2015年12月31日木曜日

2015年12月のふりかえり

ブログ「花見川流域を歩く」とブログ「花見川流域を歩く 番外編」の2015年12月の活動についてふりかえります。

1 ブログ「花見川流域を歩く」
●鳴神山遺跡の検討
12月は鳴神山遺跡の検討にほぼ終始したといって過言ではありません。
特に、遺跡出土直線道路が、道路であるはずがないと考えて記事を書いたところ、途中から雲行きが怪しくなり、とうとう道路であることを納得しました。

同時に、開発前の空中写真により、遺跡外にその道路の延長と考えられる線形模様を発見して、自分なりに白井市から印西市にかけて直線道路遺構が存在すること確信しました。

道路の機能は東京湾岸に存在した大結馬牧と浮島牛牧、及び印旛浦の最も奥に存在した高津馬牧から香取の海まで牛馬を搬送することがメインであると推察しました。

道路を境に墨書土器の文字や遺物の出土分布が変化しますので、今後さらに検討を継続する予定です。

下総台地を大横断する古代道路の存在にはじめて気が付き、そのような知識にたどり着けるとは全く想像していなかったので、学習の醍醐味を味わっています。

●境界データの活用可能性
国勢調査の境界データを入手し、小字データや遺跡データを大字単位でGIS上で表現できる可能性に気が付きました。
国勢調査境界データは今後の自分の趣味活動のGISにおける基盤にできそうです。

2 ブログ「花見川流域を歩く 番外編」
●Earth View from Google Earth画像の紹介
花見川とは無関係ですが、Earth View from Google Earth画像で気になるものを紹介しました。

●感想や気が付いたこと
ブログ「花見川流域を歩く」の書いていて生まれた感想や気が付いた技術事項をメモしました。

3 趣味活動に関する出来事
ブログ記事の下書きをほとんど書かなくなりました。直接投稿欄に書くようになりました。
ブログを「成果物」としてではなく、「日誌」として捉える思考が自分の中で定着してきたからです。

ブログにつけている翻訳ガジェットが、日本語パソコン以外の外国語パソコンではその外国語で表示されていることを知り、2年8か月ぶりに疑問が氷解しました。

参考 ブログ「花見川流域を歩く」の2015年12月記事
◇はアクセス数の多かったもの、○は私自身のお気に入り。
参考 ブログ「花見川流域を歩く 番外編」の2015年12月記事
◇はアクセス数の多かったもの、○は私自身のお気に入り。
4 2016年1月の活動イメージ
・鳴神山遺跡検討は区切りをつけ、船尾白幡遺跡や西根遺跡の検討に入りたいとおもいます。

・ブログ開設5周年にあたり、5周年をふりかえり、今後の活動について展望します。

花見川風景

2015年12月30日水曜日

サハラの目

2015.12.28記事「モーリタニアの崖地形」を書いているとき、Google Earthでその近くにサハラの目を見つけました。

サハラの目
Google Earthから引用

リシャット構造と名付けられている地象で、ウィキペディアでは次のような説明がされています。

リシャット構造
リシャット構造 (Guelb er Richat) とは、アフリカ北西部、モーリタニアの中央部に位置する巨大な環状構造である。リシャット構造体とも言う。
直径は約50kmに及び、宇宙空間からでないと、その全容は掴めない。その形状から「アフリカの目」、「サハラの目」と呼ばれることもある。周囲はサハラ砂漠に囲まれ、標高100~200mほどの高台の中に、窪地となったリシャット構造が存在する。構造内部は、同心円上に標高100mほどの山が幾重にも重なっている。発見当初は、隕石の衝突によるクレーターと思われていたが、調査の結果、特有の鉱物が存在しないこと、直径に比べて深さが浅いことなどから、これは否定されている。山を形成するのはカンブリア紀の固い岩石であり、長年の風化や浸食によって、柔らかい岩石部分が削られ、このような地形が形成されたとされる。環状となったのはドーム状の隆起運動のためと考えられる。
ウィキペディアから引用

