都合によりこのブログを休眠ブログとすることにします。このブログで情報発信していた学習活動における技術的話題や活動ふりかえりは今後ブログ「花見川流域を歩く」で掲載します。
よろしくお願い申し上げます。
このブログでは、千葉県北西部の小河川花見川の流域を散歩して、感じたことを記録しています
February 2023 blog activity retrospective
I looked back on the February 2023 activities of the blog "Walking in the Hanami River Basin".
In February, I enjoyed three themes: making 3D models of exhibited pottery, Hanami River learning, and archaeological stamp hobby. There have been some technological advances in creating 3D models of exhibition pottery.
ブログ「花見川流域を歩く」の2023年2月活動をふりかえりました。
2月の活動では、展示土器の3Dモデル作成、花見川学習、考古学切手趣味という3つのテーマを楽しみました。展示土器3Dモデル作成では少し技術進歩がありました。
1 ブログ「花見川流域を歩く」
・2023年2月の記事数は29です。
・加曽利貝塚博物館及び千葉市埋蔵文化財調査センター展示土器について3Dモデル作成を楽しみました。加曽利貝塚博物館展示土器3Dモデル作成に関連して、キャリパー形土器の加曽利EⅡ式土器がどのようにEⅢ式に変化するのか学習を深めました。
・花見川よもやま話と題して、これまで10年近く花見川について学習してきたことをシリーズ記事で気軽にメモしています。現在第12話まで進みました。
・考古学切手収集趣味が少しづつ軌道に乗ってきましたので、定期的に記事にすることにしました。
2 ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」
・早朝散歩記事を2月に5編書きました。
3 2023年2月活動の特徴
・キャリパー形土器の加曽利EⅡ式土器がどのようにEⅢ式に変化するのかということに関して、自分がどの程度納得できるのか、ということに関して、ある程度の感想をもつことができました。もっともっと学習を深める必要がありますが、いまの自分の情報収集レベルと知識、環境では「納得的感情を伴う学習は困難である。」ということがわかりました。学習の追究は進めたいと思いますが、自分が考えていたようには進まないことがわかり、それが成果であると感じられます。このあたりの学習経過はブログ記事には馴染みません。
・展示土器の3Dモデル作成に関する技術的向上が幾つかありました。特に2年ほど前に作成した3Dモデルをリメイクする活動を行い、その中でガラス面越し撮影という劣悪環境での3Dモデル作成をいかに行うか、幾つかの重要な小技を開発することができました。具体的には、作成3Dモデルが満足できない場合の写真追加方法、ガラス面反射が3Dモデルに焼き付いた場合の除去方法、カメラ視線がとどかない部分の処理方法などです。
また、自分が3Dモデルを作成する目的(きれいな3Dモデルではなく、資料とするため)がより明確になりました。
4 2023年3月趣味活動の展望
・加曽利E式土器学習深化を踏まえ、有吉北貝塚北斜面貝層学習取組を本格再始動したいと思います。
・展示物3Dモデル作成技術をより一層向上させたいと思います。
・花見川学習、考古学切手趣味活動を自分の定番活動として楽しむことにします。
参考
ブログ「花見川流域を歩く」2023年2月記事 〇は特に閲覧の多いもの
ブログ「花見川流域を歩く 自然風景編」2023年2月記事
December 2022 and January 2023 blog activity retrospective
I looked back on the December 2022 and January 2023 activities of the blog "Walking in the Hanami River Basin".During this period, the study of the northern slope of the Ariyoshi Kita Shell Mound reached a major milestone. In addition, a new theme called Hanami River learning suddenly surfaced, and I worked hard on it.
