2019年2月25日月曜日

Photomerge(パノラマ画像作成)できる写真できない写真

PhotoshopでPhotomerge(パノラマ画像作成)できる写真できない写真の違いを意識させられたのでメモします。

1 Photomerge(パノラマ画像作成)できる写真

Photomerge(パノラマ画像作成)できる写真
同じ視点場から地物を重ねて写真をとればPhotoshopでPhotomergeできます。

2 Photomerge(パノラマ画像作成)できない写真

Photomerge(パノラマ画像作成)できない写真
別の視点場から同じ地物を別角度から撮った写真はPhotoshopでPhotomergeできません。
当たり前の話でこの事実は知っていたかいなかったか問われれば先刻承知していました。

しかし土器模様の展開図モドキを作成するときに、3D用撮影写真をPhotomergeすれば、もしかしたら奇妙な画像が出現し、それを何かに利用できるかもしれないという下心があり、ダメモトで試したのでした。
まさにダメでした。各種工夫を凝らしたのですが全て徒労に終わりました。

土器模様展開図の例

今回、Photoshopをだますことはできませんでした。
なお地物を重ねて風景写真を撮る場合、視点場を移動してもPhotomergeできる場合があります。Photoshopをだまして、とても奇妙なパノラマ写真を作ったことがあります。

PhotoshopをだましてPhotomergeした例
ブログ世界の風景を楽しむ2016.10.22記事「フランス ボソン氷河


2019年2月19日火曜日

展示土器ガラス越し観察の技術限界

現在、加曽利貝塚博物館の企画展「あれもE これもE -加曽利E式土器(千葉市内編)-」(3月3日まで開催)の展示土器の学習をしています。素晴らしい企画展であり、縄文中期後半の社会崩壊を考える時、またとない土器学習の場となり、感謝、感謝です。

土器学習を始めたばかりであり、右も左もわからないのですが、展示土器のガラス越し観察というものがどのようなものであるのか、その技術的限界が判ったような気がしますのでメモしておきます。

1 検討対象土器
加曽利EⅡ式連結渦巻文対向土器No.9を検討対象とします。
ブログ花見川流域を歩く2019.02.18記事「加曽利EⅡ式連結渦巻文対向土器の観察」参照
No.9土器はショーケースの中で前列真中でいわば特等席に展示してあります。

No.9土器の展示位置

2 No.9土器の口縁部文様と展示会場における見え方

No.9土器の口縁部文様

No.9土器口縁部文様の展示会場における見え方
「2つの渦巻文が細い隆帯で連結」の1つと「円形区画文とそれを挟む2つの楕円形区画文」の半分程度が見えます。
「2つの渦巻文が細い隆帯で連結」のもう一つは裏側で完全に見えません。
「長楕円形区画文」は視覚的にはその大半が見える位置にありますがガラスの反射がきつく、同時に照明が暗く有効な観察が困難です。
視覚的には220~230度くらいの範囲での観察を期待したいところですが、現実は180度くらの範囲で有効な観察ができました。

3 3Dデータの作成範囲

作成した3Dデータ
ぎりぎりの端からの写真を含めた多写真を使い3Dデータを作成しました。写真が重なっている部分しか3Dデータは作成できません。結果的に口縁部文様は150度くらいの範囲をカバーしています。しかし照明が暗い部分でガラス面反射がある場所(長楕円形区画文の場所)の精度はあまり良くないようです。

4 感想
展示土器観察の技術的限界がだいたいわかりました。
視覚的に見えるべき場所も実際の有効的観察ができない場所があります。
正面180度の観察を基本として、側面の観察を少しでも広く稼げればラッキーという気持ちになっていれば間違いありません。
口縁部文様はその全体像はもちろん、本来観察すべき主要事象も観察不可能な場合があると割り切りざるをえません。
展示土器観察の技術的限界を踏まえることにより、つまりある種の割り切りを気持ちに導入することにより、より効率的に展示土器観察を行うことにします。同時に主要土器についてはその土器観察記録(調査記録)の閲覧が必須であることを確認しました。

