2017年8月28日月曜日

地図とタイムラプス映像でみるアラル海の昔今

ウズベキスタン旅行では同じ飛行機に水が無くなったアラル海の惨状を視察するグループもいて少し話を聞くことができ、関心を持ちました。
いつか現場を見てみたいと思います。
砂漠に取り残された赤さびた船の姿には心が痛みます。

手持ちの地図とGoogle Earth Engine タイムラプス映像でアラル海の昔と今を見てみました

The World Atlas second edition moscow 1967のアラル海

OXFORD ATLAS OF THE WORLD 2016のアラル海

50年で海として消滅してしまったという印象を持てます。

1984年から2016年までの33年間はGoogle Earth Engineサイトにおいて、衛星写真をつかったタイムラプラス映像としてアラル海の縮小をみることができます。


Google Earth Engine タイムラプス映像
スピードの調整や範囲の拡大縮小等の操作が可能です。
注意 Chromeで正常に表示され操作できます。Chrome以外のブラウザでは正常に表示されない(操作できない)場合があります。

ブログ「世界の風景を楽しむ」にアップすべき記事を間違ってここにアップしてしまいました。関係が全く無いわけでもないのでこのまま掲載します。

2017年8月27日日曜日

一眼レフカメラ入門

ミラーレス一眼レフカメラの操作入門活動を進めています。

早朝散歩で、アートフィルターブランケット機能を利用して16種のモード違い写真をワンシャッターで撮影しています。
そのシャッターを押す素写真(ナチュラルモード)の設定がどうにかこうにかできるようになってきたので少しづつ自分のイメージする写真ができるので「やる気」が出てきました。
現在は絞りを操作して空の雲の形状をどれだけ出すかなどのポイントをファインダーでたしかめ、次にシャッタースピードを決めています。
その場で満足できる写真かどうか大体確かめることができるようになりました。

また、撮った写真をパソコンに保存して写真のプロパティで絞り、シャッタースピードを確かめて後日の参考にもします。

保存した写真のプロパティ例

保存した写真のプロパティを比較しているところ

写真は毎日700枚近くが生成されてパソコンに保存されハードディスク上では4~5ギガになります。

写真保存の様子

ハードディスやそのバックアップ体制はかなり堅固なシステムにしていますのでこの程度の毎日写真保存ではびくともしません。これまでパソコンシステム構築を進めてきた甲斐があります。

最初は16種のアートフィルターは必要はないけれどもとりあえず練習で撮影しようと考えスタートしたのですが、いつのまにか、アートフィルター写真が音楽や絵画と同じような感覚的レベルで好きになり、「風景観察」から離れて「風景鑑賞」に意識が横滑りしています。

カシオカメラのアートモード写真

オリンパスカメラのリーニュクレール写真

オリンパスカメラのウォーターカラー写真

カシオコンパクトデジタルカメラをメインカメラ、オリンパスミラーレス一眼レフカメラをサブカメラとして利用していく気持ちが強まっています。

2017年8月24日木曜日

リーニュクレールによる花見川風景

使いだしたミラーレス一眼レフカメラOLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡのアートフィルターの一つのリーニュクレールが気になっています。

リーニュクレールで花見川風景を表現するとどうなるか、試してみました。

畑の空

弁天橋から上流

弁天橋から下流

花見川風景

花見川風景

柏井橋から上流

路上に捨てられたウサギ

(以上の写真はブログ花見川流域を歩く自然・風景編2017.08.24記事「かわいそうな路上に捨てられたウサギ」と同じシーン)

これはこれでおもしろい風景だと思います。
なぜリーニュクレールに魅力を感じるのか、ふと気が付くことができました。

以前、川瀬巴水の浮世絵版画に興味を持ったことがあり、リーニュクレールの色合いや線画風のところがそれに似ているからリーニュクレールに魅力を感じたようです。

川瀬巴水の浮世絵版画例
WEBから引用

川瀬巴水の浮世絵版画例
WEBから引用


2017年8月23日水曜日

カメラ使いこなし修行

使い慣れたカシオカメラを修理(レンズ清掃、実際はレンズ交換)に出し、その間より旧式のカシオカメラを利用し、同時にオリンパスミラーレス一眼レフカメラを入手して使いだしました。
修理カメラが戻ってきたので、オリンパスカメラの使いこなし修行を本格的に始めました。
修理カメラはレンズ交換だけでなくファームウェアのバージョンアップも行われていることが挙動の端々からうかがえます。
毎早朝の散歩で撮影する写真数は2台のカメラともにブランケット機能を利用しているので、合計700枚近くになっています。

オリンパスカメラのアート機能撮影の素写真の設定を変更できるようになりましたので、新カメラによる撮影が1歩1歩自分の欲しい写真に近づいています。

カシオカメラとオリンパスカメラの撮影例

 カシオカメラとオリンパスカメラの撮影例



2017年8月21日月曜日

パノラマ背景画像に満足

2017.08.16記事「4画面用のデスクトップパノラマ背景画像」で導入したパノラマ背景画像に満足しています。

昔、普通の映画からシネマスコープ映画に変化した時のような感情が生れます。

パノラマ背景画像(氷山)

