにワークファイル名を表示(ワークファイルを使用している場合、編集レイヤ名に続けてワークファイル名・パスを表示します。)

があります。

地図太郎PLUS V4.20 タイトルバーにワークファイル名を表示

地図太郎PLUSではプロジェクト毎に多量のファイルや詳細設定を一つのワークファイルに記憶しておくシステムを採用しています。

異なるプロジェクトの並行作業を行うときに、ワークファイルが異なるので、便利です。

しかし、これまでは、使っているワークファイルの確認が不便な操作となっていました。

そこで、地図太郎PLUS販売社(東京カートグラフィック株式会社)にこの不便な操作の改善を提言しておきました。

今回のバージョンアップで、この提言が採用され、改良されたということになります。

これまで地図太郎、地図太郎PLUSの使い勝手を良くする提言を4回ほど行い、その都度全部採用していただきました。

地図太郎PLUSが大変使いやすいGISになるとともに、自分の要望も多少加わっていると考えると愛着が湧いてきます。

東京カートグラフィック株式会社さん ありがとうございます。

2016年8月27日土曜日

等高線様の輪郭補助線記入ヒートマップの作成

2016.08.25記事「ヒートマップ画像の改良」でヒートマップに輪郭線を加えて見やすくする方法をメモしました。

その後、実際に輪郭補助線を記入した画像を検討に使ったところ、自分の思考・発想が大いに刺激されました。

等高線様の輪郭補助線記入ヒートマップが分析ツールとして大変有用であることに気が付きました。

そこで、さらに輪郭線表示を見やすく改良を加えましましたのでメモします。

単純なプレゼンとしての分布図ではなく、分析思考・発想ツールとしての分布図としてヒートマップを活用できるようになりました。

等高線様の輪郭補助線記入という小さな思い付きが趣味活動に大いなる効果を発揮し始めています。

1 QGISで作成した生ヒートマップ

生ヒートマップ

2 ヒートマップから作成した輪郭線

カラー輪郭線

Photoshopの「輪郭線のトレース」機能のデフォルでは輪郭線はカラーになります。

3 カラー輪郭線とヒートマップの乗算

カラー輪郭線とヒートマップの乗算

ブルー色の輪郭線が見にくくなっています。

4 カラー輪郭線から作成した黒輪郭線

黒輪郭線

カラー輪郭線レイヤを色調補正機能により黒色に変換します。

5 黒輪郭線とヒートマップの乗算

黒輪郭線とヒートマップの乗算

見やすい乗算になっています。

6 参考 分布図表現 生ヒートマップ

参考 分布図表現 生ヒートマップ

最終プレゼンとして使うならば、これでもよい思いますが、分析的に画像を見ると不満が残ります。

7 参考 分布図表現 カラー輪郭線とヒートマップの乗算 

参考 分布図表現 カラー輪郭線とヒートマップの乗算

生ヒートマップよりはるかに分析的思考に役立ちますが、一部の輪郭線が見にくくなっています。

8 参考 分布図表現 黒輪郭線とヒートマップの乗算 

参考 分布図表現 黒輪郭線とヒートマップの乗算

全ての輪郭線が明瞭であり、分析的思考を促進できる分布図となりました。

2016年8月25日木曜日

ヒートマップ画像の改良

遺跡や遺構に関わる空間情報をヒートマップで表現することが多くなっています。

ヒートマップに等高線のような輪郭線を補助的に加えるとより見やすくなることに気が付きました。

生のヒートマップ

等高線のような輪郭線を加えたヒートマップ

生のヒートマップを使った分布図

輪郭線を加えたヒートマップを使った分布図

輪郭線はPhotoshopでレイヤーを複製し、その複製レイヤーについてフィルター→表現手法→輪郭のトレース(レベル188、エッジ…指定レベル以下の画像の廻り)で作成し、乗算により背景と重ね合わせ表示しました。

輪郭線を補助的に記入することにより、ヒートマップ表現の価値を高めることが出来ると考えます。

2016年8月24日水曜日

2016.08.24 花見川の虹

今朝弁天橋から上流方向の雲間に虹が見えました。

虹が水面に反射して珍しい風景となりました。

弁天橋から上流 虹

弁天橋から上流 虹 (望遠)