別角度からリシャット構造を見てみます。

リシャット構造

リシャット構造

リシャット構造

リシャット構造中心部

リシャット構造

リシャット構造
画面下部の崖が「モーリタニアの崖地形」で紹介した崖

リシャット構造の位置
この画像でもリシャット構造の円を見つけられます。

スペースシャトルの宇宙飛行士が目印に利用しているという話は本当のようです。




2015年12月28日月曜日

モーリタニアの崖地形

Earth View from Google Earthに気になる画像がありました。モーリタニアの崖地形です。

モーリタニアの崖地形
Earth View from Google Earthから引用

Google Earthで見ると、崖の上も、下も乾燥した砂漠(砂丘地帯)になっています。

崖付近の地勢
Google Earthから引用

崖下と砂丘との間に塩湖がみえますが、がけ下には樹木はありません。

崖の様子
Google Earthから引用

崖下の河道や堆積物に覆われていない崖直下の湧水が染み出したような土地の色がコバルトブルーになっています。

コバルトブルーになっているところは水面ではありませんが、恐らく湿潤な土地だと思います。

しかし、樹木は一切ありません。植物が生育できないほどの高濃度の金属等が地下水に含まれているものと推察します。

崖下の塩湖の様子
Google Earthから引用

崖の様子
Google Earthから引用

モーリタニア崖地形の位置
Google Earthから引用

位置情報
21.581299, -10.635308

2015年12月27日日曜日

異種情報の地理空間における突合せ

ブログ「花見川流域を歩く」を振り返ってみると、異種情報(考古歴史、地形、地名)を地理空間上で突合せ、新しい情報(知識)を得ようとしていることに気が付きました。

自分の活動の特徴に自分が「気が付きました」と書くのもおかしなことですが、そのような認識にいたりました。

特定の専門分野(考古歴史、地形、地名)のまたそれぞれの細分化された分野に興味はありますが、自分の本当の興味は「異種情報の組み合わせで何かおもしろいことがわからないだろか」という点にあるようです。

異種情報組み合わせ対象の考古歴史、地形、地名はたまたま以前から興味を持ってきた事柄であり、異種情報組み合わせのために選んだものではありません。

「異種情報組み合わせ」に焦点が当たりだしたのは、ブログ活動と一緒に使いだしたGISでそれが可能だからです。

GISソフトが改良され、安価(あるいは無料)で高機能ソフトが提供されるようになったので、また国土地理院をはじめとする公共機関から地理空間情報が無料で、あるいは購入する場合でも簡易な方法で入手できるようになったので、私の趣味活動が成立したということです。

社会における専門家は一般に対象を狭く絞って深く検討するので、このような異種情報組み合わせを実際に行う人は少ないと思います。

それだけ検討代(検討余地)が大きいと考えます。

異種情報の地理空間のおける突合せを試行錯誤的に多数例について行っていけば、専門家が気が付けない情報に遭遇できる可能性が増します。

異種情報の地理空間のおける突合せで、新しい情報を生み出すべく活動します。

2015.12.27 花見川風景

2015年12月26日土曜日

私のお粗末・盲点論争

ブログ「花見川流域を歩く」で記事にしている通り、鳴神山遺跡の直線遺構M004が発掘調査報告書では道路としているのですが、最初馬防土手の一部の堀という強い先入観を持ち記事にしました。

