Facebookのコメントでやまだこーじさんから白黒グラデーションと白緑グラデーションでは干渉色変換結果が異なることを教えていただきました。
そこで実際に確かめてみました。
色違いグラデーションは3DF Zephyr Liteで土偶3Dモデル(メッシュ)をフィルター→カラーを更新→色をアップデート→モード「高さによる」→カラーマップで色グラデーションを特定しました。
3DF Zephyr Liteの「色をアップデート」ウィンドウ
干渉色変換はやまだこーじさん開発公開の干渉色変換ツールで行いました。
結果は次の通りです。
色違いグラデーションによる干渉色変換結果 1 (繰返1 位相0)
色違いグラデーションによる干渉色変換結果 2 (繰返3 位相0)
白黒グラデーション、白緑グラデーション、白青グラデーションは干渉色変換結果が似ています。しかし3つとも異なります。白赤グラデーションは大きく異なります。
一般的用途でグラデーションを使う分には色の違いを特段に意識する必要はあまりありません。しかしやまだこーじさんから指摘されることによって、色違いグラデーションが同じ仕様でつくられているのではないことに気が付きました。3DF Zephyr Liteのカラーマップと別製品(例えばQGIS)のカラーマップが同じ仕様でつくらているという保証はありませんから、同系単色グラデーションもみかけは同じで、中身は違うのかもしれません。精密作業をする時は色違グラデーションとか製品間同系色グラデーションの違いを確かめる必要があります。
なお、白黒、白青、白緑、白赤の各グラデーションの画像をPhotoshopでグレースケールに変換すると、グレースケール上で微妙に異なる様子を確認できました。
カラーとグレースケール
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参考
色違いグラデーションによる干渉色変換結果 3 (繰返3 位相0 合成:オーバーレイ)
白緑グラデーション、白青グラデーション、白赤グラデーションでは結果がそれぞれの色に染まるのですが、白黒グラデーションではその色(グレー)に染まったように感じません。面白い現象です。
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