2019年2月16日土曜日

3DF Zephyr Freeの操作メモ

3DF Zephyr Freeを使った縄文土器3Dデータ作成のステップをメモします。

1 写真の切抜調整

写真の切抜調整
ガラス越し撮影写真4枚を土器だけになるように切抜、画像調整しました。
画像調整はPhotoshopで画像レイヤを複製し、その複製レイヤをフィルター→ハイパス→4%にしてビビッドライトで画像レイヤと重ねてjpegで書き出しました。
フォトショップを使った調整は画像の見た目をクリアにする目的でおこなったものであり、3D化のためではありません。おそらく撮影写真を切り抜くだけで(ピントが合っていれば)3D化の写真とすることができると考えます。
たまたま連続して異なる方向から撮った写真で使えそうなもの4枚を選定しましたが、より多数の写真を使った方がよいと考えられます。3DF Zephyr Freeは50枚までの写真に対応しています。

2 3DF Zephyr Freeの操作

基本4ステップの様子
写真を取り込んだ後、基本ステップは次の4つです。
1 低密度点群作成
2 高密度点群作成
3 メッシュ作成
4 テクスチャ付メッシュ作成
それぞれについて対象地物や状況の違いに応じて詳細な設定が可能です。現在の自分の入門レベルでは詳細設定を利用しません。

参考 メッシュの様子

3 3DF Zephyr Freeの画面

3DF Zephyr Freeの画面
3D立体物に写真を張り付けた様子

3DF Zephyr Freeの画面
3D立体物だけを表示した様子

4 3Dデータの出力
出力として「テクスチャ付メッシュを出力(フォーマットタイプ4種)」、「カレントビューをPDFとして出力」、「スクリーンショットを取得」ができます。

3Dデータ出力の様子



2019年2月12日火曜日

Photoshopワープ機能による旧版図図郭線整形

旧版図をQGISにプロットする際に生じる旧版図図郭線の不整形による不都合の修正にPhotoshopワープ機能が有効であることに最近気が付きましたので、メモします。

旧版図(大正年間など戦前のもの)の図郭界線が凹曲線あるいは凸曲線になっている場合があります。旧版図原本(紙)が伸縮したり皺がついたため、電子原本にそれが表現されてしまっているからです。

旧版図図郭界線の凹曲線にイメージ
実際の例ではなく、イメージのために作画したものです。実際の現象はきわめてミクロな現象(紙上で1~2㎜以下)です。

この図郭界線凹曲線(凸曲線)を修正しないとその旧版図をGISにプロットしたとき、隣接図郭との間に隙間が生れてしまい不都合が生じます。

隣接図郭との間に隙間が生れた例

この凹曲線(あるいは凸曲線)を修正するのにPhotoshopワープ機能が有効です。

Photoshopワープ機能で凹曲線を直線に修正している様子
実際の例ではなくイメージのために作画したものです。

隣接図郭との間の隙間を除去した様子

直線が斜めになる不整形はPhotoshop自由変形機能で修正できることは以前から知っていたのですが、曲線不整形の修正をワープ機能で出来ることを知り、旧版図のQGISプロットに問題が無くなりました。

2019年2月9日土曜日

複数モニター利用時の文字拡大不都合の便宜的解決策

あるソフト(3DF ZEPHYR FREE)を起動させて使いだしたところ、子Windowが画面下に飛び出し、その画面を上移動や縮小が出来ないという不都合が生じました。このソフトを利用することができません。
同様の不都合はIllustrator、InDesignで生じていて、その原因がパソコン設定で文字の大きさを拡大(100%→150%)していることにあることは既に知っていました。しかしIllustratorやInDesignでは作業に影響がないのでそのまま放置していました。
そこで、そのソフトを利用するために文字の大きさを150%→100%に設定しました。
その際、文字の大きさ設定がモニター毎であるということを理解しておらず、4枚のモニターのうち一番左のモニターだけを100%に設定しました。
そのソフトを立ち上げると文字150%設定のメインモニターですから、再び不都合が生れました。
もしかしたら文字100%のモニターに子Windowを移せば問題解決するかもしれないとひらめき、そうすると確かに問題解決しました。

