国土地理院サイトからダウンロードした基盤地図情報数値標高モデル(5mメッシュなどのDEM)ファイル(XMLあるいはZIP)を即座にQGISで使えるプラグイン(QuickDEM4JP)が株式会社MIERUNEさん(※)から無償提供されました。その情報をQGIS User Group Japan(Facebook)古川泰人さんの情報発信で知りました。
早速試したところとても使いやすいので紹介します。
※MIERUNEとは「みえるね」であり、QGIS認証機関として日本で初めて、世界で33番目に認証されたとのことです。位置情報に紐付いたデータの可視化をめざす頼もしいQGIS最先端専門家集団さんです。
1 プラグインQuickDEM4JPのインストール
QGISの「プラグイン」→「プラグインの管理とインストール」画面にすでにQuickDEM4JPがリストアップされています。これをインストールすれば使えるようになります。
インストールしたプラグインQuickDEM4JPの画面
2 利用方法
国土地理院サイトから基盤地図情報数値標高モデル(5mメッシュなどのDEM)ファイル(ZIP)をダウンロードします。ZIPファイル1つだけで、その内容がXMLファイルだけならZIPファイルから、あるいはZIPファイルに格納されているXMLファイルを指定して利用できるようになります。
プラグインQuickDEM4JP画面
ZIPファイルあるいはXMLファイルの指定、出力先等を指定します。
3 利用結果例
QGIS画面
Qgis2threejs画面
指定したZIPファイルから即座にGeoTIFFファイルが生成します。これを基にプラグインQgis2threejsクリックで瞬時に地形3Dモデルが生成します。
4 感想
これまでXMLファイルをGeoTIFFファイルへ変換するために、変換ツールを利用していました。
ブログ花見川流域を歩く番外編2019.09.21記事「5mDEMを使った地形精細3Dモデル作成手順」
今回MIERUNEさんから提供されたプラグインで変換ツールを改めて使うという手間が無くなりますので、とても便利になります。MIERUNEさんに感謝します。
5 プラグイン著者の説明サイト
国土地理院の標高データ(DEM)をQGIS上でサクッとGeoTIFFを作って可視化するプラグインを公開しました!(Terrain RGBもあるよ)
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