1 ファイルの差分バックアップ
日々作成するファイルや更新ファイルのバックアップを毎日行っています。
私のハードディスクに収納されている最初のファイル日付は1988/07/13です。それ以来パソコンとハードディスクは数知れず交換してきましたが、個人作成ファイルは恐らく99.9%保存してきています。
ハードディスクが外部脳になっているといって過言ではありません。
パソコン接続外部ハードディスクが自分の外部脳であると意識してから、ハードディスクを2台にして、日々の初回電源投入時にメインハードディスク内容を補助ハードディスクに差分コピーしています。
個人作成ファイルが全て2台のハードディスクに継続保存されるようにしています。
1台のハードディスクが故障しても、決定的なダメ―ジを受けないようにするためです。
2 バックアップの不都合
ところが、先日何かのきっかけで、正確にバックアップできていない部分があることに気がつきました。
ブログ「花見川流域を歩く」では銙帯をテーマに幾つかの記事を書いています。2015.04.24記事「八千代市白幡前遺跡 出土銙帯分布からわかること」等参照
この「銙帯」という文字があるフォルダー、ファイルがバックアップされていないことに偶然気がつくことができました。
自分の外部脳に異変がある事態ですから詳しく調べてみました。
調査の結果バックアップソフトMediakeeper for WindowsがUnicodeに対応していないためであることがわかりました。
「銙」という文字は環境依存文字(Unicode文字)だったのです。
環境依存文字の表示(IME)
これまで環境依存文字(Unicode文字)をフォルダー名やファイル名に使った憶えはありませんから、今回初めての事態です。
歴史考古の分野に足を踏み入れ、少し深く首を突っ込んだため生じた、自分にとって新しい問題です。
とりあえず、フォルダーやファイル名の「銙帯」を「か帯」に変更して急場をしのぎました。
3 バックアップソフトの交替
現在ハードディスクの書き込み量は900GBですから、溜まりに溜まったという感じです。
この日々のバックアップにMediakeeper for Windowsというシェアウエアソフトを使ってきています。
今調べると、ライセンス登録を2000年11月に行っています。15年間使ってきていることになります。
Mediakeeper for Windowsのライセンス登録
15年も使ってきているということは、きわめて使いやすく、高速なソフトであるからです。
最初に3000円支払って、15年使わせていただいています。先ず感謝です。
55銭/日の経費で安全を手に入れてきました。
しかし、環境依存文字(Unicode文字)が禁止文字であるバックアップソフトを、いくら愛着があるからと言っていつまでも使い続けることはできないので、最新版バックアップソフトに交換することにしました。
なお、この記事を書いている途中、Mediakeeper for Windows開発販売社サイトを訪れてみると、次のような画面が出現しました。
開発販売社の業務終了のお知らせ
自分のMediakeeper for Windows利用終了とその開発販売社業務終了という全く無関係の出来事をシンクロニシティとして捉えることができますから、世の中は面白いものです。
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