その後発掘調査報告書を熟読して、M004は道路らしいと考えるようになりました。

M004を最初道路と考えられなかった要因として、自分が古代道路発掘事例を知らなかったことに気が付いていなかった点があげられます。

古代道路も、現代道路と同じようなものだろうと無意識に考えてしまったのです。

その後、古代道路の発掘事例の学習もはじめ、自分の間違いは訂正できました。
ブログ「花見川流域を歩く」2015.12.26記事「鳴神山遺跡道路遺構に対する疑問 4

間違いは誰にでもあり、専門家にもあることだと思います。

専門知識のない自分にこのような間違いがあってもそれ自体は学習研究プロセスの中で普通の出来事です。

さて、この普通の出来事である今回の間違いについて、記事を書く中で、それを「お粗末」と感じて、その文字を記事に書きました。

その後違和感が生まれました。

「お粗末」と感じるからには、そのような間違いを自分がすることについて、ふさわしくないと思考している証拠です。

私が考古歴史の専門家である、あるいは専門家ではないにしろ職業として考古歴史の記事を書いているなら、間違いは「お粗末」と感じるべきものだと思います。

しかし、趣味の学習研究活動の一環として、自分の知識が低レベルであることを自覚した上で「ああでもない、こうでもない」と検討して自分なりに真実に迫ろうとし、ブログ記事を書いているのですから、間違いは「お粗末」ではなく、学習ステップアップの節目に当たったと考えるべきものだと思いました。

