2021年10月2日土曜日

デジカメTG-6のLEDライトガイドの効果

 OLYMPUSのコンパクトデジカメTG-6は小さな対象物に1㎝まで接近して撮影できる顕微鏡モードが付いていて、なおかつ深度合成ができます。この2つの機能により小さなモノの撮影、特に3Dモデル作成用撮影に適しています。

この度このカメラのLEDライトを接写1㎝でも対象物に均等に照射できる装置(LEDライトガイド)を入手しました。早速試用したところ顕微鏡モード撮影には必須の装置であることを確認しましたのでメモします。

1 TG-6カメラのLEDライトガイド

TG-6カメラにはフラッシュの他にLEDライトがついています。LEDライトは常時点灯できますから深度合成撮影に便利です。しかし、顕微鏡モードでは対象物に近づきますからLEDライトの照射が出来なくなります。この不都合を解決するのがLEDライトガイドで、LEDの光をレンズの外周に沿って発光させ、対象物まで1㎝でも対象物に光を照射できます。


LEDライト発光なしの状態


LEDライト発光の状態(ガイドなし)


LEDライトガイドによる発光状態

2 イボキサゴの深度合成撮影

撮影ボックス内間接照明環境で撮影しました。


LEDライトガイドによる発光なし


LEDライトガイドによる発光あり

イボキサゴ中央部(先端部)がLEDライトガイド発光なしの場合カメラの影になり画像が黒ずんでいます。一方、LEDライトガイド発光ありの場合は影はありません。

3 切手の撮影


LEDライトガイドによる発光なし 左に照明を置く


LEDライトガイドによる発光あり

LEDライトガイドによる発光なしの場合カメラと切手との距離は1~2㎝ですから、ライトを複数利用しても必ずカメラの影ができます。一方、LEDライトガイドによる発光ありの場合、円満な光環境が生まれます。


2021年10月1日金曜日

2021年9月ブログ活動のふりかえり

 ブログ「花見川流域を歩く」とそのファミリーブログの2021年9月活動をふりかえります。

1 ブログ「花見川流域を歩く」

・9月の記事数は14です。9月の記事は有吉北貝塚北斜面貝層における同一土器破片分布・出土層準検討に熱中し、それがメイン活動となりました。イボキサゴ3Dモデル作成にも集中しました。

・有吉北貝塚検討は発掘調査報告書掲載の精細で超縮小図面からきわめて有用な情報を引き出すというチャレンジャブルな作業を伴い、自分の所持する能力やささやかなパソコン環境をフルに活用する場面が多く、趣味活動の醍醐味を味わいました。作業テンポが日々の記事を書くテンポではないため、記事数は少なくなりました。記事数などどうでもよいことです。活動に熱中して面白さを感じればそれが趣味というものであり、それを少数でも記事に表現すればよいことです。

・イボキサゴ3Dモデルは「小さいもモノ」の3Dモデル作成という特別な技術ジャンル活動であることを理解し、一定の成果をおさめました。

2 ブログ「花見川流域を歩く 番外編」

・技術に関する記事をメインに8記事を書きました。

・2021.09.09記事「illustrator→QGIS 点情報コンバート成功」はFacebook QGIS User Group Japan経由で多数の閲覧がありました。

・2021.09.27記事「GigaMesh Software Frameworkの使い方 その1 6面図の作り方」はTwitter経由で多数の閲覧がありました。GigaMesh Software Frameworkの使い方説明記事作成は、自分には自明でもそれを人に説明するとなると不確かなことを調べる必要にせまられ、とても学習になりました。

3 ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」

・早朝散歩記事11編を書きました。

4 ブログ「世界の風景を楽しむ」

・休載となりました。

5 ブログ「芋づる式読書のメモ」

・設楽博己著「顔の考古学 異形の精神史」の学習記事3編を書きました。

6 2021年10月趣味活動の展望

・有吉北貝塚北斜面貝層の同一土器破片を対象とした超微細事象分析から意味のある価値を獲得できるように学習を進め、そのプロセスを楽しみます。同一土器破片分布から離れた場所の貝層対比が可能になると、他の出土物(石器や磨貝等)の時期比定ができる可能性が浮上します。

・イボキサゴなど「小さいモノ」を対象とした3Dモデル作成技術向上を目指します。

・コロナ禍により自粛してきた展示館観覧を本格的に再開することにします。

・文献図書学習の継続を目指してその習慣化取組を始めます。

参考

ブログ「花見川流域を歩く」2021年9月記事

ブログ「花見川流域を歩く 番外編」2021年9月記事

ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」2021年9月記事

ブログ「芋づる式読書のメモ」2021年9月記事


2021年9月ブログ花見川流域を歩く投稿記事のサムネイル