文字大きさ設定の違いによる子Window挙動の違い
結果として、メインモニターは文字大きさ150%で老化した眼でも画面を利用しやすく、補助モニターは文字大きさ100%で子Window挙動の不都合を回避するという折衷的便宜的解決策に到達しました。

Illustrator、InDesign、Photoshopなどは左モニターに多数の子Window(ツール)を配置し、その右モニターをメイン画面(ワーク画面)として利用していますから放置してきた不都合も一挙に解決できることになりました。それどころかいままで以上に多数ツールを配置することができ、作業効率の向上が見込めそうです。
2017.07.14記事「発想ツールとしてのInDesign

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どのソフトもメイン画面は文字大きさ拡大の影響をうけませんが、子Window画面だけが影響を受けるという現象があるようです。子Window画面モジュールの仕様が親画面とは違うようです。

2019年2月8日金曜日

環境依存文字のQGIS(&Google earth pro)表示超裏技

環境依存文字(例 №、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ、①、②、③、④など)をQGISに表示することは困難であると考えていました。
2019.02.02記事「環境依存文字撲滅大作戦
ところがそれを可能とする超裏技をFacebook公開グループQGIS User Group Japanで今井優さんから教えていただきましたので紹介します。

1 環境依存文字表示のQGIS超裏技
csvファイルをデリミティッドテキストレイヤとしてQGISに追加する際、csvファイルのエンコーディングをshift_JISにして日本語表記ができるようにしたのですが、これでは環境依存文字が文字化けしてしまいます。
超裏技はcsvファイルのエンコーディングをsystemとして設定する方法です。日本語表記になり、環境依存文字も表示できます。おそらく日本語環境Windowsパソコン限定の方法だと想像します。

csvファイルエンコーディングsystem ラベルを「遺跡名」にしたときのデリミティッドテキストレイヤ表示
環境依存文字が表示されています。

csvファイルエンコーディングshift_JIS ラベルを「遺跡名」にしたときのデリミティッドテキストレイヤ表示
環境依存文字が文字化けしています。

2 Google earth proでも環境依存文字が表示される
この超裏技をつかって作成したQGISデリミティッドテキストレイヤをkmlファイルにエクスポートしてGoogle earth proで表示すると、Google earth proでも環境依存文字を表示できます。

Google earth proにおける環境依存文字の表示

Google earth proにおける環境依存文字の文字化け

環境依存文字表示のQGIS超裏技はQGISユーザーのみならずGoogle earth proユーザーにも多大な恩恵をもたらします。
Facebook公開グループQGIS User Group Japanの今井優さんに感謝します。

3 しかし環境依存文字撲滅が必要
当座の応急的、対症療法的措置として環境依存文字を表示できるこの超裏技は特効薬的効果があります。
しかしデータベースの中に環境依存文字が入っていると検索で極めて大きな不都合が生れます。検索で不都合が存在するデータベースの利用価値は大いに低くなってしまいます。また日本語環境Windowsではない環境で日本語csvファイルを使う人々も増えてきています(日本語ファイルの国際化)。これら諸般の理由から環境依存文字の撲滅は必須の課題だと考えます。
ただし、考古学土器形式などではⅠ、Ⅱ、Ⅲと1、2、3を意識して使い分けている事例があり、単純にⅠ→1、Ⅱ→2、Ⅲ→3のように変換することは危険をともなうようです。

2019年2月7日木曜日

F11キーによる全画面表示の便利

何十年もパソコンをさわってきていて、いまさらですがF11キーによる全画面表示の便利さに最近気が付きましたのでメモします。

1 エクスプローラー

通常画面

全画面表示
通常画面でF11キーを押すと全画面表示になり、そこでF11キーを押すと通常画面にもどります。
通常画面でもう少しコンテンツを表示したいという時が結構あります。その際F11キーによる全画面表示が便利です。私の設定では上3行が無くなり、多用している特大アイコン表示の画像を沢山表示できます。

