2021年4月5日月曜日

web用画像のディザ方法

 ブログ「花見川流域を歩く自然・風景編」2021.04.03記事「快晴」で次の画像「畑の空」を掲載し、同じ画像をTwitterとFacebookでも掲載しました。


畑の空

この画像についてFacebook関根達夫さんから「旭日を中心にして、同心円の輪ができるのはレンズのせい?」というコメントをいただきました。

確かに、いわれてみると気になります。自覚があまりありませんでした。別カメラでも同じようになったことがあるので、確かめてみました。

結果次のようなことがわかりましたのでメモします。

自分は、一眼カメラで撮影したフルカラー大容量画像をweb掲載用画像に縮減するためにPhotoshopの「web用に保存(従来)」機能を使っています。

この機能で元画像(JPG 11MB)をweb用(PNG 100KB 128色)に縮減しています。その際ディザアルゴリズムメニューという項目設定があり、デフォルトの「誤差拡散法」を無意識に使っていました。このディザアルゴリズムメニューを「パターン」に変えたところ、同心円的縞模様が軽減しました。


ディザアルゴリズムメニューをパターンに変えて作成したweb用画像

ディザアルゴリズムとはコンピューターのカラー表示システムで使用できないカラーをシミュレートする方法で、いわばフルカラーの画像を少ない色数でごまかす技術のようです。


ディザアルゴリズムメニューの比較


ディザアルゴリズムメニューの比較(空の拡大)

ご指摘いただいたFacebook関根達夫さんに感謝です。

ディザアルゴリズムメニューをどのように変えると、どのようになるのか、その原理を今後熟知できるようにしたいと思います。


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