2017年8月18日金曜日

パソコンソフト操作方法は1ヵ月で忘れる

新たに使いだしたパソコンソフトの操作方法のうち難解なもの(他の常用ソフトで類似操作が少ないもの)については、それを使わないと約2週間で記憶があやふやになり、約1か月でほぼ完全に忘れることを最近何回も体験しています。

1 最近の体験
約1か月前にQGISでポリゴンに数値やテキストを結合する操作を覚えました。
これまで使っていたGISソフト(地図太郎プラス)の結合方法とかなり異なるので、その方法の図解メモを作成しておきました。

自分専用図解メモ 例

自分専用図解メモ 例

同時に、ブログ記事にして後日忘れた際にWEB検索でヒットするように備えました。
2017.06.24記事「QGISでポリゴンに数値を結合するためのcsvtファイル」参照

さて、最近QGISでポリゴンに情報を結合する必要が生まれました。
どのようにするのか最初全く思い出せません。
かすかに「この操作は既にしたことがあり、初めてではない」とわかるのですが、具体的にどの項目で操作したのか思い出せないので、その操作メモがあるフォルダーに到達できません。

このような状況は以前からありますから加齢だけが原因ではありませんが、加齢による状況悪化もあるかもしれません。

色々なフォルダーをやみくもにのぞいていて、偶然QGISでポリゴンに情報を結合したことのある作業フォルダーに当たり、その方法についての概要を思い出しました。
そこからはその方法のメモを作ったことを思い出し、さらにそれをブログ記事にしたことも思い出し、作業方法記憶が一挙に全部回復しました。

2 パソコン操作方法で苦労するソフト
現在上記のように基本操作方法が時々判らなくなり苦労しているソフトは次のようなものがあります。
QGIS、InDesign、File Maker

IllustratorやPhotoshopはほぼ毎日使っているので、最近は気分としては自由に使えるようになりました。IllustratorやPhotoshopで新たにできない操作に遭遇すると、その操作方法を出来るように調べることは喜ばしい楽しみです。

3 対処方法
次のような対処方法を執りたいと思います。
・できなかった操作がはじめてできるようになったとき、かならず図解メモをつくるようにします。(Illustratorに対する抵抗感が少なくなったので自分専用図解メモ作成が自由にできるようになりました。)
・この図解メモを作業フォルダーだけではなく、当該ソフトのフォルダーに「操作方法」などの専用フォルダーをつくりそこにも収納して、アクセスしやすくするようにします。
・趣味活動においてQGIS、InDesign、File Makerなどの利用頻度を意識的に多くして、ソフト操作錬度向上自体を楽しむようにします。


2017年8月16日水曜日

4画面用のデスクトップパノラマ背景画像

デスクトップの背景画像(壁紙)はこの2年間はアイスランドの風景写真を利用してきました。
最初はアイスランドの風景にあこがれ、今年1月アイスランドへの旅が実現し、それからはアイスランド風景の頭脳中反芻を楽しんでいました。

アイスランドの背景画像

最近デスクトップ背景画像について考えること(*)があり、その思考を促進するためにとりあえず何か別の画像にしてみて、背景画像変化の効果を確かめようとしました。

マイクロソフトのデスクトップテーマのページをみると沢山のテーマがありますが、その中に「パノラマ(デュアルモニター)という項目があり10のテーマが用意されています。

「氷山のパノラマ」をダウンロートして表示してみました。

なんと4画面ぴったりのパノラマ風景が生れます。デュアルモニター用とうたっていますが、実際は4モニター用だったのです。

デスクトップテーマ「氷山のパノラマ」

デスクトップテーマ「氷山のパノラマ」

デスクトップテーマ「氷山のパノラマ」

デスクトップテーマ「氷山のパノラマ」

デスクトップテーマ「氷山のパノラマ」

デスクトップテーマ「氷山のパノラマ」

パソコン利用者における4画面利用者の割合は限りなくゼロに近い数だと考えますから、このようなサービスの存在に驚きました。
マイクロソフトにサービスを特注して自分専用背景画像をつくってもらったような感じになります。
無料のサービスですが、強い「お得感」を得ました。

デスクトップ背景画像に関する本来問題意識とは別に、当面は4画面用パノラマ画像を単純に楽しむつもりです。

……………………………………………………………………
* デスクトップ背景画像について考えること
書店に入ってうろうろして普段見慣れない沢山の本を見ていると、思考が刺激されて色々なことに興味が駆り立てられることがあります。
あるいは書名をみたり、本のジャケットをみたり、パラパラめくっているだけで、気になっているテーマのヒントを得たり、気になっているテーマに深く食いついてみたいという「やる気」が湧き出ることがあります。
このような私が体験している「書店効果」を自分のパソコンの背景画像から得られないか、工夫してみようという問題意識が最近生まれました。

