2016年5月29日日曜日

弁天橋橋桁鉄骨上のタメフン

花見川にかかる弁天橋の橋桁鉄骨上のタメフンを観察していますので、記録しておきます。

橋桁鉄骨上のタメフン

2016.05.23のタメフン

2016.05.29のタメフン

この場所にはペットの犬などが降りることはできませんから、野生獣のタメフンであることは100%確実です。

この場所は弁天橋上流側の橋桁鉄骨ですが、以前観察したタメフンは弁天橋下流側鉄骨です。

タメフンの場所
Google Earth引用

2013年7月観察のタメフンと今回観察のタメフンを比較すると、比較的大きな橙色の種が残っていて、同種の野菜や果物等を食っていると考えられます。

2013.07.28タメフン

以前の検討ではこの獣はハクビシンであると考えましたが、今回のタメフンの主もハクビシンであると考えます。

下流側橋桁鉄骨を利用すると左岸側でどうしても一度だけ橋を10mほど通る必要があります。

しかし上流側橋桁鉄骨を利用すると、橋下を利用することによって一度も橋(道路)に出ないで花見川を横断できます。

同じハクビシンとは限りませんが、ハクビシンがより安全な通路を見つけたのかもしれません。

ハクビシンの住処及び活動範囲は以前作成した図面通りに現在も考えています。

タメフン(弁天橋)とハクビシン観察箇所


2016年5月26日木曜日

ヨコヅナサシガメの産卵

2016.05.15記事「ヨコヅナサシガメが3匹も戻る」で越冬集団を解除したばかりのヨコヅナサシガメが鳥の捕食を免れるために、越冬場所と同じ凹地に避難しているようだと書きました。

