2019年4月23日火曜日

ブログ自然・風景編の変態(metamorphosis)

ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」の記事はこれまで当日散歩で観賞した花見川風景写真をメインにしてきましたが、本日の記事から「グッド&ニュー」コーナーを設けました。このコーナーでは散歩中の思考をメモします。
散歩中の思考は一人で行う「グッド&ニュー」活動です。散歩中に良い感情や考え、素晴らしいアイディアや注目すべき事柄を思い浮かべることによって、これから始まる一日の心理感情が整序され、趣味活動を順調にスタートすることができます。

ブログ「花見川流域を歩く」2016.01.03記事「趣味活動における「グッド&ニュー」
2015.12.14記事「メタフィジカルな散歩

早朝散歩で行う「グッド&ニュー」では自分の感情・思考を趣味メイン活動(考古歴史やパソコンソフト習熟・世界の風景)に絞る(縛る)ことはありませんから、これまでブログ記事にできなかった項目が日の目を見ることにもなります。

ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」が単なる自然・風景感想ブログから、散歩が私の感情・思考面に生起させる事象を総合的にメモするブログに変態(metamorphosis)することになります。

畑の風景

2019年4月11日木曜日

Amazon driveの活用

趣味活動ファイルが蓄積していて全部で3テラくらいあります。外付けハードディスクで管理していますが、安全性等の観点から順次クラウド(Amazon drive)に収納しています。3月頃から本格的にアップロード作業を進め、現在1.14テラまでアップロードしました。
契約は1テラですが写真ファイルはプライム会員のため無制限となっています。
本日写真ファイルだけで1テラを突破しました。これでプライム会員会費分は「稼げた」と変な考えが浮かび自己満足しました。
写真ファイルを除いて1テラを突破することは当分(あるいは永遠に)ないと思いますので、クラウドストレージの確保問題は片付き、ほっとしています。

ストレージの状況

2019年4月7日日曜日

Photoshop 画像の一括レイヤー読み込み、レイヤーの一括ファイル書き出し

Photoshopで数十枚程度画像をレイヤーとして取り込み、一括して整形(ここでは切り抜き)を行い、そのレイヤーを一括してファイル書き出しする方法をメモしておきます。

1 多数画像を一括してレイヤーに読み込む方法
ファイル→スクリプト→ファイルをレイヤーとして読み込む→ファイル指定→OK

2 一括整形
ここでは切り抜きです。
範囲指定→イメージ→切り抜き。
Altキー+PrintScreenキーで取得したGoogle earth pro画面の不用部分を除去するように切り抜きました。

3 多数レイヤーを一括してファイル書き出しする方法
ファイル→書き出し→レイヤーからファイル→条件指定→実行

Photoshop 画像の一括レイヤ読み込み方法 多数レイヤーの一括ファイル書き出し方法

Google earth pro3D表示画面の3Dモデル

Google earth proで3D表示した画面から3Dモデルが出来ましたの、メモします。

1 Google earth proによる3D表示
Google earth proで地表を3D表示できます。最近では地形だけでなく建物3D表示地域が広がっています。建物の3D表示では建物、土木構造物だけでなく樹木もそれなりのレベルで3Dになります。次の画面は私の散歩コースである花見川弁天橋付近のGoogle Earth3D表示画面です。

千葉市花見川区の花見川弁天橋付近のGoogle earth pro3D表示
この画面をくるくる回しながら、拡大縮小が自由にできます。

2 多数画面の取得
Google earth pro3D表示画面はドローンで空撮している画面とおなじですから、ドローンを飛ばしながら多数の異なる視点場から写真を撮影するのと同じように、多数画面をPrintScreenキーで取得しました。

多数のGoogle earth pro3D表示画面(一部)

3 3DF Zephyr Liteによる3Dモデル作成
全部で42枚の画面を取得しましたので、その画面(写真)を使って、3DF Zephyr Liteで3Dモデルを作成してみました。

