2016年4月29日金曜日

2016.04.29 花見川風景

歩き出したときは青空でした。

花見川風景

花見川風景

花見川風景

上ガス(メタンガス湧出)が日に日に激しくなっています。

上ガスの季節到来です。

自分にとって上ガスは季節感を感じさせてくれる風物となりました。

上ガス

弁天橋から下流

連休初日ですから、カヌーで釣りを楽しんでいる人がいました。

カヌーの人

弁天橋から上流

散歩が終わるころには空がすっかりと雲に覆われて、朝日もさえぎられていましました。


2016年4月28日木曜日

Google Earthにおける市町村界を利用した立体グラフ

2016.04.27記事「Google earthにおけるグラフ立体表示」で、GE-Graph: Graph for GoogleEarthというソフトを使って、点情報を立体グラフとして表示できるようになることを書きました。

このソフトを使って、千葉県の市町村別境界を利用して、市町村を空中にせりあがらすような立体グラフ作成に挑みました。

ところが、このソフトは通常使うkmlファイルの構文解析能力が低く、時間ばかり浪費してしまい、実用的ではないことが判りました。

次のような方法を使えば、手作業になりますが、自分の思う通りのグラフができることに気が付きましたので、メモしておきます。

1 GISホームページ(国土交通省国土政策局国土情報課)の国土情報ダウンロードサービスから千葉県行政区域データ(シェープファイル形式)をダウンロードする。

2 シェープファイル形式ファイルをGIS(地図太郎PLUS)で表示して、kmlファイルとして書き出す。

3 書き出したkmlファイルをGoogle earthに表示する。

4 ある市町村の区域内を右クリック→プロパティで開くウィンドウの「スタイル、色」で色を、「標高」で地面に相対を選び、同時に標高をスケールで入れる。また側面を地面に延長にチェックを入れる。

これで、1市町村のグラフが出来上がりです。

市町村界を利用した立体グラフ

4の操作を必要とする全市町村(千葉県は54市町村)について繰り返す必要があります。

4の標高の記入(つまり表現したい事項の相対的な値)や色指定をExcelライクのソフトで一括してできればよいのですが、ないはずはないと思いますので、見つかっていないので、探したいと思います。

期待したGE-Graph: Graph for GoogleEarthは実用的に活用することはできません。

現時点では全て手作業です。

しかし、市町村境界を利用した立体グラフができるようになったことは、それができないことと比べると、大いに進歩したと思います。

今後、墨書土器の検討とか、小字の検討などで、このささやかなグラフ作成スキルが活用できそうです。


2016年4月27日水曜日

Google earthにおけるグラフ立体表示

GE-Graph: Graph for GoogleEarth というフリーソフトを入手して、Google earth proで立体グラフをつくれるようにしました。

これまで地図太郎PLUSでグラフ分布図を作成していたのですが、それを立体表現できるツールを入手したことになりますので、表現様式が多様化して、思考結果をより的確に表現できるようになると思います。

特に空間情報の重要な特徴をデフォルメして表現できますから、このソフトに期待します。

試しに「墨書土器「子」「小」合計出土数と下総国領域」というグラフ分布図を立体表現してみました。


「墨書土器「子」「小」合計出土数と下総国領域」のGoogle earth proによる立体表現 1
地理院地図(色別標高地図)をGoogle earth proにオーバーレイ表示している。

千葉を俯瞰する視点の位置を変えて自由に表現できることから、地図作製自由度が飛躍的に増し、作業が快適になります。

「墨書土器「子」「小」合計出土数と下総国領域」のGoogle earth proによる立体表現 2
地理院地図(色別標高地図)をGoogle earth proにオーバーレイ表示している。

「墨書土器「子」「小」合計出土数と下総国領域」のGoogle earth proによる立体表現 3
地理院地図(色別標高地図)をGoogle earth proにオーバーレイ表示している。

「墨書土器「子」「小」合計出土数と下総国領域」のGoogle earth proによる立体表現 4
地理院地図(色別標高地図)をGoogle earth proにオーバーレイ表示している。

なお、「子」「小」は蚕を意味していることから、棒グラフの高さが高い所は養蚕が盛んであった可能性のある奈良・平安時代遺跡を意味します。

養蚕は下総国が中心であり、上総国は太平洋岸でのみ行われていたようです。

下総国は絹生産、上総国はブランド品の望陀布生産というように、布生産では棲み分けをしていたようです。

ブログ花見川流域を歩く本編の2016.03.28記事「参考 千葉県における墨書文字「子」「小」(=蚕)出土遺跡」参照

地図太郎PLUSで表現した「墨書土器「子」「小」合計出土数と下総国領域」は次の通りです。

地図太郎PLUSで表現した「墨書土器「子」「小」合計出土数と下総国領域」

自分の思考結果の特徴をわかりやすく表現するときはGE-Graphを使い、あらたまった表現が必要な時は地図太郎PLUSを使うといった使い分けができるようになりそうです。