その見立ては見事に間違っていました。交尾と産卵のために再び越冬場所に集まってきていたのです。

2016.05.16 ヨコヅナサシガメが2匹います。

2016.05.18 その場所に卵鞘が二つ生みつけられていました。ヨコヅナサシガメも1匹います。

2016.05.24 2匹のヨコヅナサシガメが重なっています。交尾の体勢だと思います。

2016.05.26 卵鞘が3つに増えていました。

越冬したのと同じ場所に複数の個体が集まり、3組のカップルが産卵したように見えました。



2016年5月25日水曜日

資料が見つからない時は重大事の時

図書は何度か処分したのですが、すぐに増えてしまい、最近そのスピードが少しづつ加速しています。

スペースには限りがあるから要注意だと意識はしていました。

昨日、柳田國男集第20巻が見つからなくなりました。

地名サクの意味が解けつつあり、自分レベルでは高度な思考になりますから、どうしてもこの図書を見たくなります。

書斎、書棚のある部屋、庭の書庫の3カ所を結局2回廻りました。

ありません。ないはずがないのです。

第20巻以外は全部そろっているのですが。

時間ばかり過ぎてゆきます。

いつもなら、時間の無駄と考えるのですが、今回は思考内容の重要性が高いので諦められません。

机に座って、お茶を飲み、諦めかけて、何気なく机背後の書棚をふりかえると、・・・・なんと目の前に探していた本があります。

何回も探した書棚です。

自分の意識と視野が超狭窄状態になっていたことに気が付いて、我に返りました。

ブログ花見川流域を歩く本編の2016.05.25記事「台地開析谷を表現する地名サクの語源」における思考は自分レベルでは高級なものです。

思考が高級になったので、一種の興奮状態になり、目の前の物も見えなくなってしまったのです。

過去の体験からも、思考のレベルが高級になり、資料閲覧の必要性が増せば、その資料を長時間かけて同じ場所を何度も探すようなはめになります。

今後、図書の整理には取り組み、図書を探し回るような乱雑な環境はなくしたいとは思います。

しかし逆に考えると、諦めずに資料を繰り返し探すという場面は、その資料を利用して考察しようという思考が重大事になっていることを示しています。

多くの場合、資料探しに費やしたエネルギー以上の思考上の成果(自己満足的成果)が得られることが期待できます。

資料探しは吉兆だと思います。

やっと見つかった柳田國男集第20巻

この図書を探している最中に、参考になりそうな、興味の湧く図書をかなり見つけました。

図書探しの副産物です。

2016年5月22日日曜日

ウズベキスタンの砂漠横断

4月にウズベキスタンの砂漠を横断して体感してきました。

ウズベキスタン砂漠横断のルート(GPSログ 赤線)
Google Earthから引用

オアシス都市ブハラからオアシス都市ヒバまで直線距離400㎞をバスで横断しました。

ウズベキスタン砂漠の様子

草がところどころに生えている部分がある、礫の多い砂漠です。

風景の変化はほとんどありませんでした。

ウズベキスタンとトルクメニスタンの境となり、アラル海の水源でもあるアム・ダリヤ川が見える場所もありました。

アム・ダリヤ川の水量が急減していて、アラル海がほとんど消滅しかかっています。

アム・ダリヤ川
対岸はトルクメニスタン
水量が急減しているといっても、風景的には川ではなく、湖です。

高速道路の建設が進んでいました。

高速道路が完成している部分

道路沿いに建物がほとんどありません。

途中トイレがないために、旅行説明書にあった通り、2回のトイレタイムは青空トイレとなりました。

青空トイレ休憩

男性は問題ありません。

女性からも不満のような声は全くなかったようです。それどころか大方が反対の感想のようでした。

地平線まで何もない砂漠での自然トイレは男女ともに快適でした。

(女性は道路から視界が遮られる丘の背後がトイレの場所となりました。)

旅行説明書にあるウェットティッシュ必須という理由が判りました。

ゴミは全部持ち帰りました。

2016年5月20日金曜日

ブログ活動における表現スキル向上の大切さ

趣味としてのブログ活動を丸5年以上行ってきて、活動の楽しさや充実感を支える要素として、表現スキル向上が大変重要であると実感しています。

表現スキルの主要なものは画像作成スキルです。

このブログでは風景写真、GISやGoogle Earthからの地図、Excelの表、図書等からの引用図版、自作ポンチ絵など多様な画像を掲載しています。

画像掲載のない記事はほとんどありません。

これらの画像作成が効率的に行えれば、ブログ記事作成を快適に行うことができます。

ブログ記事の趣旨(自分がおもしろいとおもうこと)の検討にじっくりと時間をかけ、その趣旨にしたがって、効率的に必要な画像を作成できれば、活動は快適です。

活動が快適ならば、発想が豊かに展開して、次々にブログ記事のネタが生まれます。

好循環が生まれます。

ところが、考えた「面白さ」は明白であるのに、それを画像に表現できなければ、ただ文字で表現するだけなら、自分の場合は満足できません。

私の場合、自分の考えた「面白さ」を画像に表現して、初めてブログ記事を書く意義が生まれます。

ところが、ブログを始めたころは、表現スキルがほとんどありませんでした。

たとえば、地形の様子を表現したいとき、現在ならIllustratorをつかって簡単なポンチ絵をかくことは何とかできるようになりましたが、最初は、それがまったくできませんでした。

しかたなく、Excelの作画機能を幼稚なレベルで利用して絵をかくしかありませんでした。

Illustratorが使えなかった頃のポンチ絵(Excel作画機能利用)
ブログ花見川流域を歩く本編 2011.02.03記事「花見川上流紀行 16堀割普請前の花見川谷頭 その2

隔靴掻痒とはこのことです。

その後5年経ち、Illustratorスキルも少しは向上し、簡単なポンチ絵なら描けるようになりました。

また、GISで作った沢山の地図に表題や注記を書き込むことなどは、アートボードの活用方法や既存ファイルの使いまわしスキルが向上し、以前とは比べものにならないほどの高効率性が実現しました。