2 chrome

通常画面

全画面表示
通常画面でF11キーを押すと全画面表示になり、そこでF11キーを押すと通常画面にもどります。
WEB画面を切り取ってブログコンテンツに利用することは頻繁にしていますが、私の設定では3行分画面が広がります。消えた3行分の中にはブックマーク行があり、あまり人に見せたくないものですから、より効果的です。

3 他のソフト
QGISはF11キーで消せるのは1行のみでほとんど意味がありません。
File Maker、AdobeソフトはF11キーに反応しません。

2019年2月4日月曜日

2019年1月ブログ活動のふりかえり

ブログ「花見川流域を歩く」とそのファミリーブログの2019年1月活動をふりかえります。

1 ブログ「花見川流域を歩く」
私家版千葉県遺跡データベース地図帳の検討をまとめました。その結果は総集編サイトに表示しました。サイト「私家版千葉県遺跡DB地図帳
1月15日はブログ開設8周年記念記事を書きました。
縄文時代学習を計画的にはじめることとして最初は縄文土器学習に集中して取り組みだしました。ふと気がつくと加曽利貝塚博物館で企画展「あれもE これもE -加曽利E式土器(千葉市内編)-」を開催していたので観覧しました。さらに縄文土器講演会の日程にもラッキーに遭遇できて参加しました。そうした偶然による好機遭遇により縄文土器学習の幸先よいスタートを切ることができました。好機遭遇にTwitter活用が寄与しています。同時に細々と縄文木製品学習も併行して行い、自分レベルでは興奮を禁じ得ないような情報に遭遇しました。

2 ブログ「花見川流域を歩く 番外編」
メインブログに「学習管理」のページを設けたという記事を書きました。この「学習管理」ページは自分の趣味活動にとってきわめて重要な仕掛けとなりました。ブログという(TwitterやFacebookなども)記事の間に時間的前後関係しか表現できない直線状構造を乗り越えて多様な興味(視点)により記事を整理、再整理できる構造を用意できました。
Windows10のバージョンアップを行い、エクスプローラーを黒モードにするなど顕著なパソコン操作環境改善がありましたので記事にしました。また縄文土器学習で3Dデータ作成を決断しましたのでその関連記事を書きました。

3 ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」
25編の早朝散歩記事などを書きました。ハクビシン幼獣2頭との遭遇などもありました。また月の撮影なども行い花見川と自然について濃厚に楽しむことができました。

4 ブログ「世界の風景を楽しむ」
氷河記事2編を書きました。

5 ブログ「芋づる式読書のメモ」
「縄文はいつから!?」の学習を終え、「銃・病原菌・鉄」の学習を始めました。6編の記事を書きました。

6 1月活動の特徴
趣味活動のメインとして縄文土器学習を置いて、さらに私家版土器図鑑をつくるというプロジェクトを設定したことにより活動が具体的で迷いの少ないものになりました。好機にも遭遇できました。同時に多様な興味・活動をブログ記事にかいても自分自身が混乱しない仕組み(「学習管理」のページ設置)も出来ました。一言でいうと縄文時代学習の基礎が出来つつあるということです。

7 2月の活動
隆起線文土器の閲覧を予定していますので、草創期土器の学習を深めたいと考えます。同時に加曽利E式土器の学習も深めその前後時期土器形式にも学習触手を広げたいと思います。なお撮影土器の3Dデータ化技術獲得を2月中に実現したいと考えています。

参考
ブログ「花見川流域を歩く」2019年1月記事
○は閲覧が多いもの
ブログ「花見川流域を歩く 番外編」2019年1月記事

ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」2019年1月記事

ブログ「世界の風景を楽しむ」2019年1月記事

ブログ「芋づる式読書のメモ」2019年1月記事
花見川風景 薄雪化粧

Google+終了

今朝Google+からサービス終了のメールが届きました。ニュースですでに知っていましたがサービス終了が現実のものとなると熱心な利用者ではないにもかかわらず少し寂しい気分となります。