昨日は台風一過にも関わらず完全な曇天でしたが、今朝は散歩の時間になると急に青空が広がりました。

花見川風景

花見川風景

弁天橋から下流

畑の空

2016年8月22日月曜日

メモ 頻度データと全数データの変換操作

円グラフ分布図作成用データ(頻度データ)とヒートマップ作成用データ(全数データ)のデータ変換操作の違いをメモしておきます。


1 頻度データの全数データへの変換操作

ある遺物について遺跡別(あるいは遺構別)頻度データがある場合、これを円グラフ分布図で表現することができます。

この頻度データからヒートマップを表現しようとする場合、頻度データを全数データに変換する必要があります。

その時、Excelマクロを利用して行を指定数分(つまり頻度数分)コピーして全数データを作成します。

万単位のデータでは瞬時に作業を行う効率的なマクロが必須です。

頻度データの全数データへの返還操作

参考 円グラフ分布図

参考 ヒートマップ

2 全数データの頻度データへの変換操作

全数データがあり、その頻度データを作る際にはExcelのピボットテーブルを利用します。

数万のデータも瞬時に処理するので、どのような仕組みになっているのか不思議に思うほどです。

全数データの頻度データへの変換操作


頻度データと全数データ変換にエネルギーをかけなくてすむようになったので、遺跡発掘調査報告書学習の効率化がすすんでいます。

2016年8月17日水曜日

参考 ヒートマップ半径パラメータの値と画像変化

花見川流域を歩く本編ブログ2016.08.17記事「上谷遺跡 遺構分布図作成」でヒートマップを作成しました。

参考までにヒートマップの半径パラメータの値によって画像パターンがどれほど変化するか、資料を掲載します。

ヒートマップとは、イメージ的に説明すると、分布ドット毎に半径を指定した円を描き、その円がたくさん重なったところを赤、1つしか円がないところを青とし、その中間の重なりの程度毎にを燈、黄、緑で表示したものです。