画像作成スキルが向上して、時間短縮と質の高い(見栄えの良い)画像作成ができるようになれば、趣味活動の発展が望めます。

従って、今後もIllustratorスキルを中心にして、関連するPhotoshopスキルなども含めて、画像表現スキルを意識的に高めたいと思います。

同時に、ほとんど使っていない動画についても、Google earth proでの作成が増えていますので、スキルアップしていきたいと考えています。

参考 ブログ花見川流域を歩く本編で書いたポンチ絵

ブログ花見川流域を歩く本編で書いたポンチ絵
2016.05.19記事「小字「ハニ」「ハネ」に関する補足考察と訂正

ポンチ絵そのものは高度な作品を目指しているわけではないので、シンプルで稚拙なものです。

しかし、自分が頭で考えたイメージを、その場で直ぐに、誰も経由しないで、このような図像にできることはとても快適です。


2016年5月18日水曜日

2016.05.18 花見川風景

霧の深い朝でした。

花見川の川霧というより、土地全体が霧に覆われていました。

花見川風景

花見川風景

花見川風景

上ガス

4月、5月、6月は近くの田んぼ(勝田川谷津)で深層地下水を大量に揚水するため、上ガスが特に盛んになります。

弁天橋から下流

弁天橋から上流

畑の空

2016年5月16日月曜日

ブログのモバイル向けテンプレートの変更

ブログ「花見川流域を歩く」とブログ「花見川流域を歩く番外編」のモバイル向けテンプレートを変更しました。

ブログ「花見川流域を歩く」のモバイル向け画面

ブログ「花見川流域を歩く番外編」のモバイル向け画面

最近ではモバイルからブログに訪れていただくことも増えています。

2016年5月15日日曜日

ヨコヅナサシガメが3匹も戻る

2016.05.14記事「ヨコヅナサシガメが戻る」で、越冬場所に戻ったヨコヅナサシガメの本能みたいなものが、少し狂って、ご利益が無いのに、帰巣本能みたいなものに従ったようだと考えました。

本朝、同じ場所にヨコヅナサシガメが3頭戻っていました。

2016.05.15 ヨコヅナサシガメが3頭戻った様子

3頭みた瞬間、昨日考えた単純帰巣説が間違っていることに気が付きました。

桜の木の窪みですから、鳥から食われる心配がありません。

他の昆虫などを襲ってその体液を吸い取るという活動以外の時間は鳥に襲われない安全な場所に避難していると理解しました。

安全な場所に幼虫が集まって越冬し、その安全な場所を成虫も適宜利用するということです。

2016年5月14日土曜日

ヨコヅナサシガメが戻る

2016.05.02記事「越冬昆虫集団がようやく解散する」でヨコヅナサシガメの5齢幼虫越冬集団が全部成虫になったその日に解散して、越冬した桜の木の窪地が空になったことを報告しました。

その空になった桜の木の同じ場所に、本日(2016.05.14)、ヨコヅナサシガメの成虫1頭が戻っていたので、記録しておきます。

越冬した同じ場所に戻ったヨコヅナサシガメ

帰巣本能に似たものがヨコヅナサシガメにもあるのでしょうか。

この場所に戻ってきてもご利益は何もないとおもいますが。

2016年5月12日木曜日

リビアの不思議な地形

Earth View from Google Earthの画像で不思議な地形に出会いました。

リビアの岩体とその周辺の矩形模様です。

リビアの不思議な地形
Earth View from Google Earth 6265から引用

垂直写真ではまるでクレーターのように見えます。それが何であるか、気になります。

同時に付近に垂直に交わるような白い線が見えます。どうも人工の線ではなく、自然が作った線のように見えます。

しかし、岩体の上にもお構いなく線が描かれているように見えて、ますます不思議な線です。

私にとって理解不能な線です。

リビアの不思議な地形 斜め写真
Google Earthから引用

斜めに見ると、クレーターのように見えた岩体が、丸い台地上の岩体で、表面が磨かれたように平面になっています。砂漠の中の不思議な地形です。

地中にあった岩脈が砂漠の風食でできたものでしょうか。

白細線による矩形模様は広大な範囲に広がっていて、線がぐにゃぐにゃしていても、全体では矩形模様となります。

白細線を抜き出してみました。

リビアの不思議な地形 斜め写真
Google Earthから引用 追記

もしかしたら、白細線はやっぱり人工の地割線? こんなところに? 鉱区の設定線?

ますます疑問が深まるばかりです。


リビアの不思議な地形(動画)
Google earth proによる

2016年5月10日火曜日

Googleに発生した一時的システム障害でヒヤリ

ブログ記事をBlogger(Google提供)の投稿編集ページで編集していると、何か手ごたえがおかしくなりました。

保存作業がいつまでも続き、終わりません。そのまま作業を強制的に中断するしかありません。

そのうちに、うんともすんとも言わなくなり、とうとう自分のブログの表示さえできなくなりました。

もしブログ花見川流域を歩くの全データが失われると、最近はブログ記事のバックアップはとっていませんから、趣味活動の死活問題にかかわってきます。

GoogleではBloggerのブログ記事を世界中の数か所に重複してバックアップしているので消えることはないという情報を信じていたのですが、果たして本当にそれを真に受けて良いものか心配が深まります。