Google+からサービス終了のメール
ブログ(Blogger)を始めた8年前当初からブログ記事とGoogle+を連動させていました。
TwitterやFacebookよりGoogle+の方が画面がきれいだという特色があります。また海外の情報を気楽に得ることが出来ました。TwitterやFacebookとの競り合いに負けて利用者が少なくなれば退場するのみです。

自分のGoogle+ホーム画面

2019年2月3日日曜日

加曽利E式土器学習図鑑

縄文土器形式の学習を始めています。草創期から後晩期までの全形式の縄文土器現物を博物館や資料館等で写真撮影し、主要なものは3Dデータ化して学習ツールとしての私家版縄文土器学習図鑑をつくりながら、そのツールを活用しながら学習を進める予定です。
現在加曽利貝塚博物館で企画展「あれもE これもE-加曽利E式土器(千葉市内編)-」が開催中で、加曽利E式土器コレクションが充実していて、かつ写真撮影が可能です。そこでこの企画展展示土器を事例として縄文土器学習図鑑の作成方法等について検討することにします。

1 展示物の個別番号の設定とフォルダー作成、写真収納
自分専用の展示物個別番号を設定し、個別番号毎のフォルダーをハードディスクに作成し、撮影写真を収納します。

加曽利貝塚博物館企画展展示物の個別番号

2 調整写真の作成

個別番号毎に土器細部の観察に最もふさわしい原本素写真を選定して、その写真を調整してシャープな感じ、解像度が向上した感じにします。この調整作業により土器細部の観察が臨場感をもって可能になります。

個別番号(例1)フォルダー内の写真
1・2はコンパクトカメラ撮影、3・5~8は1眼カメラ撮影、4は3のPhotoshop調整写真(ハイパスフィルター利用)

原本素写真 3

調整済写真 4

3 多方向からの写真撮影
1つの土器について多方向からの写真を撮影し、それにより3Dデータを作成します。(未着手)

4 感想
展示物全部について時間をわすれてじっくり観察することは実際上は不可能です。初心者にとってはどこを観察してよいのかわからない場合があります。ところがシャープで解像度が向上した感じ(解像感の増した)写真をつくれば、自宅のパソコンで時間を忘れて思う存分観察し、比較もその場でできます。何を観察したらよいのか考えながら観察できる余裕が生れます。その効果は3Dデータで立体的に観察出来るようになればさらに大きなものになると期待できます。
器形や模様の変遷という視点だけでなく、ススがどのようについているか調べたい、土器の割れ方がどうなっているのか調べたいなどいろいろな疑問について、図鑑があれば即調べることが可能になります。

2019年2月2日土曜日

環境依存文字撲滅大作戦

データベースにおける環境依存文字表記の撲滅大作戦を敢行することになりました。理由はデータベースをQGISにプロットすると文字化けしてしまうからです。

私設千葉県遺跡データベースでは多数多種の環境依存文字が使われています。例えば「№」とかローマ数字「Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ・・・」などです。
これらの文字はFile MakerやExcelなどで扱うときは普通の日本語環境では問題が生れないと思われます。
ところがこのデータベースをQGISにプロットすると環境依存文字が文字化けしてしまいます。

環境依存文字が文字化けしている様子 QGIS画面 文字化けは全部「№」

QGISにおける文字化けは直るに違いないと考えて半年過ぎたのですが、解決できないので思い切ってQGIS専門サイトに質問してみました。

質問したQGIS専門サイト フェイスブック公開グループQGIS User Group Japan

その結果、QGISでは環境依存文字は避けたほうがよいという結論を得ることができました。

そこで私家版データベースから環境依存文字を撲滅させる作戦を敢行することにしました。
「№」とかローマ数字「Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ・・・」などをshift_JIS汎用表記に全て変更することにします。File Makerの全置換機能が大活躍することになります。