Google earth pro3D表示画面から作成した3Dモデル 花見川弁天橋付近

感想
・Google earth pro3D表示画面から3Dモデルができるということ確認することができました。一種の感動を覚えます。
・弁天橋付近の地形・地物の様子から受ける違和感はほとんどありません。とてもよく出来ている3Dモデルだと思います。
・3Dモデルの中央付近はしっかりとしていますが、周辺部分は不鮮明になっています。
・3Dモデルが矩形でできます。おそらく「航空」パラメーターの場合はソフトが自動的に矩形にするのだと思います。
・外縁部には垂直方向に伸びる「ゴミ」ができています。
・トリミングして3Dモデルを弁天橋付近に絞ってもこの「ゴミ」は生まれます。それを除去する技量はまだ身に着けていません。
・完成度は現時点では「製品」とか「作品」とか言えるレベルにはなりませんが、「資料」、「情報」としては有用性があると考えます。
・完成度を高めるための技術改良の余地は大きなものがあると考えます。
・Google earth proという専門的ソフトがない場合やそれを立ち上げる時間的余裕がない場合などにこの3DモデルはGoogle earth pro3D表示画面の様子を写真以上に訴求力をもって提示することができます。
・Google earth proでは3D表示画面を動画に撮影することができます。動画による3D画面閲覧は見る人に時間支配権がありませんが、それと較べると3Dモデルは見る人に時間支配権がありますからその点は有用です。

3DF Zephyr Liteが表示するカメラの位置

世界の絶景空間などの3Dモデルがどのようにできるのか、今後試してみることにします。

2019年4月5日金曜日

2019年3月ブログ活動のふりかえり

ブログ「花見川流域を歩く」とそのファミリーブログの2019年3月活動をふりかえります。

1 ブログ「花見川流域を歩く」
3月も2月に引き続き縄文土器学習に明け暮れました。記事に書いた主な学習項目は次の通りです。
ア 加曽利貝塚博物館企画展「あれもE これもE -加曽利E式土器(千葉市内編)-」展示土器の個別観察とまとめ
イ 縄文土器3Dモデル化
ウ 顔面付釣手形土器の観察と学習(伊那市立創造館)
エ 器台の3Dモデル化と用途考察
オ 隆起線文土器の観察(千葉県教育庁文化財課森宮分室)
カ 縄文土器絶対年代資料
キ 印旛沼堀割普請遺構の可能性

縄文土器知識ゼロから出発して、加曽利E式土器は何となくそれとわかるようになったので、自分自身で不思議です。企画展と自分の学習開始が重なったことはラッキーでした。
偶然観察できた伊那市創造館の顔面付釣手形土器はそれが出産に関係する土器であることを考察しました。
器台については3Dモデルを作成するとともにその用途を大麻蒸気気化装置と推定し、異形台付土器との関連を考察しました。
隆起線文土器の観察から何を得ることができるのか、模索中です。
早朝散歩コースにある柏井橋工事現場の工事写真と関連情報を千葉市道路建設課から提供していただき、印旛沼堀割普請遺構である可能性を考察しました。

2 ブログ「花見川流域を歩く 番外編」
3Dモデル化技術に関する記事をメインして7記事を書きました。
大きな失敗を含む多数回の試験3Dモデル化作業を行いました。その結果として3Dモデル化技術を急速に向上させることができました。アレヨアレヨという間に条件が整えば3Dモデルが作成できるようになりました。

3 ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」
早朝散歩記事を13記事書きました。

4 ブログ「世界の風景を楽しむ」
3月は休載しました。

5 ブログ「芋づる式読書のメモ」
2月に引き続き3月も休載しました。

6 3月活動の特徴
趣味活動の時間をほとんど全て土器学習に集中投下しました。
加曽利E式土器学習を軸にした活動の中から多様な土器興味を派生させることができました。
出産とか大麻炙りとか予期しないテーマが「あっち」から訪れてきてしまいました。避けるわけにはいきません。正面から受け止めました。

7 4月活動のイメージ
次の活動に取り組むこととします。
ア 草創期・早期土器の観察学習の進行
イ 土器学習意義の考察(土器学習から得るものを大きくする算段の思考)
ウ 一鍬田甚兵衛山南遺跡出土隆起線文土器の再閲覧と3Dモデル作成
エ 器台・異形台付土器の関係考察
オ 近隣縄文土器展示施設の訪問と縄文土器・遺物に関する見聞拡大 

縄文土器に関連する見聞を広め、知識増大を目指していますが、単純にその活動を強化することには抵抗感があります。より高次の興味の中で知識増大をしっかりと位置付けることが趣味活動をより楽しむ鍵であると考えます。

参考
ブログ「花見川流域を歩く」2019年3月記事
○は閲覧が多いもの
ブログ「花見川流域を歩く 番外編」2019年3月記事
ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」2019年3月記事
顔面付釣手形土器

2019年4月4日木曜日

ガラス無し棚陳列縄文土器の3Dモデル

ガラス無し棚に陳列された縄文土器の3Dモデルの出来栄えがどのようなレベルになるのか試験してみました。
八千代市立郷土博物館の縄文時代陳列棚の深鉢(佐山貝塚出土)を150度くらいの外周から37枚の写真を撮りました。ほぼ12か所×上中下3点の撮影をしたことになります。標準的位置で土器が画面一杯になるような望遠を設定し、その設定を変えないでピントだけ合わせるようにして撮影しました。

