2020年9月22日火曜日

アートフィルター写真3枚を使った自分流加工写真の作り方

 カメラ(Olympus E-M5MarkⅡ)で1シャッターにつきアートフィルター写真6枚をブラケット撮影しています。

アートフィルター写真を有効活用するために、複数のアートフィルター写真を異なる方法でブレンドして自分好みの加工写真を作って楽しんできています。その方法は組み合わせを変えることによって無数にあるのですが、最近になってどのような写真でもほぼ自分が満足できる結果が得られる特定の方法を定式化しましたのでメモしておきます。

1 利用写真とPhotoshopレイヤー順番・描画モード

利用写真はポップアート、ドラマチックトーン、リーニュクレールの3画像を使います。

Photoshopレイヤ順番は上から、ポップアップ画像のハイパス処理画像(描画モード:ビビッドライト)、ポップアップ画像(描画モード:ピンライト)、ドラマチックトーン画像(描画モード:差の絶対値)、リーニュクレール画像(描画モード:デフォルト=通常)


Photoshop画面

説明

2 加工の変更方法

1の方法で好みの画像にならない場合、ドラマチックトーン画像(描画モード:差の絶対値)の描画モードを差の絶対値ではなく、他の描画モード(ブレンドモード)に変更します。他の描画モードにすることによってたいていは自分の好みの画像を作ることができます。


描画モード(ブレンドモード)を変更した時の変化の様子

3 感想

レイヤ1番上の「ポップアップ画像のハイパス処理画像(描画モード:ビビッドライト)」は画像全体を引き締めるような効果(精細感アップ)を持ちます。

レイヤー2番目の「ポップアップ画像(描画モード:ピンライト)」が基本となる画像です。ナチュラル画像(普通の画像)より鮮やかな色合いの写真です。なお、ここで描画モードをピンライトにすることが特段に重要であると感じています。ピンライトには特殊な効果があります。

レイヤー3番目の「ドラマチックトーン画像(描画モード:差の絶対値)」は画面の中に暗い部分を持ち込みますので、画面から受ける抑揚感が誇張されます。

レイヤー4番目の「リーニュクレール画像(描画モード:デフォルト=通常)」は地物の境界を線でトレースしたような効果を生み、絵画的な印象(あるいは劇画的な印象)が加わります。


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