2021年2月28日日曜日

3Dモデル 塗り絵 2

 2021.02.27記事「3Dモデル 塗り絵」で3DF Zephyr Liteでオブジェクトに塗り絵ができることを知りました。この情報をSNSで情報発信したところFacebookのやまだこーじさん(干渉色地図アート専門家)から色の着色は何色できるか問い合わせがありました。念のため調べるとなんと次のような多種カラーマップが使えることが判りました。

メッシュ及び高密度点群について

1 カメラによる…写真カラー1種

2 高さによる…約50種のカラーマップ(多色によるグラデーション)

3 法線による…1種

4 均一…無限(色を自作できる)

5 曲率※…約50種のカラーマップ(多色によるグラデーション)

※高密度点群の名称は「信頼によって」

「高さによる」と「曲率」で約50種のカラーマップが使えることには驚きました。カラーマップには全て固有名称がついています。QGISではヒートマップを作成する際のカラーランプ(多色によるグラデーション)が32種ついていてすごいと感嘆したのでしたが、それを上回ります。


カラーマップを選択している様子

3DF Zephyr Liteは「3Dモデル写真測量ソフト」と銘打っているソフトですから、オブジェクト着色機能は測量的な意味での分析見やすさのために使われるツールと最初理解しました。しかし着色機能の超充実をみて、もしかしたらアート的な効果をも狙っている機能かもしれないと考えるようになりました。

オブジェクト着色機能がどのように使われているのかアンテナを張り巡らして情報を入手し、硬い頭を揉みほぐしたいと思います。


3Dモデルの着色例


3Dモデルの着色テスト動画

地形3Dモデルに「高さによる」カラーマップを使うと標高のイメージ的色分けを自分好みに行うことができました。


2021年2月27日土曜日

3Dモデル 塗り絵

 3DF ZephyrのFacebookサイトを見ていて、3DF Zephyr Liteに3Dモデル着色機能があることを知りました。早速、塗り絵みたいな遊びとして試してみました。

3Dメッシュのオブジェクトを選択して右クリック、フィルター→カラーを更新→色をアップデート→モードで選択(カメラから、高さによる、法線によって、均一、曲率)です。


高さによる

法線によって

曲率


参考 メッシュ均一カラー


参考 テクスチャメッシュ


カラーを更新動画 1


カラーを更新動画 2

特定のオブジェクトだけ注意を喚起させる表現などで使えるテクニックになるかもしれません。


2021年2月23日火曜日

マウス2台同時接続

 パソコンにマウスを2台同時接続できることと、その挙動がどうのようになるのか、以前確認したことがあります。左手用の半ばキーボード化したマウスがこれまで入手ができなかったので、マウス2台同時利用の「夢」はいつのまにか消えていました。ところがひょんなことで形だけのものですが、マウス2台同時接続体制が出来上がってしまいました。

自分の場合、「マウスホイール押し」には「新規エクスプローラー画面を開く」機能を割り当てています。この機能は毎日何十回も使うので必要欠くべからざるものです。

ところがBlender操作習熟活動の中で、「Shiftキー+マウスホイール押し」がどうしても必要になります。Blenderでの「Shiftキー+マウスホイール押し」は画面そのものの移動効果をもたらすものです。それができません。


Blenderにおける「Shiftキー+マウスホイール押し」効果

そこで、昔の有線マウスをパソコンにつないで、必要な時だけそのマウスで「Shiftキー+マウスホイール押し」してみました。なんと、何の違和感もなく、スムーズに作業が進みます。

マウス2台同時接続の「夢」は左手の特殊マウスをキーボード代わりに使い、右手のマウスとのコラボで超効率パソコン操作を目指すものでした。それは実現しませんが、マウス2台同時接続という形だけは実用レベルで実現しました。


パソコンに同時接続した新旧2台のマウス


2021年2月14日日曜日

使いやすい画面キャプチャーツールGyazo

 パソコン画面をキャプチャーすることの無い日はありません。アクティブなWindow画面全体の画像を使うときはAlt+PrintScreenでOneDriveの画像フォルダーに自動保存されるので便利です。Window画面全体ではなく、画面の任意範囲画像をキャプチャする時には「切り取り&スケッチ」を使っていました。しかし切り取った画像を手動保存する必要があるので、手間がかかります。任意の範囲で画面を切り取り、それを自動保存するツールがあれば使いたいと考えていました。