ガラス無し棚陳列縄文土器の3Dモデル
八千代市立郷土博物館展示深鉢(佐山貝塚出土)

使った37枚の写真
37枚の写真はすべてソフトにより採用されました。

ガラス無し棚に陳列された縄文土器の様子

3Dモデルは強く満足感が得られるものとなりました。自分がその場で観察した土器の様子がそのまま、より正確に言えば肉眼観察よりもより精細な情報を観察できます。
展示土器を詳しく観察したい場合、3Dモデルを作成すれば展示会場の都合とは無関係に自分の都合で観察を深めることができることがわかりました。
土器学習を進める上で有力なツールを獲得できたと実感できました。
土器学習において、主要土器形式の3Dモデルを作成し、そのコレクションにより私家版縄文土器3D図鑑作成が現実味を帯びてきました。

2019年4月3日水曜日

小土器片3Dモデルの改良

2019.04.02記事「小縄文土器片の3Dモデル作成」で作成した3Dモデルの改良が予期しない方法で実現したのでメモします。
当初3Dモデルは撮影した写真そのもの(素写真と呼ぶことにします)で3Dモデルを作成して、不用な部分を削除して対象土器片に限定した3Dモデルです。
ほとんど磨り消された縄文の凹凸は3Dとしては不十分にしか表現できませんでした。
このモデルを改良するためには素写真を対象土器片接写にすれば可能であると推察しました。
しかし、接写写真を撮る前に素写真をトリミングして、それから3Dモデルを作ったらどうなるか試してみました。
試す前は、写真における対象土器と画素との対応は素写真でもトリミング写真でも同じだから試しても徒労に終わるだけだろうと考えました。しかし、ダメであるという証拠だけは作っておこうという気持ちから試してみました。
結果は次に示すようにトリミング写真を使うとより精細な3Dモデルを作ることができました。

縄文土器片 トリミング画像による改良

利用したトリミング画像(一部)

素写真による3Dモデルとトリミング写真による3Dモデルを比較すると次のようになります。

Base Color

Matcap

Matcap+wireframe

wireframeがトリミング写真の方が緻密になっていますから、その分より精細な凹凸を表現できたことになります。

おそらくソフト(3DF Zephyr Lite)が投入された写真がカバーする空間を計算して、その空間の広さに応じて自分の作業能力に見合う作業量を算出し、その作業量に対応したメッシュ密度(wireframeの緻密さ)を設定しているのだと想像します。

ダメモトでテストした作業から3Dモデル改良方法を見つけることができました。

これからは(カメラ設定は同一にしつつ)対象物だけをアップした写真を撮り、余分な空間は撮影時から少なくするように工夫することにします。

2019年4月2日火曜日

小縄文土器片の3Dモデル作成

2019.03.28記事「3Dモデル化のお見事な失敗」で書いた通り、折角の隆起線文土器閲覧の機会を得たのにもかかわらず、3Dモデル化は失敗しました。再度閲覧機会を得られれば3Dモデルを作成したいと考えています。
器形のはっきりしている縄文土器の3Dモデル作成は出来るようになったのですが、小縄文土器片の3Dモデルはこれまで作成したことが無かったので、書斎机の上で実験的に作業してみました。
パソコンモニターの前に縄文土器片を置き、自分の体は机前に置きあまり動かさないで手の操作だけで26枚の写真を撮影しました。
縄文土器片は長径が5㎝で竹管のようなものを使った刺突文とほとんど磨り消された縄文が施文されています。この縄文土器片は7年前に住居近くの双子塚遺跡周辺開発掘削土から拾ったものです。

小縄文土器片3Dモデル

3Dモデル作成のための撮影した写真(26枚の一部)

3Dモデル作成写真の1枚(拡大)

3Dモデル作成につかったソフトは3DF Zephyr Liteで、ある程度満足感のあるレベルで作成作成できました。
しかしほとんど磨り消された縄文は現物を斜め光線にかざしてまじかに見る時のような精度で3Dモデルにすることはできませんでした。特別な光線、特別な写真撮影テクニックを使わないただ単にする写真撮影ではこのレベルが限界だと直観します。

特別に斜め光線を当てて磨り消された縄文を浮きだたせた写真

器形がある縄文土器だけでなく、縄文土器片も3Dモデルを作成してその模様を学習のために記録することにします。

ガラスケースに入った土器片についても、どこまで3Dモデルが作成できるか、今後チャレンジすることにします。ガラス反射光線を自分の体の影で除去できれば3Dモデルができるのではないかと期待しています。