2018年12月12日水曜日

Google earth pro画面でのポイントデータ名称表示

QGISデリミティッドテキストレイヤからkmlファイルを出力してGoogle earth pro画面に表示する際、ポイントデータ名称(遺跡名称)を画面に表示させる方法をメモしておきます。

Google earth pro画面におけるポイントデータ名称表示例 (千葉県旧石器時代遺跡)

次の作業を行ってkmlファイルを作成表示する際のポイントデータ名称表示方法です。

●位置情報を含むcsvファイルの作成

●QGISにおけるデリミティッドテキストレイヤの追加

●デリミティッドテキストレイヤのkmlファイルへのエクスポート

●kmlファイルのGoogle earth pro表示

1 csvファイルにおける「name」フィールドの作成(必須)

csvファイル例 (千葉県旧石器時代遺跡)
csvファイルにnameという名称のフィールドを作成し、各レコードに個別名称を記入しておくことが必須です。
具体的にはExcelで「遺跡名」フィールドを複製してその名称を「name」にするだけです。
フィールドを複製することなく、「遺跡名」を「name」に書き換えるだけでもOKですが、その場合あとでポップアップ画面に「遺跡名」が出てきません。

2 csvファイルをQGISにデミリティッドテキストレイヤとして追加する

QGISにデリミティッドテキストレイヤーとして追加した様子

3 QGISデリミティッドテキストレイヤのkmlファイル書き出し

4 kmlファイルのGoogle earth pro表示

なお、「遺跡名」に限らず、どのフィールドでもそのフィールドネームを「name」にすれば画面に表示できます。

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この例ではポイントをクリックすると次のようなcsvファイルの内容が全部ポップアップ画面として表示されます。

ポイントのポップアップ画面

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