2019年10月6日日曜日

ハラハラドキドキの連続 パソコンハード更新作業

1 パソコン更新の決断
趣味活動のメインツールであるデスクトップパソコンは8年前にWindowsXP機からWindows7機にパソコンハードを更新し、途中でWindows10にアップグレードしてこれまで使ってきました。8年前はメモリが16Gであることでもあり、またモニターを4画面にしたこともあり、その高速操作性、作業効率性等に大いに満足できていました。
しかし3Dモデル作成等により一度に扱う情報量(主に画像)が飛躍的に増え、かつ、ソフト最新版も高度化・高機能化して、さらに複数の複雑多岐作業を同時に機器で走らせることが常態化しました。その結果過去の最新鋭パソコンもいつの間にか望む作業に思いのほか時間がかかるようになり、時たま不調現象が起こるようになりました。
そこで2年ほど前からパソコンハード更新を考えていたのですが、更新作業にかかる1週間程度の活動空白期間を生み出す決断をすることができないで、ズルズルと時間だけが過ぎてきました。
そんな時、消費税増税となり、増税直前商戦にも巻き込まれて、「今しかパソコン更新をする時期はない」と決断して思い切って機械を更新した次第です。

2 新パソコンの概要
・raytrekZQ4-i9
・Core i9-9900k
・NVIDIA Quadro P4000 8GB(DisplayPort×4)
・32GB DDR4 SDRAM
・Crucial 1TB SSD
・3TB HDD

新パソコンにつないだモニター4枚の様子

3 パソコン更新の主な作業
ア パソコン設置書斎空間の整理・清掃・ほこり除去
イ 新旧機器併設設置
・(安全性を考慮した)電源接続
・インターネット回線接続
・モニター4画面接続
・各種付属機器接続
ウ 新パソコン ソフトダウンロードと設定
・webブラウザ、メール設定
・セキュリティソフト設定
・ソフトダウンロードと設定
Microsoft Office、Adobe Creative Cloud、WZEditor、QGIS、3DF Zephyr Lite、その他多数
エ ドライブ利用方法の決定
・使い勝手の良さと効率的バックアップシステムを備えたドライブ利用方法の決定

4 パソコン更新作業で体験したハラハラドキドキ
ア、イ、エ作業は時間がかかるものはありましたが、比較的順調に推移しました。
ウで大いにハラハラドキドキしました。その例を2つに絞って記録しておきます。
4-1 メール設定ができない
プロバイダーから書類でもらっている情報を入力してもアウトルックで自分のメール設定ができません。過去には他のパソコンやタブレットで設定できましたから焦ります。
仕方がないのでプロバイダーに電話でサポートしてもらいました。
なんと書類でもらっているpopサーバーとsmtpサーバーとそれぞれのポート番号が全く異なるものに変更になっていたのでした。
心理的余裕のあるときならば、「何故?」とその変更理由を聞きたいところですが、とりあえずメール設定実施を優先して、メールを使えるようにしました。

4-2 MicrosoftOfficeがパソコンから完全に消える
MicrosoftOfficeがプリインストールされているパソコンを購入しました。Word、Excel、Outlook、PowerPointが使えるようになり安心しました。それもつかの間、以前単体で購入したAccessをインストールしたところMicrosoftOfficeがパソコンから完全に消えてしまいました。訳が分からず、下手な修復が事態をさらに悪化させる可能性もあり、一晩苦しみました。翌朝9時にMicrosoftに電話でサポートしてもらいました。
一筋縄では治らず、いろいろ試行錯誤して最後にMicrosoftOfficeをwebからダウンロードしてインストールして使えるようになりました。説明ではプリインストールされているOfficeは「アプリ」であり、Accessは「ソフト」であり、同時に使えるようにすると「ソフト」が生き残り「アプリ」が死ぬとのことでした。

メール設定にしろ、Office消失にしろ提供会社サイドの条件で生じる問題に直面すると、それが自分の知識とか努力とかで解決できるのかできないのかわかりませんからハラハラドキドキしてしまい、寿命が縮まる思いを体験しました。

5 新パソコンの使い勝手
5-1 とにかく速い
とにかくパソコンが速くなりました。起動時間や終了時間もすぐで驚きをもって使っています。ファイルコピーも超迅速になりました。ソフトが動く時間も大幅に短縮されました。web回線スピードは新旧パソコンとも同じですが、ファイルをCloudにアップするとき条件設定によっては新パソコンのスピードが大幅に改善しました。パソコン内部事前処理時間の改善があったものと推察します。
旧パソコンではパソコン起動に時間がかかるので、作業中断の際にはスリープを使いましたが、新パソコンではスリープを使う必要性がほとんどなくなりました。

5-2 縦型モニター導入が功を奏する
旧型パソコンから27インチモニター(横型固定)3台を引き継ぎ、27インチ縦横自在モニター1台を新規購入しました。
旧パソコンでは書類や地図を拡大すると上下方向に切れてしまうことがあり不便でしたが、今回その不便が解消し、逆に大変便利になりました。

QGIS画面(縦型モニター)

QGIS画面(横型モニター)

6 感想
1週間趣味活動そのものを棒に振り、パソコン更新作業に集中するという決断をして(消費増税にさせられて)、本当に良かったと思います。
パソコン作業の効率化・短時間化によって、趣味活動に新しい境地が開けるに違いないと直感します。
新パソコンをこれから8年使うとすれば自分の年齢も〇〇歳になりますので、おそらくこの新パソコンが人生最後の高機能パソコンになる可能性大です。


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