ブログ「花見川流域を歩く」の2022年12月活動、2023年1月活動をふりかえりました。
12月中旬に、有吉北貝塚北斜面貝層学習の大きな画期を迎えるとともに、花見川学習という新テーマが急浮上しました。1月は花見川学習取組を先行させて、発生事態に対して応急的に対処するとともに、有吉北貝塚北斜面貝層学習の根本条件変化(=土器分類の抜本的改訂)にどのように対応すべきか、模索的活動を行いました。
1 ブログ「花見川流域を歩く」
・2022年12月の記事数は12です。
・月の前半は、BlenderとQGIS連携による有吉北貝塚北斜面貝層土器分布検討を行いました。
・12月12日に千葉市埋蔵文化財調査センター所長西野雅人さんから有吉北貝塚北斜面貝層分析に関する指導を受けることができました。発掘調査報告書土器分類が抜本的に改訂された新情報をいただくことができました。
・月の後半は、急浮上した自分にとっての特別プロジェクトである花見川学習に急遽付け焼刃的泥縄的に取り組み出しました。
・大晦日に恒例の2022年ふりかえり記事を書きました。
・2023年1月の記事数は23です。
・加曽利貝塚博物館で毎年開催されている企画展「あれもE・・・」を観覧し、展示土器の3Dモデルを作成して数編の記事を書きました。
・1月11日に子どもたちと一緒に花見川学習を楽しみました。学習支援活動は10年以上ぶりで緊張しましたが、教員皆様のプロ技術によるコントロールの下で、なんとか状況を乗り切ることができました。また、自分自身が花見川学習の意義を深めるキッカケににもなりました。
・ブログ開設12周年記念記事を書きました。
・シリーズ記事「花見川よもやま話」をスタートしました。
・シリーズ記事「考古学切手収集」をスタートしました。
・有吉北貝塚北斜面貝層学習取り組みをどのように充実させるか、3D技術以前の問題についてあれやこれや思考しました。
2 ブログ「花見川流域を歩く 番外編」
・記事は12月4編、1月1編です。
3 ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」
・早朝散歩記事を12月4編、1月5編書きました。
4 2022年12月2023年1月活動の特徴
・有吉北貝塚北斜面貝層学習を立て直す必要があるという大きな画期と、突然リアル世界で学習支援活動を展開するという一種無謀な取り組みが同時に進む特別な状況を楽しむことができました。
・年末年始は、1週間後が報告書締切日であることに突然気が付いて、それまで遊んでいた自分をくやむサラリーマンのような状況になり、元旦お屠蘇もほどほどに、久しぶりに花見川学習に熱中しました。
・1月11日に子どもたちと一緒に花見川学習を楽しめたことはうれしいことです。
・有吉北貝塚北斜面貝層学習の画期を通過して、加曽利E式土器をより深めようという意欲が強くなったので、縄文学習がより自分毎になり、面白くなりだしました。
・雑誌「地図ラー 7」(地図ラーの会、2022.12)に私のzoomインタビュー記事を掲載していただきました。
5 2023年2月趣味活動の展望
・加曽利貝塚博物館企画展「あれもE・・・」などの展示物観覧3Dモデルによる学習を利用しつつ、加曽利E式土器などの学習を深めることにします。
・加曽利E式土器学習深化を踏まえ、有吉北貝塚北斜面貝層学習取組を本格再始動したいと思います。
・リアル世界における活動も含めて、花見川学習の取り組みを楽しむことにします。
参考
ブログ「花見川流域を歩く」2022年12月記事、2023年1月記事 〇は特に閲覧の多いもの
ブログ「花見川流域を歩く 番外編」2022年12月記事、2023年1月記事
ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」2022年12月記事、2023年1月記事
Enjoy the interference color conversion tool
Using the "interference color conversion tool # world to interference color" provided by Koji Yamada, director of the Map Art Institute, I enjoyed coloring monochrome photos.
地図アート研究所所長やまだこーじさん提供の「干渉色変換ツール #世界を干渉色に」を使ってモノクロ写真の着色などを楽しみました。
やまだこーじさん提供「干渉色変換ツール #世界を干渉色に」
1 The planet Kepler-138 c
2 ニヤ遺跡
3 ギリシャ案内記挿絵
4 特別騎兵演習
5 Milford Sound
6 畑の空
7 メモ
2~5はわざと古いモノクロ写真に干渉色変換ツールを適用してみました。見づらいモノクロ写真をみやすい写真に変換できました。
Useful BlenderShrinkwrap project
The BlenderShrinkwrap project is useful, so I'll make a note of it before I forget how to do it.
BlenderShrinkwrapプロジェクト投影が便利ですから、その方法を忘れないうちにメモします。
1 BlenderShrinkwrapプロジェクト投影の様子
有吉北貝塚北斜面貝層の貝層分布線を平面図からベジェ曲線でトレースして、それを貝層形成直前地形に平行投影したものです。このモディファイアはメッシュ、ラティス、カーブ、サーフェス、テキストに適用できます。
2 メモ
上例の貝層形成直前地形に平行投影したべジェ曲線をパイプ状にしよう思い、ベジェ曲線指定→オブジェクトデータプロパティ→ジオメトリ→ベベル→深度(数値指定)したところ、パイプにはならないで、パイプが地形面に押し付けられてつぶれた形状になりました。
Blender UV projection method
I made a note before forgetting the Blender UV projection method. This is a very useful function when projecting different image information onto objects such as terrain in 3D space.