そのような中で、偶然ですが、画面キャプチャーツールGyazoを知りました。使い勝手がよいので、メモします。

1 Gyazoの機能 自分が着目するもの

ア 外部サイトに自動保存される

Gyazoでパソコン画面の任意の矩形範囲を指定するとその画像がGyazoサイトに自動保存されます。同時にその画像リンクなどを得ることができます。共有に好都合です。また、画像ファイルをドラング&ドロップでパソコンホルダーにコピーできます。「ホルダーを指定して、名前を付けて保存」という手間が自分の場合は(ドライブとフォルダーが増加してしまい)煩雑なので、Gyazoはとても便利です。

イ 「マークダウンをコピー」ができる

シェア機能に「マークダウンをコピー」があります。これを使えば、Sketchfabの説明欄に気軽に画像をアップできます。


Gyazoのシェア機能


Gyazoの「マークダウンをコピー」機能を利用して作成したSketchfab画面

2 感想

2019.01.19記事「Windows10新アプリ「切り取り&スケッチ」」で使い勝手のよいキャプチャツールを見つけましたが、2年後の今はさらに使い勝手のよいツールをGyazoを見つけました。Gyazoもそのうちにより使い勝手のよいツールの置き換わるかもしれません。

なお、Gyazoには有料版もありかなり高機能です。

2021年2月6日土曜日

Sketchfab画面の改善

 趣味活動の中で作成した3Dモデルは全てSketchfabに投稿し、その3Dモデルをブログ等にリンク貼り付けで利用しています。2021.02.06現在3Dモデル数は597となりましたが、これまでSketchfab画面はすべて作りっぱなしで少し見苦しい状況になっています。そもそも説明記述の改行すら行われていません。写真掲載もしていません。

そこで、自分の意識をSketchfab画面改善に向けてみたところ、1時間ほどでSketchfab説明欄のEditorがMarkdownEditorであることがわかりました。Markdown記述すれば自由に文章を編集し、画像掲載もできます。


Sketchfab画面の改善(2021.02.06現在最新モデル)

今後作成掲載する3Dモデルはもとより、過去に掲載して閲覧数の多い3Dモデル画面は順次改善することにします。

2021年2月1日月曜日

2021年1月ブログ活動のふりかえり

 ブログ「花見川流域を歩く」とそのファミリーブログの2021年1月活動をふりかえります。

1 ブログ「花見川流域を歩く」

・1月の記事数は38です。

ア 有吉北貝塚の学習

有吉北貝塚学習の本番である中期遺構学習に入りました。また、阿玉台式土器と中峠式土器学習を行いました。阿玉台式土器と中峠式土器のの器形や文様の違いがなんとなく判る程度にはなってきました。多数の土器及び遺跡地形3Dモデルを作成しました。

有吉北貝塚中期集落の創始が中峠式土器集団入植によるらしいことがわかりつつあることは、学習意欲をさらに掻き立てます。

イ ブログ開設10周年記事

ブログ開設10周年通過記念記事を書き、皆様に対する感謝の念を記しました。また2021年のささやかな夢をメモしました。

2 ブログ花見川流域を歩く番外編

・3Dモデル観察意義記事を含む2記事を書きました。

3 ブログ花見川流域を歩く自然・風景編

・早朝散歩に関する6記事を書きました。

4 ブログ世界の風景を楽しむ

・1月は休載となりました。

5 ブログ芋づる式読書のメモ

・1月も休載となりました。

6 1月学習の特徴

・3Dモデル作成活用を軸にした有吉北貝塚学習がシステマチックに進みだしたので、その活動に集中して取り組みました。3Dモデルによる土器観察により、土器文様と物語(神話)が対応しているという視点が生まれましたが、それが空想的思考であるにもかかわらず、自分特有の学習味付けとしてきわめて重要であると直観します。

・遺跡地形3Dモデルを分析や表現方法として有効活用できる可能性を感得することができました。

7 2021年2月学習のイメージ

ア 縄文社会消長分析学習

・有吉北貝塚の発掘調査報告書分析学習を継続します。発掘調査報告書情報のデータベース化に取り組み、発掘調査報告書掲載情報の徹底有効活用・分析にチャレンジします。

イ 中期土器3Dモデル観察

緊急事態宣言解除との兼ね合いも考慮しながら加曽利貝塚博物館令和2年度企画展「あれもEこれもE・・・」終了までに、観覧機会をつくり展示物3Dモデルコレクションを増やすことにします。特に本場物である中峠式土器の撮影機会は貴重であると認識します。

参考

ブログ「花見川流域を歩く」2021年1月記事

〇は閲覧の多いもの

ブログ「花見川流域を歩く 番外編」2021年1月記事

ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」2021年1月記事


ブログ「花見川流域を歩く」2021年1月全38記事のサムネイル