Half-width space in the obj file name
A half-width space was inserted in the obj file name, which caused work inconvenience and interrupted the activity for a long time. I was relieved that the problem was finally solved.
Photoshopの3D機能(※5参照)を利用して作成したWabefront(.obj)ファイルを3DF Zephyr Liteにロードするとテクスチャが貼り付かない不都合が生まれしばらくの間困っていたのですが、ようやくその原因が判りましたのでメモします。
1 Photoshop3Dモデル押出機能を利用した3Dモデルの作成
Photoshopを利用した押出3Dモデルの作成方法の基本は2021.03.25記事「Photoshop3D押出によるプレート型3Dモデルの作成」に記述しています。
2 作成した3Dモデルの不都合
作成したWabefront(.obj)ファイルは次の3D関連ソフトで正常に扱えます。
3Dビューアー
Blender
Dimension
3Dビューアー画面
Blender画面
Dimension画面
一方、同じファイルが次の3D関連ソフトではテクスチャが貼り付きません。
3DF Zephyr Lite
MeshLab
3DF Zephyr Lite画面
MeshLab画面
3 不都合の原因と対策
結果として判明した不都合原因はPhotoshopが書き出すテクスチャ画像ファイル名の中に半角空白が含まれていることであると特定できました。
事例のテクスチャ画像ファイル名(Photoshopが自動で書き出したもの)
「レイヤー 1結合済みベースカラーテクスチャ.PNG」
レイヤーと1の間に半角空白が入っています。この半角空白をテクスチャ画像ファイル名称とmtlファイルのテクスチャ画像ファイル名記述か所から削除すると不都合は改善しました。
3DF Zephyr Lite画面(テクスチャ画像ファイル名称から半角空白を除去)
MeshLab画面(テクスチャ画像ファイル名称から半角空白を除去)
4 感想
判ってしまえば「そういうことか」と些細な問題になりますが、現実にはこの不都合を解決するためにほぼ2日間、アーダコーダと試行錯誤したのですから、とても厄介でした。
5 Photoshopの3D機能
Photoshopは現在3D機能を順次削除していて最新版で使える機能は少なくなっています。自分の場合は最新バージョンの他に1年程前のバージョン22.2も使えるようにしてPhotoshop3D機能を利用しています。Photoshopから3D機能が消えることは残念なことです。
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