2016年12月18日日曜日

ハレーション写真利用の次善策

対象物の正面に太陽が来てしまい、どうあがいてもハレーションで正常な写真がとれないときがあります。

これまで、ハレーション写真を撮って、しかたなくそれを使うしかありませんでした。

しかし、そのような場合の次善策を思いつきました。

ハレーション写真に連続する画面をハレーション無しで撮って、それをPhotoshopでマージすれば、ハレーション写真だけより無様さを緩和できるに違いないと考えました。

そこで実験してみました。

ハレーション写真 A

ハレーション写真に連続するハレーションなし写真 B

AとBのマージ写真 C

A写真を提示するのではなく、C写真を提示すればハレーションの無様さを緩和できることを確認できました。

スイスサースフェーからみたフェー氷河の正面に太陽があり、どうしてもハレーション無し写真をとることができませんでした。

ブログ「世界の風景を楽しむ」2016.10.15記事「スイス フェー氷河」参照

スイスサースフェーからの氷河写真 D

この時はこのハレーション写真を仕方なく何枚も撮ったのですが、その写真に連続する画面を1枚も撮っていませんでした。

ところが、探すと別の場所で撮った写真とハレーション写真の画面が近似的に重なっているように見えます。

別の場所で撮った写真 E

試しにDとEをマージしてみました。

運よくマージできました。

DとEのマージ写真 F

Dを提示するより、Fを提示するほうが情報量も増えますし、ハレーション違和感が減じます。

これから対象物が太陽正面にある場合、ハレーションがある写真とともに、それに連続する画面を撮り、マージすることによって効果面での次善改善を図ることにします。

参考 Fの貼り合せ状況

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