冷や汗が出てきます。

一時パソコンから離れて、頭を冷やし、再びパソコンに向かいました。

ブログ「花見川流域を歩く」が表示されたり、されなかったりします。相変わらず投稿編集ページには入れません。

ふと、他の方のBloggerブログがどうなっているのか、確かめることを思い出しました。

他の方のBloggerブログはどれも表示することができません。Bloggerブログ以外のWEBページはどれも通常どおり表示されます。

これで、自分の操作ミスで自分のブログを壊したのではなく、Blogger全体のシステム障害であることが判りました。

溜息とともに、良かったと安堵しました。

システム障害でブログが正常に表示されていないにも関わらず喜びの気持ちが生まれました。

明日以降、ブログ記事のバックアップを取ることにします。

次の画像はダウンディテクターというサイトにおけるシステム障害のマップ及びグラフです。

2016.05.10 16:00のGoogleシステム障害マップ

2016.05.10 16:20のGoogleシステム障害マップ

2016.05.10のGoogleシステム障害グラフ

15:00~16:30頃までシステム障害が続いたようです。


2~3年前頃まではBloggerブログが数日間使えないような規模の大きなシステム障害が何度かあったのですが、最近はそれが無くなったので、気持ちの上で油断していました。

Google社の品質管理の問題だけでなく、外部からの要因による様々なシステム障害で、ブログ記事が消失するという事故が無いとは言えません。

Googleにたより切らないで、自らのバックアップ体制が大切であると、身に染みました。



2016年5月8日日曜日

2016.05.08 花見川風景

うろこ雲が映える青空になりました。

熱くもなく、寒くもない、強い風もない、新緑がまぶしい年間を通して最も快適であるといってもまちがいではない散歩となりました。

日の出前のうろこ雲


花見川風景


花見川風景


花見川風景


弁天橋から下流

ボートの人

ボートやカヌーで釣りをしていた人が5~6人いました。

弁天橋から上流

畑の空

2016年5月7日土曜日

西オーストラリアの奇妙な小湖沼群

Earth View from Google Earthで奇妙な写真をみました。

西オーストラリアの奇妙な小湖沼群のようです。

西オーストラリアの奇妙な小湖沼群
Earth View from Google Earthによる

広域的に小湖沼が同列に無数に分布しています。

西オーストラリアの奇妙な小湖沼群
Google Earthから引用

西オーストラリアの奇妙な小湖沼群
Google Mapから引用

次の動画を見ていただければわかるように、ほぼ真平な土地に浅い帯状窪地が並んで存在していて、青いところは水面、白いところは水が干上がっているところです。

植生の発達状況から雨季と乾季で水面の広がりが大幅に変化している様が判ります。

農地では、雨季には全部水面になる、この帯状の土地を除いて利用しています。

複雑に褶曲した地層の土地が、水平に近い地形になるまで削られてできたと思いますが、詳しいことはWEBをざっと調べてただけでは、説明を見つけることはできませんでした。

何かの説明を見つけたら、この記事に追記します。



西オーストラリアの奇妙な小湖沼群への移動

2016年5月5日木曜日

千葉市花見川区の地上絵 三角

Google Earthをいじっていたら、千葉市花見川区の地上絵 三角が目に飛び込んできましたので、紹介します。

千葉市花見川区の地上絵 三角
Google Earthから引用

三角は単純なもので、道が三本交わって、かなりきれいな形状の三角形になったものです。

明治時代の地図でもよく認識できるこの三角形により、三角原、三角台という地名と三角原射場という名称が生まれました。

近衛師団管轄演習場規程付図 下志津演習場要図其の一(部分)

さらに戦後できた三角町の由来となりました。

ちなみに三角原射場は航空機による爆撃訓練の地であり、上記地図に爆撃基本目標の文字が見えます。

この付近の地図を示すと次のようになります。

三角付近の地図
Google Mapから引用

都市開発が進んでも、三角が残ったことは奇跡です。

誰一人として気が付きませんが、この三角には歴史が込められていて一種の文化財的価値があります。

花見川との関係でこの三角をみると次のようになります。

花見川との関係でみた三角の位置
Google Earthから引用

ブログ花見川流域を歩く本編 2012.02.15記事「三角町の地名由来」参照