半径パラメータを小さい値にすれば元の分布ドットに近い分布図に、大きな値にすれば全体を一つの分布にするようなパターンになります。

半径パラメータの設定方法は分析の目的に応じて適切なものを選ぶ必要があります。

参考 上谷遺跡 竪穴住居ヒートマップ 半径パラメータ10m

参考 上谷遺跡 竪穴住居ヒートマップ 半径パラメータ25m

参考 上谷遺跡 竪穴住居ヒートマップ 半径パラメータ50m

参考 上谷遺跡 竪穴住居ヒートマップ 半径パラメータ100m

今回の作業では半径パラメータ50mを採用しています。

2016年8月16日火曜日

20160816 花見川風景

今朝は久しぶりに早朝に青空が広がりました。

台風が近いせいか、雲が速いスピードで移動していました。

夜明け前

花見川風景

花見川風景

早朝に南の地平が赤くなるのは珍しい光景です。

弁天橋から下流

弁天橋から上流

弁天橋

畑の空

2016年8月14日日曜日

ニュースで見つけたGoogle Chromeのショートカット

Googleニュース画面を何気なくみていたら「Macでも使える!意外と知らないGoogle Chromeのショートカット11選」という項目が目に入りました。
クリックすると本当にGoogle Chromeのショートカット解説です。
ニュースにしては場違いですが、記事を読むと私が使っていないショートカットが多く、大変便利に感じました。
思いがけない有益情報入手です。
以下その一部を紹介します。
……………………………………………………………………
◆ブックマークする→「Ctrl + D」
もう☆マークを押す必要はありません。
お気に入りのページが見つかったら、Ctrl + D (Command + D)で一発ブックマーク登録。
◆ブックマークマネージャーを開く→「Ctrl + Shift + O」
「Ctrl + D」を覚えてしまったら、あなたのブックマークはまたたくまに増加するはずです。
大量のChromeブックマークを管理するには、ブックマークマネージャーが一番。
「Ctrl + Shift + O (Command + Option + B) 」でブックマークマネージャーが開きます。
まとめも、削除も簡単です。
◆新しいタブを開く→「Ctrl + T」
新しいタブで作業を続けたい時は、「Ctrl + T (Command + T)」たったそれだけ。
新しいタブで、Chrome拡張を働かせている方はなおさら重宝するかもしれません。
◆現在のタブを閉じる→「Ctrl + W」
もう小さなバツ印Xを探す必要はありません。
現在のタブを瞬時に閉じるためには、「Ctrl + W (Command + W)」を押してください。
ぜひ実際に試してみてください。
大丈夫です。ちゃんと復元の仕方もご紹介しますから。
◆最後に閉じたタブを開く→「Ctrl + Shift + T」
閉じてしまったタブを、実は閉じたくはなかった時。
「Ctrl + Shift + T(Command + Shift + T)」で元通り。最後に閉じたタブを蘇生してくれます。
後悔は早いに越したことはないのです。
◆となりのタブを見る→「Ctrl + Tab」
となりのタブをチラ見しましょう。
「Ctrl + Tab (Command + Option + →) 」で覗けます。
◆タブを切り替える→「Ctrl + 1, 2, 3, 4・・・9」
「Ctrl + Tab」だけでは処理できないほどたくさん開いてしまったら、「Ctrl + 1, 2, 3, 4・・・9(Command + 1, 2, 3,4・・・9 )」でピンポイントにタブを開きましょう。
1~8までで指定して、9を押せば常に右端のタブにジャンプしてくれます。
サクサクが止まりません。
◆マウスフリーでスクロール→「Space, Shift + Space」
「マウスが嫌いなわけじゃない。でもマウスフリーは気持ちいい」
マウス無しで作業を終えた時の達成感。無上の喜びにも似ています。
ページスクロールにはSpace、それは知っている人も多いことでしょう。
けれど、「Shift + Space」で逆さにスクロール出来ることを知っていましたか?
◆検索窓を選択する→「Ctrl + L」
そうです。検索窓も、マウス無しで選択できるのです。
「Ctrl + L (Command + L)」 を押してください。
そして、好きに検索してください。
……………………………………………………………………


花見川風景

2016年8月13日土曜日

2016年7月のふりかえり

ブログ「花見川流域を歩く」・ブログ「花見川流域を歩く 番外編」・ブログ「学習 幸福否定」の2016年7月の活動についてふりかえります。

1 ブログ「花見川流域を歩く」

● 鏡味完二地名型学習

6月に引き続き、千葉県小字データベースの試用としての鏡味完二地名型検討を行い、完結することができました。

60年以上前の著作を読み、その内容を私家版千葉県小字データベースで確認しながら学習することは、自分にとっての新知見が続出し、大変良い養分吸収活動となりました。

また、私家版千葉県小字データベースの有用性を確認でき、今後の活動の主要な情報源としてGIS化をすすめる決意を新たにしました。

同時に地名検討と現在行っている遺跡発掘調査報告書学習が深く結びつきました。

特に地名型別所の学習は蝦夷戦争による俘囚移配に関することです。

萱田遺跡群、鳴神山遺跡、船尾白幡遺跡などは蝦夷戦争後の9世紀に発展し、9世紀中葉から後葉にピークに達しますが、その頃俘囚の大反乱が発生しています。

これまで、自分の頭中では、発掘調査報告書の学習(遺物や遺構のGIS分析等)と俘囚とは結びついていませんでした。

しかし、別所の学習をする中で、萱田遺跡群、鳴神山遺跡、船尾白幡遺跡などで検討した情報(遺物や遺構)と俘囚とが結びつくものがあるのではないだろうかという大きな疑問が浮かびあがりました。

別所という地名と萱田遺跡群、鳴神山遺跡、船尾白幡遺跡などは直接関わりはないようですが、それらの古代集落の構成員に俘囚がいて、大きな役割を果たしていたのではないだろうかという疑問、興味が日に日に強くなっています。

鏡味完二の地名型を通しで学習して良かったと思います。

学習に使った鏡味完二の図書(古書店から購入)と図書館から借り出して利用している別所関係図書

● 船尾白幡遺跡の学習

長らく中断していた船尾白幡遺跡の学習を完結させました。

● 私家版千葉県歴史・地名GISデータベースの構築

千葉県遺跡データベース(千葉県WEB公開)、千葉県墨書土器データベース(明治大学WEB公開)、千葉県小字データベースをGIS上でリレーションさせて総合的に運用する私家版千葉県歴史・地名GISデータベースの構築を進めました。

完全ではありませんが、遺跡データベースと墨書土器データベースのリレーションができました。

また明治時代の千葉県管内図(大字分布図)を入手し、小字データベースの大字レベルGIS化に踏み出せる状況が生まれました。

千葉県立中央図書館から提供していただいた千葉県管内実測全図原本の精細データ(TIFFファイル)