間違いにより自分の盲点を自覚できたのですから、自分にとってはむしろプラス感情を伴って受け入れるべきものだと考えるようになりました。

間違いを「お粗末」という言葉で表現してしまうと、その後の学習研究意欲が減退してしまいます。

専門家にとってはお粗末な出来事ですが、自分にとってはそもそもお粗末な出来事ではありません。
無意識の中で、自分を専門家として見立ててしまったようです。

間違いを「自分の盲点に気が付くことができた」と表現すれば、その後の学習研究意欲は大幅に向上します。

間違いをお粗末と咄嗟に感じてしまうのは、長い間の職業生活で培われた思考習慣のなせる業だとおもいます。

間違いと判った瞬間に自分の盲点が判ったのですから、それ自体はラッキーなことです。

趣味としての学習研究活動をより豊かに発展させるには、職業生活における思考習慣を徐々に趣味生活における思考習慣に変えなければならないと自覚させられました。

2015.12.26 花見川風景

2015年12月24日木曜日

ニュージーランドの一般家庭書斎

旅行社企画ツアーの中に一般家庭訪問というものがあり、ニュージーランドのクライストチャーチで庭のきれいなワーデルご夫妻のお宅を訪問しました。

ニュージーランドクライストチャートの一般家庭

お子さんが独立した80代のご夫婦だけの家庭で、きれいな庭をつくり、クライストチャート市の庭造りコンテストに応募して毎年入賞されている方だそうです。

きれいな庭と家の中全部を見せていただきました。

ご夫妻には自慢の機能的で高度な装備のあるキッチンを特に詳しく説明していただきました。

自分で気に入った什器をそろえて空間と機能を創作している様が印象的でした。

当方は特に書斎に興味を持ちました。

機能的な知的生産が旺盛に行われているように見えました。また情報が濃縮されている書斎のように感じました。

クライストチャーチ一般家庭の書斎

クライストチャーチ一般家庭の書斎

書斎の案内はなかったのですが、覗いてもよいとのことで見学しました。

庭造りという野外活動及び各種ボランティア活動の事務的作業と思索活動がこの書斎で行われているようです。

人に見せるために演出して飾り立てたという様子がまったくなく、普段使っているそのままの状態をみることができたように感じました。

80代になっても書斎をもっていて、知的生産活動を行っている園芸家の生活が一つの参考になりました。

パソコンは本体、ディスプレイ、キーボード、マウス全部が見慣れたDELL製でした。


2015年12月22日火曜日

自己紹介文章の修正

ブログ自己紹介文章はGoogle+で一括管理されていて、Google+で編集すると更新していないものも含めて11ブログの自己紹介文章が全部同時に変更できます。

ブログを初めて丸5年経ちましたが、今回初めて自己紹介文章を修正しました。

修正は数字「6」を「7」に1文字修正しただけです。

たった1文字の修正ですが、自分にとっての心理的影響があるのでメモしておきます。

4から5へ、5から6への変化のときも心理的影響はありますが、まだ残りはあるという余裕がありました。

しかし、6から7へ変化してみると、頭脳明晰・肉体健康である残された年を数えるのに両手の指は必要ないかもしれないという状況を突き付けられます。

ブログなどを利用した趣味活動も、自分が本当にしたいことをするために、的を絞り計画的にならざるを得ない状況になってきたようです。

押し詰まった状況が徐々に生まれていますから、それを有効活用してより濃厚な趣味活動を展開したいと思います。

閑話休題

自己紹介文章の趣旨が5年経っても自分にとって古めかしいものにならないことが不思議です。

3つの興味のうち、 「1 「趣味の散歩」のICT化、高度化を図り、地域発見ツールとして開発すること。」はかなり実現してきているという感想をもっています。

「 2 このツールを使って、花見川流域の魅力、アイデンティティを徹底的に探ること。」はその素材が集まってきたという印象を持ちます。素材は集まってきているが、それまでのことで、素材を人に関心をもってもらうような情報発信がまったくできていません。

「 3 得られた情報を少子高齢化時代のまちづくり、かわづくりに活かす方策(システム)を発見開発すること。」は手つかずです。

最初に大風呂敷を広げたので、その実現の道のりが長いので、それにより自分にとってなかなか古めかしいものにならないのだと思います。

相変わらずユーミンファンです。70-80枚ある各種ユーミンCDを時代順に次々にかけて、1970年代から現代までのユーミンミュージックを反芻しながら単純作業することもあります。

2015.12.22 花見川早朝風景

2015年12月21日月曜日

アラスカの氷塊

アイスランドの地形で氷塊が溶けて窪みができたと考えました。

どこかで氷塊の写真を見たことがあるので、記憶を手繰ると、Windows7附録壁紙にそれがありました。

Windows7壁紙
Beached glacial ice in Muir Inlet, Glacier Bay National Park and Preserve, Alaska

Windows10でこのWindows7附録壁紙を見つけることは困難で、結局Windows7パソコンから採りました。

この写真の風景は氷河から離脱した氷塊が氷河湖あるいは海面を漂い、岸部に打ち上げられた風景です。
とても静かな風景です。

アイスランドの地形は土砂と氷塊が混ざって洪水流(土石流、氷岩流)となって流れ、それが堆積して、その後太陽熱で氷が解けた風景ですから、アラスカの風景と比べると極めて荒々しい風景です。

地上写真はおそらく壁紙にできるような代物にはならないと考えます。

2015年12月19日土曜日

アイスランドの地形

Earth View from Google Earthに気になる画像がありました。アイスランドの地形です。

アイスランドの地形
Earth View from Google Earthから引用

流水が作った堆積地形ですが、クレーターのような丸い穴が無数にあり、それが気がかりです。

Google Map経由Google Earthで3D表示して詳しく観察してみました。

アイスランドの地形
Google Earthから引用

アイスランドの地形
Google Earthから引用

クレーターのような穴のある場所は氷河が溶け出して氷河湖に氷が浮かんでいるところのそばです。

山体の大きな岩が徐々に細分された塊になって下流に散らばるように、氷河から流れ出した大きな氷の塊が流水で流されて散らばり、その氷が太陽の熱で溶けてその跡が穴になった堆積地形だと判断しました。

