ブログ「花見川流域を歩く」記事の大半の画像はIllustratorで作ったものです。
ですからIllustrator作業の効率化は毎日の生活を効率化することにつながり、生活時間有効活用に直結しますから、とても興味を持っています。
Illustrator解説本は最近のものだけでも10冊以上あります。
しかし、どの解説本にも次の2つの事項はほとんど紹介されていないので紹介します。
2つの事項は、自分のIllustrator作業効率化に対する寄与率がきわめて大きなものです。
1 パネル配置画面の独立
デスクトップパソコンでは4画面を使っていますが、Illustratorを立ち上げると、自動的に2画面を専用するように設定しています。
右画面をパネル配置画面、左画面を作業画面(本画面)にしています。
パネル配置画面には常時使う次のパネルを配置しています。
・アートボード ・レイヤー ・変形、整列、パスファインダー
・アクション、リンク ・スウォッチ、ブラシ、シンボル、色
・文字、段落 ・自動選択 ・線 ・グラデーション、透明
・アピアランス
パネル配置画面を独立させることにより、パネル(つまりIllustratorの機能)が直ぐ使えますから、きわめて効率的です。同時に作業画面の邪魔をしません。
この方法を使うようになってから、1画面しか存在しないノートパソコンにおけるIllustrator利用回数はもともと少なかったのですが、さらに激減しました。
2 複数アートボードの活用
作業画面に複数のアートボードを設定して作業の効率化を図っています。
複数アートボードは、シリーズ画像をつくる際のみならず、同じ記事で使う別画像とか、類似文字、類似色、類似オブジェクト等のある場合に設定します。
複数アートボードを設定すると、次の作業で効率化を図ることができます。
・図形(画像)、文字、色等のコピペによる使い廻し
・体裁の統一
・一斉作業による時間短縮 等
複数アートボードは、新規にIllustratorファイルをつくる時に使うだけでなく、過去のIllustratorファイルを使って、アートボードを追加して効率作業をするという使い方もします。
その場合、過去のアートボードはファイルにはありますが、その過去のアートボードはそこから図形(画像)、文字、色等の情報を引き出すためだけに使います。
複数のアートボードのあるIllustratorファイルは「別名で保存」をするとパネルが出て、その中で「各アートボードを個別のファイルに保存」チェック欄があり、チェックすると、各アートボードを個別Illustratorファイルとしても保存できます。
個別Illustratorファイルから個別の画像を書き出すことができます。
なお、私は最初、レイヤーとアートボードの関係や利用の時の組わせ方が判らなくて、多くの解説本をみましたが、結局それを説明している本を見つけることができませんでした。
体験的には、レイヤーはレイヤー、アートボードはアートボードで使い、つまりレイヤーは全アートボード共通で使い、相互の組み合わせ関係は考える必要がないということがわかりました。相互の組わせ方を考えるとかえって複雑になり、アートボードを使う利点が減じると考えます。
私のIllustrator起動時の画面構成
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