BlenderUV投影方法を忘れない内にメモします。3D空間で地形などのオブジェクトに別画像情報を投影する時にとても便利な機能です。
1 BlenderUV投影方法
UV展開済みのオブジェクトBのテクスチャ画像をAに設定します。
画像Aの平面オブジェクトを別につくり、空間配置します。
BにモディファイアUV投影を設定します。(オブジェクトはA)
平面オブジェクトAの位置、回転、スケールを調整して、現場合わせで目的の投影を実現します。
2 地形にグリッド情報をUV投影した例
グリッド画像をそのまま投影すると「繰返し」のため不都合が生じました。
余白により繰返しの不都合を回避できました。
November 2022 blog activity retrospective
I looked back on the November 2022 activities of the blog “Walking in the Hanami River Basin”.
A Blender 3D spatial study of the northern slope shell layer of Ariyoshi Kita Shell Mound was compiled as an intermediate. Since I was able to make a break, I was able to develop the next new learning. With the harvest came sacrifices.
ブログ「花見川流域を歩く」の2022年11月活動をふりかえりました。
おゆみ野歴史愛好会における話題提供を一つの契機として、有吉北貝塚北斜面貝層のBlender3D空間における検討を中間的にとりまとめました。区切りが出来たので、次の新たな学習展開が可能になりました。収穫には犠牲が伴いました。
1 ブログ「花見川流域を歩く」
・11月の記事数は11です。
・おゆみ野歴史愛好会における話題提供(2022.11.15)のために準備したコンテンツの内容を項目毎に記事にしました。また話題提供自体の感想記事を記事にしました。
・話題提供で自分の有吉北貝塚北斜面貝層学習が一端区切れましたので、その区切り感を味わいながら、今後の学習の展望感想を記事にしました。
2 ブログ「花見川流域を歩く 番外編」
・記事は3偏で、PowerPointやInDesignに関する技術的内容です。
3 ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」
・早朝散歩記事を7編書きました。
4 2022年11月活動の特徴
・9月から本格化し10月、11月前半と続いた有吉北貝塚北斜面貝層の3D空間分析をある程度納得のいく形でまとめることができました。
参考 2022.11.15話題提供資料「3D技術を習得しながら考古学習を楽しむ~有吉北貝塚の自分流学習~」
ブログ記事を作成する活動は手抜きが目立ちましたが、そうしたマイナスと引き換えに北斜面貝層認識の深まりというプラスを獲得できました。
5 2022年12月趣味活動の展望
北斜面貝層における3D空間情報は土器、貝層、地形です。一方2D情報(平面情報)は多種多様な出土遺物になります。この2つの情報を総合して分析するためには、結局2D空間(2m×2mグリッド)で行うことになります。そこで土器・貝層・地形・出土遺物(散乱人骨・アリソガイ・磨製石斧・装飾品(貝製品)・石鏃・ハマグリ貝刃・土器片錘等々)の総合分析(統計分析や多変量解析)をQGISに舞台を移して行うことにします。統計分析や多変量解析は一念発起してPythonやRの活用を視野に入れたいと思います。このような野望を実現させる準備期間として2022年12月を位置付けたいと思います。
11月より犠牲は少なくしたいとは思いますが、犠牲(ブログ記事作成などのSNS情報発信の弱体化)をいとわず、QGIS操作技術向上、統計解析・多変量解析技術習得に血道を上げることにします。
参考
ブログ「花見川流域を歩く」2022年11月記事 〇は特に閲覧の多いもの
ブログ「花見川流域を歩く 番外編」2022年11月記事
ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」2022年11月記事
PowerPoint 3D model display function
I learned that PowerPoint, which I used for the first time in a long time, has a 3D model display function. Displaying and moving a 3D model is overwhelmingly more appealing than showing a 3D model as a still image. Solved the problem that textures do not stick.
久しぶりに使ったPowerPointに3Dモデル表示機能があることを知りました。Windows10発売時のパソコンに付いているPowerPointにも3Dモデル表示機能がありますからずっと以前からあるようです。自分がPowerPointに関して浦島太郎状態であることに気が付き、「時はこのように流れる」となぜか達観して、自分を慰めました。
1 静止画面よりはるかに訴求力のある3Dモデル表示
当初、PowerPointに3Dモデル表示機能があることは知らなかったので、3Dモデルの表示はつぎのような3DF Zephyr Lite画面で行いました。
PowerPointの「挿入→3Dモデル→3Dモデルを挿入→このデバイス」で開くエクスプローラーから目的のWabefront(.obj)ファイルを選択して表示しました。
PowerPointに3Dモデルを表示して動かせば、その静止画面とは比べものにならない訴求力が生まれます。
2 メモ1
最初3Dモデルを挿入した時、なぜかテクスチャが貼り付きません。
いろいろ調べているうちに、ルートドライブ(C:)にある3Dモデルは正常に挿入できることがわかりました。外付けハードディスクに収納されている3Dモデルを挿入すると、それにはテクスチャが貼り付かないことを試行錯誤的に知りました。
3 メモ2
画面の3Dモデルには回転可能のマークがでますので、そのマークにマウスをおいて動かすと回転できます。ただ、Microsoft関連3Dモデルの回転運動パターンと他の3Dモデルソフト・サイト(例 3DF Zephyr LiteやSketchfabなど)の回転運動パターンが異なります。具体的には土器を回転体として見たとき、その回転軸でグルグル回せません。垂直軸ではない別の軸でしか回転できません。この不都合を直す方法は必ずあると思いますが、今の自分は知りません。
5 メモ3
メモリの少ないノートパソコンで3DモデルをPowerPointに挿入すると動きが良くないです。自分の場合、結局PowerPointから離れて、3Dビュアで3Dモデルを動かして、それをプロジェクターで直接投影しました。
最近のノートパソコンならこのようなことはないと思います。
Good InDesign work
I was able to use Adobe's InDesign for the first time in a long time, so I did a psychological analysis of the cause.
