OLYMPUSのコンパクトデジカメTG-6は小さな対象物に1㎝まで接近して撮影できる顕微鏡モードが付いていて、なおかつ深度合成ができます。この2つの機能により小さなモノの撮影、特に3Dモデル作成用撮影に適しています。
この度このカメラのLEDライトを接写1㎝でも対象物に均等に照射できる装置(LEDライトガイド)を入手しました。早速試用したところ顕微鏡モード撮影には必須の装置であることを確認しましたのでメモします。
1 TG-6カメラのLEDライトガイド
TG-6カメラにはフラッシュの他にLEDライトがついています。LEDライトは常時点灯できますから深度合成撮影に便利です。しかし、顕微鏡モードでは対象物に近づきますからLEDライトの照射が出来なくなります。この不都合を解決するのがLEDライトガイドで、LEDの光をレンズの外周に沿って発光させ、対象物まで1㎝でも対象物に光を照射できます。
LEDライト発光なしの状態
LEDライト発光の状態(ガイドなし)
LEDライトガイドによる発光状態
2 イボキサゴの深度合成撮影
撮影ボックス内間接照明環境で撮影しました。
LEDライトガイドによる発光なし
LEDライトガイドによる発光あり
イボキサゴ中央部(先端部)がLEDライトガイド発光なしの場合カメラの影になり画像が黒ずんでいます。一方、LEDライトガイド発光ありの場合は影はありません。
3 切手の撮影
LEDライトガイドによる発光なし 左に照明を置く
LEDライトガイドによる発光あり
LEDライトガイドによる発光なしの場合カメラと切手との距離は1~2㎝ですから、ライトを複数利用しても必ずカメラの影ができます。一方、LEDライトガイドによる発光ありの場合、円満な光環境が生まれます。
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