2020年12月1日火曜日

2020年11月ブログ活動のふりかえり

 ブログ「花見川流域を歩く」とそのファミリーブログの2020年11活動をふりかえります。

1 ブログ「花見川流域を歩く」

・11月の記事数は23です。

ア アリソガイ製ヘラ状貝製品学習

・アリソガイ製ヘラ状貝製品の3Dモデル観察を深め、アリソガイの使用法についてまとめました。使用法検討でBlenderによる3Dモデル分析を行いました。

イ 「ちばの縄文」展示の3Dモデル作成

・千葉県立中央博物館企画展「ちばの縄文」展示物の3Dモデルと観察を行いました。自分が縄文社会を理解する上で特段に重要と思う展示物が多く、密かなる興奮を伴う活動となっています。

ウ 加曽利E式土器企画展観覧

・今年で3年目となる加曽利貝塚博物館企画展「あれもEこれもE 加曽利E式土器 北西部地域編」を観覧しました。

2 ブログ花見川流域を歩く番外編

・3Dモデル技術に関するものなど5記事を書きました。

・微小展示物(コハク)の3Dモデル作成にチャレンジし、3回目の撮影でようやく成功しました。

・3DF Zephyr LiteとBlenderをセットにして操作技術習得を進めました。3Dモデルの穴埋めとか、メッシュ間引きとか基礎技術が少し身に付き出しました。

3 ブログ花見川流域を歩く自然・風景編

・17記事を書きました。

・早朝の暗い時間、まだ光量の少ない日の出前後時間の撮影の仕方を工夫して、Photoshopの機能も利用して、より自分の好みに合った鮮やかな写真ができるように努力しています。

4 ブログ世界の風景を楽しむ

・11月は休載となりました。

5 ブログ芋づる式読書のメモ

・11月は休載となりました。

6 11月学習の特徴

・アリソガイ学習、展示物3Dモデル作成観察、3Dモデル作成スキル向上が活動の柱になりました。

・展示物3Dモデル作成観察では鉢ヶ谷遺跡出土中期土偶と小型深鉢土器の観察を行い、鉢ヶ谷遺跡と中部高地との関係について問題意識を深めました。また、養安寺遺跡出土コハクの観察と別途実施している同遺跡出土アリソガイ観察から、養安寺遺跡と有吉北貝塚との関係について問題意識を深めました。

7 12月学習のイメージ

ア 縄文社会消長分析学習

・養安寺遺跡と有吉北貝塚を最初の事例学習対象として、発掘調査報告書の詳細理解を行い、加曽利E式期頃の社会消長理解を深めることにします。

・この学習の中に継続しているアリソガイ学習を含めます。また「ちばの縄文」企画展と「あれもEこれもE」企画展展示物3Dモデル観察もこの学習の一環として行うことにします。

イ 3DF Zephyr Lite & Blenderのスキル向上

3DF Zephyr Lite & Blenderの操作スキル向上に意識して取り組み、この冬に「モノ」にします。

8 地名学習について

10月~11月にかけて数人の方から地名学習記事についてコメントをいただいたり、連絡をいただきました。地名学習については過去に熱中していた時期があり、ブログ記事も多数になります。そのブログ記事が検索でヒットして読んでいただき、興味を持っていただいたのだと思います。

縄文時代にも地名が存在していたことは100%確実であり、その縄文時代の地名(縄文晩期の地名)が連続して弥生時代にも使われたことも確実です。さらに弥生時代の地名も・・・、地名が完全に途切れた時期は房総では(日本では)なかったと想像します。縄文時代の地名(縄文語による地名)が現代にまで伝わっているものが存在することは確かであると思います。

このような意味から現在熱中縄文学習と過去熱中地名学習はリンクします。

なんと地名「千葉」は縄文語「チパ」(イナウの意)に由来し、古語枕詞「ちはやふる」の「ちは」に通じているという地名「千葉」語源説もあります。「地名「千葉」は縄文語起源 梅原猛仮説」参照

地名に関するコメントや連絡に刺激されて、いつか縄文学習が一段落する時があれば、地名学習に回帰してみたくなります。

9 展示物3Dモデル作成記事について

縄文土器等の展示物撮影と3Dモデル作成のスキルはそれを始めた2年前と比べると格段に効率的にできるようになってきています。

一方、それを記事にするときは、その対象物についていろいろ調べることをある程度徹底して行うので、時間がかかります。

そのため、記事にしていない3Dモデル素材が急激に増えています。展示物観覧を生かし切れていません。もったいないような気がします。

そこで、観覧撮影して作成した3Dモデルは原則全て記事にして情報公開して皆様と情報共有することにします。3Dモデル記事全てについて詳しい検討をすることは時間的に無理ですから、記事によっては検討やメモ・感想のないものもあれば、詳しい検討がなされるものもあるという状況を前提にすることにします。

参考

ブログ「花見川流域を歩く」2020年11月記事

〇は閲覧の多いもの

ブログ「花見川流域を歩く 番外編」2020年11月記事

ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」2020年11月記事


ブログ「花見川流域を歩く」2020年11月全23記事のサムネイル


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