PhotoshopのPhotomerge機能を利用してパノラマ画像を作成するときのレイアウトオプションをカタログとしてまとめておきます。
1 素画像
素画像(縦長3枚) スイスペルス氷河
2 Photomergeレイアウトオプション
Photomergeレイアウトオプション
以下Adobeの説明です。
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自動
Photoshop によってソース画像が分析され、遠近法、円筒法、球面法のうち、Photomerge の生成に適したレイアウトが適用されます。
遠近法
複数の元画像から 1 つを参照画像として指定し(デフォルトでは中央の画像)、一貫したコンポジションを作成します。次に、複数のファイル間で重なり合うコンテンツが一致するように、その他の画像が変形されます(必要に応じて、再配置、拡張またはゆがみが行われます)。
円筒法
折り畳まれた円柱上に個別の画像を表示することで、遠近法レイアウトで発生する可能性がある蝶ネクタイ状のゆがみを軽減できます。複数のファイル間で重なり合うコンテンツは一致したままです。参照画像は、中心に配置されます。横広なパノラマを作成する場合に適しています。
球面法
画像が球面内部にマッピングされたような形で整列して変形され、360 度パノラマの表示がシミュレーションされます。360 度にわたる画像セットがある場合は、これを使用して 360 度パノラマを作成できます。「球面法」を使用すると、他のファイルセットでもパノラマのような結果が得られます。
コラージュ
複数のレイヤーを整列させ、重なり合うコンテンツを一致させ、元のレイヤーを一致させ(回転または拡大・縮小)します。
位置の変更
複数のレイヤーを整列させ、重なり合うコンテンツを一致させます。ただし、元のレイヤーの変形(拡張やゆがみ)は実行されません。
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3 レイアウトオプション別パノラマ画像
自動
この素画像では遠近法となりました。
遠近法
矩形の画像に切り抜きすると、空部分の情報が少なくなります。
円筒法
体験的に最も多く使っているオプションです。
素画像の貼り合せ状況をみるために、真ん中のレイヤーを薄くすると次のようになります。
円筒法の素画像貼り合せ状況
球面法
コラージュ
山頂の一部が二重になり、正確な貼り合せができていません。
他の例でも正確な貼り合せにならないことがありました。
位置変更
メモ
多くの場合円筒法が無難なレイアウトですが、画像のコンテンツや切り抜いて利用する部分によっては他のレイアウトの方が所望する効果を得られる場合があると思います。
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