2019年6月30日日曜日

縄文土器の観察記録3Dモデルの改良

縄文土器の観察記録3Dモデルを作成して縄文土器学習の基礎資料として活用しています。
観察記録3Dモデルにより土器形状や模様等を子細に観察していると、土器下部や底部の拡大観察が床面に隠れてしまいできないことがこれまで何回もありました。それが普通であると単純に勘違いしていたことになります。しかし突然その勘違いに気が付き、不都合除去により改良できましたのでメモします。
展示土器の前方の床を除去すると土器下部や底部を下方から眺めることができるようになりますので、観察が便利になります。これまで作成した既存の観察記録3Dモデルも必要に応じて順次床面除去をすることにします。

1 床面がある場合

床面がある場合の観察記録3Dモデル
写真と同じように床面も含めないと記録性が円満でなくなると勘違いして作成した観察記録3Dモデルです。

土器下部・底部の最大拡大表示画面

土器下部・底部をさらに拡大表示しようとしたときの不都合

2 床面を除去した場合

床面を除去した場合の観察記録3Dモデル
床面は観察対象、記録対象ではありませんから観察記録3Dモデルに含める必要はありません。

土器下部・底部を拡大表示した時の様子
(ただし、この例では底部付近に張り付いた写真のピントが甘くなっていて残念です。手振れ写真の混入だけでなく、土器中央部にピントが合うと土器底部のピントが甘くなるという微妙な問題…写真撮影上の技術未熟…の存在にも気が付きました。)

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