ガラス越しに展示土器を撮影した場合、僥倖の偶然を除いて満足感の得られる3Dモデルを作成することができません。ガラス面反射情報をソフトが解釈できないためであると考えます。
次の3Dモデルはガラス面撮影土器3Dモデルの内でも比較的状態の良いものです。この程度の3Dモデルでも公開しなければ、自分の参考資料として役立つ可能性はあります。
例えば、縄文部分と磨消部分のミクロな高さの比較を3Dモデルをいじることで観察できます。縄文部分の高さの方が磨消部分より高くなっています。写真でもある程度は直観できますが、3Dで直接確かめることができることは観察の精度が高まります。
ガラス越し撮影による土器の不満足3Dモデル
加曽利貝塚博物館企画展展示土器(加曽利EⅡ式連結渦巻文対向土器)
2019.02.18記事「加曽利EⅡ式連結渦巻文対向土器の観察」参照
展示土器撮影写真
ガラス面反射がほとんどないもの。
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