2016年11月30日水曜日

Google earth3D地形パノラマ画像の作成価値

Google earth proで3D地形画像を同一視点から角度を変えて作成し、パノラマ画像にマージして、その活用可能性を検討してみました。

1 地形が中景、遠景の場合

表現したいメイン地形が中景、遠景である場合の3D画像とそのパノラママージ画像例を次に示します。

同一視点場から作成したGoogle earth立体地形画面のマージ画面 例1

マージ画面と同じような画面をGoogle earth proで作成すると、難なくできました。

マージ画面と類似した画面

2 地形が近景から遠景にわたる場合

表現したいメイン地形が近景、中景、遠景にわたる場合の3D画像とそのパノラママージ画像例を次に示します。

同一視点場から作成したGoogle earth立体地形画面のマージ画面 例2

マージ画面と同じような画面をGoogle earth proで作成しようとすると、ほとんど不可能であることが判りました。

類似の画面を作成したのですが、近景の様子が大きく変化してしまいます。

逆に近影を似せると、遠景を表現できません。

マージ画面と類似させた画面

アイガーの山体をみる角度がかなり変化しています。


3 結論

結論として次のことが言えます。

・対象地形が中景や遠景の場合、複数画像を作ってパノラマ画像を作成する意味(価値)はほとんどなく、広域の1枚の画像をGoogle earth proで作成すればよいだけです。

・対象地形に近景が含まれる場合、複数画像を作ってパノラマ画像を作成する意味(価値)があります。複数画像を別の視点場から1つの画像として作成することが困難だからです。


例1はアメリカアリゾナ州のホースシューベンド、例2はスイスアイガーです。

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