関連して、全国大字町丁目GISデータベースを構築しました。

● 上谷遺跡の学習

上谷遺跡の学習に着手しました。


2 ブログ「花見川流域を歩く 番外編」

趣味活動の中で面白いと思ったこと、新鮮に感じたことを記事にしています。

このブログ活動を1人で行うグッド&ニュー活動として位置づけていますから、記事内容の充実度ではなく自分の気持ちに響いた事柄の感情を表現するようにしています。

7月の記事内容にストーリー性は全くありませんが、自分に内在する多様な興味の所在をこのブログに投影して楽しんでいます。

3 ブログ「学習 幸福否定」

笠原敏雄著「幸せを拒む病」(フォレスト出版)の学習を行い、自分の心のグズの部分を弱めることを目的とし、趣味活動(ブログ活動)の生産性向上を目指しています。

シナリオのない、効果がどれだけあるかわからない学習、それも完全専門外の学習です。

しかし、この本を読むと思考がいろいろと触発されるので、学習は楽しめています。

4 趣味活動に関する出来事

● 印西地域史講座聴講

7月24日に印西市で開催された印西地域史講座第2回で西野雅人さんの「縄文人・古代人に好まれた印西の住環境」を聴講しました。

鳴神山遺跡や船尾白幡遺跡は印西市にあり、西野さんの講義は大変興味深いものでした。

近々感想をブログ記事にする予定です。

● ブログ閲覧数の一時的急上昇

番外編に記事で書きましたが、テレビ番組で花見川の不法占用を扱ったものがあり、その余波で過去記事の閲覧数が一時急上昇しました。

花見川流域を歩く番外編2016.07.04記事「噂の東京マガジン効果」参照

その後、恐らく同じコンテンツを編集して別番組でのTV朝放映があったようで、再びブログ閲覧数が急上昇しました。

5 2016年8月のイメージ

● 上谷遺跡の検討学習を完結させる予定です。

● 私家版千葉県歴史・地名GISデータベースの完成度向上に取り組みます。

● GISデータベース操作分析力向上のためのパソコンソフトスキル習得策を検討し取り組みます。

● 房総古代社会における俘囚の意義について学習を深めます。


参考 ブログ「花見川流域を歩く」の2016年7月記事
○印は閲覧の多いもの

参考 ブログ「花見川流域を歩く 番外編」の2016年7月記事
○印は閲覧の多いもの

参考 ブログ「学習 幸福否定」の2016年7月記事
○印は閲覧の多いもの

2016年8月11日木曜日

曇天花見川風景の写真表現

今朝(2016.08.11)は曇天でしたが、雲に筋状の切れ目があり、青空と朝焼けの赤が模様として見えました。

雲の隙間から空の様子が垣間見える風景に出会うと、その印象的な様子をHDR写真で自分好みにいつも表現したくなります。

写真遊び(Photoshop遊び)をしてみました。

2016.08.11 花見川弁天橋から上流風景 普通モード写真

このブログの風景写真はほとんどすべてHDRモード写真を利用していますから、このような普通モード写真をブログに掲載することはありません。

HDRモード写真(絵画モード写真)

普通モード写真より現場風景の特徴を捉えた写真に感じていますが、光量が少ない曇り早朝では暗い写真になってしまいます。

HDRモード調整写真 1

筋状に漏れる光を強調するとこのような写真になります。

HDRモード調整写真 2

筋状の光を強調し、かつ全体を明るくしてみました。

HDRモード調整写真 3

全体の印象を柔らかくしてみました。

HDRモード調整写真 4

さらに写真を明るくしていみました。

HDRモード調整写真 5

さらに空の色を明るくしてみました。

生のHDRモード写真より自分が現場で受けた印象をより適切に表現できている感じます。


雲の隙間から青空がのぞいている花見川風景について同じ写真遊び(Photoshop遊び)をしてみました。

2016.08.11 花見川弁天橋から上流の空風景 普通モード写真

HDRモード写真(絵画モード写真)

HDRモード調整写真 1

HDRモード調整写真 2

HDRモード調整写真 3

HDRモード調整写真 4

HDRモード調整写真 5

HDRモード調整写真 4がわざとらしさが少なくて、かつ自分が受けた印象をある程度表現していて
、無難なのかもしれません。