なお、GE-Graphでは次のようなグラフ3D表現が可能です。

GE-Graphで可能なグラフ3D表現

2016年4月26日火曜日

Google earth proの起動時間を短縮する

Google earth proの起動時間がいつの間にかとてつもなく長くなってしまっていました。

いつか調整しなおそうを思いつつ、決断を先延ばししてきました。

しかしとうとう限界点に達したような状況になってしまいました。

人を待たせていて、いつまでもGoogle earth proが立ち上がらなかったからです。

これまではGoogle earth proを立ち上げると次の画面が出て、時間が経ってしまうのでしたが、我慢してきていました。

場所パネルに沢山のフォルダーを置いているためであることはわかっていました。

Google earth pro立ち上げ画面

Google earth proは起動時に場所パネルのお気に入りにあるフォルダのすべての情報が処理されます。表示チェックが入っていなくても処理されます。

しかし、場所パネルのお気に入りにフォルダをつくって情報を入れておけば便利なので、情報をその場所に蓄積してきてしまっていたのです。

思い切って40近くあるすべてのフォルダをハードディスクに移動しました。

ハードディスクに移動したGoogle earth proのフォルダ

その結果、Google earth proは瞬時に立ち上がるようになりました。

瞬時に立ち上がったGoogle earth pro

場所パネルを空にして、気分が一新し、いままで以上に高度な空間表現手段としてGoogle earth proを使いこなしていきたいと思いました。

Google earth proを使って空間情報を立体グラフとして表現するスキルは近々身に着けたいと思います。

また、これまでGoogle earth proをGISというより地図帳として捉えていたのですが、最近ではその情報が日々更新される最上等背景地図・写真を供えたGISソフトとして捉えるようになりました。

2016年4月25日月曜日

ヨコヅナサシガメの集団

2016.04.15記事「桜の木で越冬する昆虫」でヨコヅナサシガメの集団を紹介しました。


ヨコヅナサシガメの集団

その後、5齢幼虫の集団から成虫になったものが現れました。

ヨコヅナサシガメの集団 2016.04.23

ヨコヅナサシガメの集団 2016.04.25

どうも成虫になったものが5齢幼虫を共食いしているようです。

2016年4月23日土曜日

天山山脈の氷河

飛行機の窓から天山山脈の氷河風景を見ました。

天山山脈の氷河風景

Google Earthで同じ風景を再現できました。

Google Earthで再現した天山山脈の氷河風景

キルギス国境付近の中国領(新疆ウィグル自治区)の天山山脈で、タクマラカン砂漠に注ぎ込む水系です。下流にはアクスという町があります。

動画で同じ風景を示すと次のようになります。


天山山脈氷河までの移動

2016年4月15日金曜日

桜の木で越冬する昆虫

散歩道にある桜の木の窪んだ場所で昆虫が集団越冬してきています。

昨年の10月から観察してきているのですが、まだいます。

桜の木の窪んだ場所で越冬体制に入った昆虫集団
2015.10.12撮影

桜の木の窪んだ場所で越冬体制に入った昆虫集団
2015.10.12撮影

カマキリの卵がありますから、それを食べるために集まって越冬したようです。
30頭近くいます。

人目につく桜の木の表面ですから、集団がだれか人にそのまま押しつぶされてしまうように感じが脳裏に浮かび、時々集団の存在を確認してきました。

雨や雪をある程度避けることはできそうですが、越冬場所としてはあまり良い場所とは思えません。

散歩がいつもより遅れて日差しがよく当たった時間に観察すると、集団がばらけていました。餌を求めているのかもしれません。

日光のよく当たった時間のばらけた昆虫集団
2016.03.31撮影

15頭に半減しています。

桜が満開になっても15頭の集団をつくっています。

満開の桜の木にいる昆虫集団
2016.04.09撮影

満開の桜の木にいる昆虫集団
2016.04.09撮影


WEBでどのような昆虫なのか調べてみました。

ヨコヅナサシガメの5齢幼虫であることが判りました。

(WEB検索で昆虫の種類が判り、一種の感動を覚えます。)