久しぶりに使ったAdobeのページレイアウトデザインソフトInDesignが意外にも快調に操作できましたので、その原因を心理分析しました。
AdobeのページレイアウトデザインソフトInDesignを2年ぶりくらいになりますが使いました。最初は使い方が全く思い出せないで苦労したのですが、少しの時間で使い方を思い出し、そのうちに以前は知らなかった効率的操作も出来るようになり、最後は快調な作業となりました。
画像は別につくってあったのですが、文章はページデザインをしながら、InDesignの画面上で思考して書きました。文章書きとページデザインが同時にできたのでとても快適な作業となりました。
2年もの間が空いたソフトですから、いつもならその操作に四苦八苦するのが常です。しかし、今回はいやにスムーズにソフト操作ができます。その理由を考えると思い当たることがあります。ソフトの種類・機能は全く異なりますが、3DCGソフトのBlenderについて夏から集中的意識的に操作習熟活動をしています。その結果パソコンソフトに対する自分の心理的ハードルがだいぶ下がったのだとおもいます。InDesignの機能などと比べ物にならないほど多数で高度な機能を有しているBlenderにかじりついた体験からすると、InDesignは扱いやすかったのです。いまや自分にとってInDesignの効率的操作は、高根の花ではなく「やればできる」心理が心の片隅に生まれていたのだと思います。
InDesignで自分のブログを検索すると2018年3月に興味あるパソコンソフトの習熟度表がでてきました。この習熟度表に現在の自分の様子を赤で書き込んでみました。
InDesignに限らず多くのソフトの習熟度が上がっています。
この表をつくる中で、パソコンソフトに関する現在の大きな関心事がBlender Pythonの習熟にあることを再確認しました。
October 2022 blog activity retrospective
I looked back on the October 2022 activities of the blog “Walking in the Hanami River Basin”.
I plotted all the Jomon pottery fragments of the shell layer on the northern slope of the Ariyoshi Kita Shell Mound in Blender3D space, and created a topography model in which the shell layer fits. Both were painstaking work.
ブログ「花見川流域を歩く」の2022年10月活動をふりかえりました。
有吉北貝塚北斜面貝層の縄文土器破片全てについてBlender3D空間にプロットし、貝層が収まる地形モデルを作成しました。ともに根気を要する作業でした。
10月趣味活動は有吉北貝塚学習に集中しました。
1 ブログ「花見川流域を歩く」
・10月の記事数は16です。
・有吉北貝塚北斜面貝層の土器破片を時期別に全てBlender3D空間にプロットしました。blender作業の効率化は色々と図りましたが、結局最後は破片1つ1つの手作業になります。この膨大な作業により土器3D空間分布と貝層断面図との対比が可能となりました。
・有吉北貝塚北斜面貝層の地形モデルを作成しました。平面図等高線と貝層断面図から地形断面線を30本作成し、Blenderにより3DCG造形したものです。この作業も根気のいる作業でした。
2 ファミリーブログ
10月はブログ「花見川流域を歩く 番外編」で記事1編を掲載したのみで他のブログはすべて休載しました。
3 2022年10月活動の特徴
・9月と同様に、趣味活動を実活動と情報発信活動(ブログ記事作成活動)に分けるとするならば、実活動に圧倒的時間を配分し、情報発信活動は二の次に位置付けて生活しました。
4 2022年11月趣味活動の展望
2022年11月は有吉北貝塚北斜面貝層学習をとりまとめ、次のステップに進めることができるように活動したいと思います。Blender3D空間における分析活動のスキルを自分に定着させたいと思います。
参考
ブログ「花見川流域を歩く」2022年10月記事 〇は特に閲覧の多いもの