2020年4月2日木曜日

展示縄文土器写真の解像感向上方法

縄文土器学習で撮影した展示縄文土器写真の解像感向上をいつも模索していますが、現在使っている方法をメモしておきます。

1 カメラとソフト
カメラ…Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ
ブラケット撮影で利用するアートフィルター…ナチュラル、ポップアート、ドラマチックトーン、リーニュクレール、ブリーチバイパス、ビビッド
写真調整ソフト…Photoshop

2 解像感向上方法

解像感向上方法

A1
ブラケット撮影した6枚の素写真の内の1枚ポップアートです。
この写真は調整(レタッチ)しなくても使えるレベルです。

A2
A1をPhotoshopでトーンカーブ補正して色合いを少し濃くしました。

A4
A2を複製してハイパス補正(5ピクセル)し描画モードビビッドライトでA2の上のレイヤーに置いた時の画像です。
この操作で解像感が向上します。

C1
A3(ビビッドライト)、A2(ビビッドライト)、B2のレイヤーでできる画像です。
B2は素写真(ドラマチックトーン)の不透明度20%写真(※)です。
解像感の増したA4写真の陰影をより濃くして立体感を増した写真です。

A1→A2→A4→C1の順で写真を調整しますが、途中で満足できればC1まで行きつくことは少ないです。
最初のポップアート写真がよければ、トーンカーブ補正を省略して素写真を複製してハイパス補正しビビッドライトに設定したレイヤーでできる画像を使うことが多いです。

※Photoshopでは不透明度100%が素写真のそのものになるという設定であり、日本語としては間違っているようです。


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