2018年3月28日水曜日

地球地図全球版 樹木被覆率データの入手

2018.03.27記事「世界土地被覆図の入手」で世界土地被覆図入手をメモしましたが、データをQGISでいじれる面白さがそうさせているのだと思いますが、気休めでWEBを見ていると国土地理院サイト内の地球地図ページにたどり着き、地球地図全球版樹木被覆率データを入手して、QGISで展開表示することができました。

地球地図全球版樹木被覆率 Version1
地球地図全球版のページでは樹木被覆率について次のように説明してます。
植生レイヤーとして、地球全体を観測した人工衛星のデータ(MODIS)を使用して樹木被覆率を作成しました。樹木被覆率は、ある区域において、樹木で覆われた土地がその区域全体に占める面積の割合を示したもので、樹木の枝や葉の茂っている部分(樹冠)を真上から見下ろした状態(鉛直方向)のとき、地表面に対する樹木の比率を表します。ただし、低温や乾燥の続く期間にすべての葉を落として休眠する樹木(落葉樹)は、年間で最も樹木が生い茂っている期間(最大樹木被覆率)をその地域の樹木被覆率としています。
詳細は、「Vegetation (Percent Tree Cover) - Global version (外部リンク)」をご参照下さい。
ジャレド・ダイヤモンド著「文明崩壊」の学習や世界の風景を楽しむときに有効活用できるデータです。

地球地図全球版樹木被覆率データはVersion1(2003年、解像度30秒)とVersion2(2008年、解像度15秒)があります。

地球地図全球版には樹木被覆率の他に標高(全世界を覆う1m単位の標高データ)、土地被覆(20項目の土地被覆情報データ)がありますから、早速これも活用することにします。

参考 Version1(2003年、解像度30秒)の表示

参考 Version2(2008年、解像度15秒)の表示

参考 解像度の視認 Version1(2003年、解像度30秒)

参考 解像度の視認 Version2(2008年、解像度15秒)

参考 世界土地被覆図の解像度の視認

樹木被覆率Version2(2008年、解像度15秒)を使えば韓国と北朝鮮、ハイチとドミニカなどの自然破壊状況観察比較なども正確にできそうですから、その利用が楽しみです。



0 件のコメント:

コメントを投稿