参考 画面配置の様子

2017年8月15日火曜日

Google earth proの太陽光機能

Google earth proの太陽光機能について調べてみました。
次のように、地形を立体表示すると時間(太陽の方向と高度)に応じて明るさを調整し同時に影を生成します。夜は暗くなり空には星をその位置に表示します。
操作は時間スライダで自由に行えます。

2017.08.16 6:32
日の出太陽に応じた影が地形に表現されています。

2017.08.16 10:00
地形に影はすくなくなっています。

2017.08.16 17:09
日没時の影が地形に表現されています。

オーバーレイした地図の部分は明るさの調整だけで、影はできません。

オーバーレイした地図 5:45
全体が暗くなっているだけで影はできません。

立体グラフには明るさや影の効果が表現されます。

立体グラフ 15.34
光の当たっている部分は明るく、影になる部分は暗く表現されています。


2017年8月14日月曜日

QGIS画面をGoogle earth proにインポートする方法

今自分ができる「QGIS画面をGoogle earth proにインポートする方法」をメモしておきます。もっとスマートな方法が見つかるといいのですが。

1 画面の画像保存


QGIS画面を「画像として保存」します。JPGで保存するとワールドファイルが自動で生成されます。
この操作ではGEOTIFFファイルは作成できないようです。

2 保存した画面画像をQGISに読み込む



3 読み込んだ画像をレイヤ→名前を付けて保存で保存する
画像として保存します。自動でGEOTIFFファイルとして保存されます。
この際、保存先のパスに日本語は厳禁です(!)。



4 GEOTIFFファイルをGoogle earth proにインポートする



5 まとめ
まとめると次のようになります。

まとめ

2017年8月13日日曜日

HDRART写真とアートフィルター写真の比較

カシオカメラHDRART写真とオリンパスカメラアートフィルター写真の比較を5枚十字パノラマ写真でしてみました。

カシオカメラHDRART写真

オリンパスカメラアートフィルター写真 ナチュラル(素写真)
(カメラの基本機能をまだ十分に理解していませんが、素写真は自動で撮影され、その設定はできないようです。もしこの素写真の設定を変更できるならば以下のアートフィルター写真も変わってきますから、状況は変化します。)

オリンパスカメラアートフィルター写真 ドラマチックトーン

オリンパスカメラアートフィルター写真 リーニュクレール

オリンパスカメラアートフィルター写真 ウォーターカラー

日の出時点のまだ光量が少ない風景写真としてHDRART写真が明るい写真であるという理由で優れていることを確認できます。
アート(芸術)という観点からHDRART写真を利用することもできますが、私が好んでいた理由はアート(芸術)性ではなく、光量が少なくても明るく鮮やかな写真ができる点であることに気が付くことができました。

リーニュクレールなどは面白い写真として何かに使えそうな気がしますが、Photoshopをつかえば他の写真から自在につくることができそうです。

光量が多い昼間に同じ比較をしてみたいと思います。
またHDRART写真は氷河や水蒸気など真っ白い対象が灰色になってしまう不都合があります。この時アートフィルター写真はどうなるか、試してみたいと思います。

2017年8月10日木曜日

CASIOカメラのHDRART機能の有用性に気が付く

CASIOコンパクトデジタルカメラで使っていた品(ZR700)のレンズ内側の汚れが看過できなくなりましたので清掃にだしました。
レンズ清掃といっても実体はレンズ交換とのことでした。

しばらくそれ以前に使っていた品(ZR200)のホコリを払って使っています。

これらのCASIOコンパクトデジタルカメラはHDRART機能が使えて、それが気に入っているので重宝しています。

最近ミラーレス一眼レフカメラOLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡの試用を始めました。
このオリンパスカメラを使ってみて、カシオカメラのHDRART機能の有用性に気が付きましたのでメモしておきます。

早朝の光量が少ない時の風景写真が次のようになります。

弁天橋から上流 カシオカメラHDRART機能撮影

弁天橋から上流 オリンパスカメラART機能ナチュラル撮影

弁天橋から上流 オリンパスカメラART機能ドラマチックトーン撮影

送電線 カシオカメラHDRART機能撮影

送電線 オリンパスカメラART機能ナチュラル撮影

送電線 オリンパスカメラART機能ドラマチックトーン撮影

カシオカメラHDRART機能撮影では私がみた風景の姿(印象)を効果的に伝えることができます。
ところがオリンパスカメラナチュラルでは暗くなってしまいます。このような暗さは現場では感じていません。またドラマチックトーン撮影では空の黒さが気になります。
オリンパスカメラにもHDR撮影はあるのですが、長い露出時間(4秒)のシャッターがあり、手持ちでは実際上使えません。またその画質は期待できるものではありません。
折角購入したミラーレスカメラですが、通常風景撮影は当面は補助機として、星空やオーロラ等撮影では本機として活用することにします。

アイスランドオーロラ撮影でコンパクトカメラの限界に気が付き購入したミラーレス一眼レフカメラですが、かえってCASIOコンパクトデジタルカメラ上位機種の良さに気が付くことができました。

ブログ「世界の風景を楽しむ」2017.07.31記事「コンパクトデジカメでオーロラ撮影」参照