流水で土砂と氷の塊が一緒に流され堆積している荒涼とした風景の現場の様子を是非とも見たいと思います。

アイスランド
Google Earthから引用

アイスランド
Google Earthから引用

2015年12月18日金曜日

2015.12.18 花見川風景

快晴の日の出前で、東の空が金色です。

日の出前の東の空の色は金から赤まで毎日微妙に異なります。

日の出

花見川風景

花見川風景

落葉もほとんど終わり、冬の光景となりました。

花見川風景

花見川風景

弁天橋

弁天橋から下流

弁天橋から上流

水面の天はごみではなく、落葉です。

畑の空

2015年12月17日木曜日

ブログ記事データベースの作成

ブログ花見川流域を歩くのブログ記事が1577となり、その再活用を図るためブログ記事データベースを作成しようと考えています。

ブログ記事データベース作成を自己目的にしても意味がないので、自分に必要なシステムで、かつ、作成労力を最小化したいと考えています。

そうした作業効率化の情報を得るために、ブログ花見川流域を歩く番外編の記事データベースを作成しています。

次の画像はFile Makerで作成したブログ記事データベースの一覧表示です。

ブログ花見川流域を歩く番外編データベース(一覧表示)

個々の記事は次のような画面で見ることができます。

データベースの記事カード表示

記事をそのままpdfとしてとりこんであります。

自分の新たなメモも書き加えられる上に、File Makerの快適な検索、ソート、抜き出し機能を縦横に使うことができます。

取り込んだpdfから、テキストや画像をすぐに取り出すこともできます。

日付・表題・ラベルの一覧表作成、記事のpdf化ともに作成作業は思った以上に簡便であり、一時作業を集中すればブログ本編もこの方法でデータベース化できそうです。

2015年12月15日火曜日

ブログの日誌化促進

ブログ(「花見川流域を歩く」本編ブログ)という情報発信媒体の自分にとっての意義を活動日誌というものに特化させたいと考えています。

以前小保方晴子氏の事件が世の中を騒がしていたとき、実験ノートというものの意義をテレビ番組で特集していました。その時、自分が考えている活動日誌とは即ち実験ノートであると感じました。

趣味活動という活動本体があり、その活動では思考と情報収集・分析の試行錯誤があり、その結果を備忘録として記載し、さらに感想とか、進捗状況とか、問題点とかを記録しておくことが大切です。その記録が活動日誌、あるいは実験ノートということになります。その記録媒体としてブログを有効活用したいと思います。

活動本体の結果、いわば活動成果の公表はブログという媒体とは別の媒体(WEBサイト)で行いたいと考えます。

科学者が実験ノートのメモを素材に論文を書くように、ブログ記事という素材をつかって活動成果としての著作物を書いてみたいと思いますが、これまでそうした取り組みはしていません。

これまで蓄積した多数のブログ記事は有用な活動日誌であり、貴重な思考実験ノートですから、それを素材にすれば、趣味世界における活動成果としての著作物を生み出すことは無理のない活動です。

これまで日々のブログ記事作成を自己目的化するような活動スタイルが習慣化していまい、その習慣から脱出する(その習慣をより高次の活動習慣に転換していく)ということは大変なことですが、チャレンジするしか道はありません。

趣味活動の面白さをブログ記事に表現したいと考えて始めたブログですが、大きく方向転換して、自分が面白いと感じている趣味活動の備忘録をブログ記事にしていくことにします。

これからは、ブログ記事そのものに面白さを十分にちりばめられないこともありうるかもしれません。

一方これからは、活動の面白さを濃縮して、読み応えあるものにして、新たに著作物で(新たに開設するWEBサイトで)表現していくことにしたいと思います。

花見川風景



2015年12月14日月曜日

メタフィジカルな散歩

毎朝花見川を散歩しています。

主目的は運動不足を補うためです。

しかし散歩中に頭脳明晰となり普段気が付かないことに気が付くことがありますから、意識的に散歩を思考活動として行うことがいつもの癖になっています。

思考テーマを設定して散歩すれば、散歩終了時にはそのテーマに関する何らかの思考結果を得られますから、フィジカルな運動と思考活動の両方の結果を得ることができます。

さて、今朝の散歩は特段思考テーマを決めていたわけではなく、ボヤとした頭脳状況で出発しました。

いつもと違ってなにか気が滅入っている、いわば心理的に不健康な状況です。

天気は曇天で、顔には霧雨が当たっていましたが、歩みを続けるうちに、落葉した樹林の視界が広がっていることに気が付き、なにか重たい気持ちが軽くなったようになりました。

