2017年6月24日土曜日

QGISでポリゴンに数値を結合するためのcsvtファイル

QGISでポリゴンに数値を結合する場合、拡張子csvtという1行テキストファイルを作成しますのでメモしておきます。

QGISでポリゴンに情報を結合する場合、情報をcsvファイルにして、それをポリゴンに結合します。

この方法ではcsvファイルの中に数値が含まれていても、全てテキストとして結合されてしまいます。

数値を数値として結合するためにはフィールドのデータ型を順に書いた1行のテキストファイル(csvファイルと同名で拡張子はcsvt)をつくり、csvファイルと同じフォルダーに置いておきます。
この状況でcsvファイルをポリゴンと結合すると数値は数値として結合できます。

csvファイルフィールドのデータ型を設定するcsvtファイル

csvtファイルはデータ型を「”」で囲んで記述し「,」で区切ります。

日本語でWEB検索した限りでは、csvtファイルはQGISに独特のファイルのようです。

なお詳しい説明が次のWEBページに掲載されていました。
属性データにCSVまたはDBFファイルを結合したい

この記事ではExcelファイルも結合できると書いてあるのですが、試してみたところ、ポリゴンとデータがずれてしまい、その解決方法が見つかりませんでした。
Excelファイルを結合できれば、csvファイル、csvtファイルを作成することなくデータ型を読み取ってもらえますから、是非ともExcelファイル結合方法を見つけたいと思います。

2017年6月12日月曜日

Excel数式バーのフォントサイズを拡大

データベース作成にExcelを利用することがありますが、入力欄(数式バー)の文字が小さく(デフォルトフォントサイズ11)、視力が低下した高齢者の一人としてイライラすることが多くなっていました。

そこで、遠慮はご無用と考え(?)、数式バーのフォントサイズを24に拡大してみました。

Excel数式バーのフォントサイズを24に設定
(実際はExcel全体のフォントサイズを24に設定して、ズームで70%に縮小)

とても使いやすく、もっと早くフォントサイズを拡大しておけばよかったと悔やみます。

数式バーのフォントサイズだけの変更も可能ですが、実際はExcelすべてのフォントサイズを24に変更して、表示を適当に変更して利用しています。画面のセルのフォントも11では見にくく、24までは必要はありませんが、大きくしたいからです。
Excelすべてのフォントサイズを変更すると画面のズームに関わらず数式バーのフォントサイズの変更はありません。


2017年6月6日火曜日

変色古書スキャン画像の調整

紙が変色した古書をスキャンした画像をWEBで掲載すると見栄えが良くありません。

紙が変色した古書からスキャンした画像
W.M.デービス著「地形の説明的記載」(大明堂、1696)より引用
これでもかなり調整したものです。

Photoshopでこの画像に一色のレイヤーを被せ、そのレイヤーと元画像レイヤーをブレンドすると紙変色のイメージを払拭できるように感じますのでその操作をメモしておきます。

青色レイヤーと元画像レイヤーを「比較(明)」でブレンドすると次のようになります。

紙が変色した古書からスキャンした画像
青色レイヤーと元画像レイヤーを「比較(明)」でブレンド

これで一応使い物になるように感じます。

画像をさらに鮮明にするために「オーバーレイ」でブレンドしてみました。

紙が変色した古書からスキャンした画像
「オーバーレイ」でブレンド

画像は鮮明になりますが、変色古書の特徴が浮き彫りになってしまいます。

そこで、元画像のグレーを白色に置換してみました。

紙が変色した古書からスキャンした画像
グレーを白色に置換

この置換画像と青色レイヤーを「オーバーレイ」でブレンドしてみました。

紙が変色した古書からスキャンした画像
元画像のグレーを白色に置換、青色と「オーバーレイ」でブレンド

この画像が自分が現時点でたどり着いた最適調整画像です。

2017年6月5日月曜日

2017年5月ブログ活動のふりかえり

ブログ「花見川流域を歩く」とそのファミリーブログの2017年5月活動をふりかえります。

1 ブログ「花見川流域を歩く」
1-1 大膳野南貝塚学習
後期集落の学習に入り竪穴住居の分析を行ってきました。
ブログ活動のメインは大膳野南貝塚学習ですが、西根遺跡の学習も平行してサブとして行っていたのですが、次に述べる状況により途中から大膳野南貝塚学習は中断してしまいました。6月中には学習を再開する予定です。

1-2 西根遺跡学習
大膳野南貝塚学習を補完するために西根遺跡学習を平行して実施していたのですが、西根遺跡発掘調査報告書には小グリッド情報(メッシュデータ)が存在していて、このデータをGISにプロットする必要があります。
これまで任意メッシュをGISにプロットしたことがなく、自分レベルでは新しい技術を獲得しなければ学習を進展させることができない状況にあることが判明しました。
そこで、内容面でいえば大膳野南貝塚学習がメインで、西根遺跡学習がサブではありますが、中長期的学習を展望すると、今の時点で任意メッシュをGISで自在に操れるようになっておくことが重要であることに気が付き、その技術獲得を優先させて学習を行うことにしました。
GIS操作技術の向上が考古歴史学習のレベルを大いに高めることは常日頃実感しているところです。

結果として5月中下旬は西根遺跡学習に終始し、任意メッシュをGISで扱う初歩技術は身に着けることができました。

2 ブログ「花見川流域を歩く 番外編」
西根遺跡学習(主にGIS技術習得)に主力を傾注してため記事作成は手薄になりました。

3 ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」
日々の早朝散歩の写真掲載記事を16編書きました。

4 ブログ「世界の風景を楽しむ」
記事2編で開店休業状態になってしまいました。

5 5月活動の特徴
5月中旬に10日間ほど記事作成を休止しました。この間の2~3記事は事前に用意しておき、スケジュール機能を利用してアップしました。
5月16日に2000記事となり感謝を記事にしました。
塵も積もれば山となりました。
WEB検索をしていて、「素晴らしい記述だ(あるいは画像だ)」と興味が湧いて出典をよく見ると自分の書いたブログ記事の別サイト転載物であったり、「なんとも小生意気なことを書いている」と興味と不快が入り混じった感情になり、出典を良く調べるとこれも自分が書いたブログ記事起源であったこともあります。

6 6月活動のイメージ
大膳野南貝塚学習及び西根遺跡学習に弾みがついてきましたので6月は縄文時代学習に集中したいと考えています。

参考
ブログ「花見川流域を歩く」2017年5月記事
〇は閲覧の多いもの
ブログ「花見川流域を歩く 番外編」2017年5月記事
ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」2017年5月記事
ブログ「世界の風景を楽しむ」2017年5月記事

花見川の日の出