対象物の正面に太陽が来てしまい、どうあがいてもハレーションで正常な写真がとれないときがあります。
これまで、ハレーション写真を撮って、しかたなくそれを使うしかありませんでした。
しかし、そのような場合の次善策を思いつきました。
ハレーション写真に連続する画面をハレーション無しで撮って、それをPhotoshopでマージすれば、ハレーション写真だけより無様さを緩和できるに違いないと考えました。
そこで実験してみました。
ハレーション写真 A
ハレーション写真に連続するハレーションなし写真 B
AとBのマージ写真 C
A写真を提示するのではなく、C写真を提示すればハレーションの無様さを緩和できることを確認できました。
スイスサースフェーからみたフェー氷河の正面に太陽があり、どうしてもハレーション無し写真をとることができませんでした。
ブログ「世界の風景を楽しむ」2016.10.15記事「スイス フェー氷河」参照
スイスサースフェーからの氷河写真 D
この時はこのハレーション写真を仕方なく何枚も撮ったのですが、その写真に連続する画面を1枚も撮っていませんでした。
ところが、探すと別の場所で撮った写真とハレーション写真の画面が近似的に重なっているように見えます。
別の場所で撮った写真 E
試しにDとEをマージしてみました。
運よくマージできました。
DとEのマージ写真 F
Dを提示するより、Fを提示するほうが情報量も増えますし、ハレーション違和感が減じます。
これから対象物が太陽正面にある場合、ハレーションがある写真とともに、それに連続する画面を撮り、マージすることによって効果面での次善改善を図ることにします。
参考 Fの貼り合せ状況
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