歩くという肉体活動が血のめぐりを良くしているのだと思います。

そのうちに、自分の前に立ちはだかるある難題の解決糸口が自然と思いつきました。

意識的にその解決策を模索しているのではなく、気持ちが滅入っていて、ボヤとしていたのですが、歩くなかで、突然解決糸口の方からやってきたという感じです。

一瞬にして気持ちが晴れたような感じになりました。

散歩にメタフィジカルな効果があると感じました。散歩という肉体運動が心理的健康状況をもたらしてくれるという意味です。

ボヤとして思考停止状況になっているときに、散歩により、何か解決の糸口になるような思考が始まるという経験をしました。

散歩にはフィジカルな効果(運動効果)、メタフィジカルな効果(心理健康効果)があり、さらに風景鑑賞・自然観察・思考活動等として利用できますから、散歩の意義には大きなものがあると考えます。

花見川風景


2015年12月13日日曜日

ブログ記事にラベルを貼る

このブログ(花見川流域を歩く番外編)の全記事にラベルを貼りました。

ラベルを貼ることにより、自分自身が過去記事を見つけやすいようにしようとしています。

2015.12.12記事「エジプトの砂漠」を例にとればブログ記事の下に「ラベル: Earth View from Google Earth, エジプト, 砂漠」が表示されています。 Earth View from Google Earthなり、 エジプトなり、 砂漠なりをクリックするとそのラベルが貼られた記事が検索されます。

ラベル表示

また、ダイナミックビュー表示にしてLabelをクリックするとラベル毎に記事が並びます。

ダイナミックビュー表示におけるラベル記事整列

ブログ番外編の記事数はまだ169で、その内容はすでに忘れたというものは少ないのでラベルをわざわざ貼る必要は少ないのですが、自分自身のブログ記事検索を少しでも効率的にするための実験として取り組みました。

ブログ本編「花見川流域を歩く」では記事数が1573となり、過去に行った検討の詳細を即座に思い出せなくなってきているため、過去記事の検索が日常の活動になっています。この過去記事の検索と再利用を容易ならしめるためにブログ本編のデータベース化とラベル貼りを行う予定です。

その過去記事データベース化とラベル貼りをより効率的に行うために、まだ記事数が少ない番外編を使って実験的にデータベース化とラベル貼りを行い、事前情報をあつめようという算段です。

過去記事データベース化とラベル貼りという労力投入が、それを使って得られる知的生産活動の効率化にみあうものであるのか、知りたいところです。


2015年12月12日土曜日

エジプトの砂漠

Earth View from Google Earthの画像で気になるものが目に写りました。

エジプトの砂漠
qesm siwah egypt
Earth View from Google Earthから引用

Google Earthで詳しく見ると、茶色の部分は砂丘、青から黒の部分は灌木から湿地、白の部分は塩のようです。無人ですがオアシスの風景のようです。

エジプトの砂漠
Google Earthから引用

遠方には水面もあります。

エジプトの砂漠
Google Earthから引用

エジプトの砂漠
Google Earthから引用

WEBで調べるとsiwahという孤立したオアシスが古代から歴史に登場していることが詳しく書かれていました。

qesm siwah egyptの位置
Google Earthから引用

位置情報
28.621814, 26.802824



2015年12月10日木曜日

2015.12.10 花見川風景

 朝焼けの赤色が強烈な朝でした。

いつもより赤色が濃い朝

太陽が昇る方向と反対の西の空まで赤くなりました。

西の空

花見川は霧がでてパステルカラーの世界でした。

またまだら雲が風景をさらに柔らかいものにしていました。

花見川風景

花見川風景

花見川風景

花見川風景

花見川風景

弁天橋から下流

弁天橋から上流

畑の空