外来生物です。

WEBでヨコヅナサシガメの詳しい情報を知りました。

2016年4月13日水曜日

コジュケイに個体認識される

コジュケイ親子に個体認識されたようなので記録しておきます。

早朝ある同じ場所で以前からコジュケイ親子に会います。

以前は雛もヒヨコ程度で、親が散歩者が近づいて、危険を察知して避難させる様子が少しかわいそうでした。

だんだん雛も大きくなりましたが、私が近づくと慌てて隠れる様子は変わりませんでした。

ところが、最近私を見てもあまり逃げなくなりました。3~4m近くまで寄っても慌てる様子もなく、フェイントをかけるように少し移動して、私をやり過ごします。

私から見ると、足元にコジュケイがいて、どかないように見えます。

もともと他の野鳥と比べてコジュケイは警戒心が強く、以前はみかけることが少ない鳥でした。

野鳥を驚かさないための工夫として、野鳥を見つけたことを態度を示さないで、歩く速度と方向を一定にすることは心がけています。そして最近は地味な服装ですから、空間の中で恐らく目立たない移動体になっています。

そのような心掛けが功を奏したのかどうか判りませんが、コジュケイが私という人個体を個別認識して、その人個体に対する警戒心を少し解いたのかもしれません。

早朝で人通りはほとんどありませんから、私を個体認識している可能性は濃厚だと考えています。

「いつものあれが来た」とコジュケイは私を見ているようです。

以前撮影したコジュケイ



2016年4月11日月曜日

花見川で見かけた生痕化石

花見川散歩でいつも写真を撮っている水際付近に生痕化石がありますので紹介します。

水際のなだらかな斜面の一部の表土が削れて、比較的しまっていて硬そうに見える泥岩が足元に露出している場所があります。

上岩橋層と呼ばれる洪積層です。

花見川河床付近の上岩橋層のミニ露頭

この地層に、それを穿った穴の化石が多数見つかります。

上岩橋層の生痕化石

浅海でこの地層を穿ってアナジャコ等の生物が生活していた証拠です。

上岩橋層の上は下末吉海進の堆積物である木下層です。

このミニ露頭は上岩橋層の上限付近にあるようですから、もしかしたら下末吉海進の時、海が上岩橋層を削って広がり、その時生物が上岩橋層を穿って生息したのかもしれません。

なお、この近くには現在の花見川(印旛沼堀割普請による人工開削)とは逆方向に流れていた河川(古柏井川)があり、その谷底が河岸段丘となって一部残存しています。

その河岸段丘の地層を見ることができる露頭が竹藪の中にあり、東京軽石層を観察できます。

2016年4月9日土曜日

2016.04.09 花見川風景

今朝の散歩は年間快適さで上位10位以内に入るような快適散歩となりました。

高層のゆっくり流れる薄い雲のある晴れ、かすかに冷気を時々意識する気温、足元の湿気、芽吹いた草木、まるで自分に集まってくるような大小の野鳥、水面ではねる魚と浮かぶ桜の花びら、満開の桜…。

花見川風景

花見川風景

花見川風景

花見川風景

弁天橋から下流

弁天橋から上流

横戸緑地の桜

2016年4月7日木曜日

こてはし台調整池の桜満開

2016.04.06にこてはし台調整池の桜を見てきました。

桜が満開で、近所の子どもがビオトープを走り回っていました。

桜を目当てに散策に訪れる人も多くいました。

桜満開のこてはし台調整池

桜満開のこてはし台調整池

桜満開のこてはし台調整池

桜満開のこてはし台調整池

桜満開のこてはし台調整池

桜満開のこてはし台調整池

こてはし台調整池の看板

看板にはつぎのような文章が書かれていました。

「こてはし台調整池は、千葉大学、こてはし台小学校、こてはし台自治会と千葉市による協議会で、調整池の有効な活用方法等について平成16年度から話合いを重ねてきたうえで、水辺づくりの整備が実現したものです。」

2016年4月6日水曜日

2016.04.06 桜満開早朝花見川風景

花見川には霧が出ていましたが、桜が満開で、桜の木の存在が一目瞭然でした。

花見川風景

花見川風景

花見川風景

弁天橋から下流

弁天橋下流東岸の桜

弁天橋上流

散歩道の桜

横戸緑地の桜

横戸緑地の桜

満開の桜を見ると、半世紀前になってしまいますが、反射的に進学進級卒業のイメージを抱いてしまいます。

私の場合、桜満開の光景は青年期と強く結びついているようです。

高校3年に進級し、3年生全員の中で私一人だけ特定科目(日本史)を履修しないで、その時間だけ自由で、桜の花びらが散る校庭で英語の辞書を調べていて、たまたま散って降りてきた桜花びらが辞書に挟まり、現在もその花びらが辞書に挟まっていることを思い出します。