ラベル 山形土偶 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 山形土偶 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2022年2月8日火曜日

山形土偶の塗り絵

 Coloring Yamagata clay figurine


I enjoyed coloring by applying various color tables to the image created from the Yamagata clay figurine 3D model, which expresses the height in gray shades.

The purpose of this work (= play) is to confirm what kind of color table is generated from one photo and what kind of pattern will be drawn when the color table is applied to Yamagata clay figurine.


山形土偶3Dモデルから作成した、高さをグレー濃淡で表現した画像に色々なカラーテーブルを適用して、塗り絵を楽しみました。

1枚の写真からどのようなカラーテーブルが生成するのか、そのカラーテーブルを山形土偶に適用するとどのような模様を描くのか、確かめることが目的の作業(=遊び)です。

山形土偶グレー画像をインデックスモードにして、カラーテーブルを適用しました。

1 Photoshopデフォルトのカラーテーブルの適用


システム(Macintosh)


システム(Windows)

2 カラー画像から生成したカラーテーブルの適用


カラー画像

3 風景写真から生成したカラーテーブルの適用


風景写真

4 植物写真から生成したカラーテーブルの適用


植物写真 1


植物写真 2

5 干渉色地形段彩図画像から生成したカラーテーブルの適用


干渉色地形段彩図画像

6 元データ


山形土偶(3Dモデルテクスチャ画像)


山形土偶(高さをグレー濃淡で表現した画像)

7 感想

高さをグレー濃淡で表現した画像をインデックスモード写真にすれば、任意のカラーテーブルを適用して、自由な色塗りが可能であることを知りました。Photoshopにデフォルトで備わっている「システム(Windows)」などの他に、ある程度汎用的に使える手作りカラーテーブルを用意しておくことが考えられます。

またカラーテーブル内の色は変更差し替えが可能ですから、いざという時は手作業で自分好みのカラーテーブルを創作できます。

土偶や石器などの3Dモデルから作成した高さ表現グレー濃淡図だけでなく、地形データにもカラーマップの適用は可能です。

干渉色変換ツールの干渉色セットはノウハウの詰まった1つのカラーテーブルであると捉えることができます。

…………………

インデックスモード画像に任意のカラーテーブル適用が可能であることは千葉達朗先生から教えていただきました。感謝します。


2022年2月6日日曜日

山形土偶画像を干渉色に変換し位相をずらした動画

 Video of interference color image of Yamagata clay figurine


The 3D data of Yamagata clay figurine (Uchino Daiiti Site,  Chiba City) was put into the "Interference Color Conversion Tool" (Map Art Research, Director Koji Yamada). I got 100 images with the phase shifted by 1% from 0% to 100%. I made a video that continuously displayed it and enjoyed it.


山形土偶(千葉市内野第1遺跡)の3Dデータを地図アート研究所(所長やまだこーじ)「干渉色変換ツール」に投入して位相を1%ずつ0%から100%までずらした画像100枚を取得して、連続表示した動画を作り楽しみました。

1 山形土偶


山形土偶(千葉市内野第1遺跡)の3Dモデルテクスチャ

3Dモデル観察は次の記事で書いています。

ブログ「花見川流域を歩く」2020.08.23記事「全面赤彩された山形土偶頭部の3Dモデル

2 干渉色変換の様子


干渉色変換の様子

山形土偶3Dモデルを「上から」「オルソ投影」して、高さをグレー濃淡で表現した画像をつくり、それを「干渉色変換ツール」に投入しました。

今回は干渉色繰返し回数0.8、位相ずれ1%ずつで変換しました。


干渉色変換画像の例

3 山形土偶画像を干渉色に変換し位相をずらした動画


山形土偶画像を干渉色に変換し位相をずらした動画

4 感想

干渉色の位相をずらすとどのような効果が生まれるのか、確認することができました。

干渉色原色は視覚的な刺激が強くて、生で直視するには不向きです。例えば次の画像のようにモデルに貼り付けてモデル表面干渉色を見せるようにすれば、見やすい資料になるかもしれません。


モデル表面に干渉色を貼り付けた画面

追ってこの動画づくりも遊んでみることにします。


2020年7月17日金曜日

山形土偶による3Dモデル再現忠実性テスト

2020.06.20記事「カメラ焦点距離と3Dモデル再現忠実性」2020.06.23記事「数センチ程度小展示物の学習用3Dモデル資料について」の続きです。
加曽利貝塚博物館常設展展示山形土偶(千葉市加曽利貝塚)について焦点距離の短い広角撮影と焦点距離の長い望遠撮影の双方を行い、作成した3Dモデルの再現忠実性をチェックしてみました。

1 3Dモデル再現忠実性チェック

山形土偶3Dモデル再現忠実性チェック 1
上 焦点距離14.00㎜(35㎜判換算28㎜) 広角撮影
下 焦点距離150.00㎜(35㎜判換算300㎜)望遠撮影

広角撮影の方が望遠撮影よりぼやけていますが正面からみると極端な違いは感じません。

山形土偶3Dモデル再現忠実性チェック 2
上 焦点距離14.00㎜(35㎜判換算28㎜) 広角撮影
下 焦点距離150.00㎜(35㎜判換算300㎜)望遠撮影

3Dモデルを斜めから見ると広角撮影の目鼻口などの結像が不十分であることがよくわかります。結像にメリハリがありません。また「高さ」がありません。のっぺりした感じの結像になっています。3Dモデルの場合光学写真と異なり情報を計算してもっともらしく描画しているだけです。ありのままではなく、あくまでも近似的な像であるのです。

広角レンズによる撮影と望遠レンズによる撮影では対象物(山形土偶)に関する情報量が違うので、再現忠実性が異なるということです。

このことから、写真下の望遠レンズ撮影3Dモデルも光学撮影像と比べると完全な再現が行われていないということになります。3Dモデルといわれるものの原理は、どんなに精密機器を使ってもあくまでも近似的モデルです。近似的でも目的に対して実用的であれば有用であるということです。

山形土偶3Dモデル再現忠実性チェック 3
上 焦点距離14.00㎜(35㎜判換算28㎜) 広角撮影
下 焦点距離150.00㎜(35㎜判換算300㎜)望遠撮影

広角撮影像は正しく結像していません。横沈線がずれています。
実はこの3Dモデルは土偶から離れた場所にある石棒の3Dモデルを作成したとき、その3Dモデルの端にこの山形土偶が生成されていたので切り抜いて作成したオマケです。通常は広角撮影でもその対象物を目標に撮影すれば、これほどひどいものにはなりません。

参考 3DF Zephyr Liteの画面におけるカメラ表示
上 焦点距離14.00㎜(35㎜判換算28㎜) 広角撮影
下 焦点距離150.00㎜(35㎜判換算300㎜)望遠撮影
3Dモデル作成ソフト3DF Zephyr Liteではカメラの位置だけでなく画角も表示していることを知りました。

2 3Dモデル

みみずく形土偶と山形土偶 観察記録3Dモデル
みみづく形土偶:縄文後期安行2式、千葉市加曽利貝塚 南貝塚史跡整備第2調査区
山形土偶:縄文後期加曽利B3式、千葉市加曽利貝塚 南貝塚(Ⅴトレンチ)
撮影場所:加曽利貝塚博物館
撮影月日:2020.06.02
ガラス面越し撮影
3Dモデル写真測量ソフト 3DF Zephyr で生成 v4.530 processing 93 images

山形土偶(千葉市加曽利貝塚) 観察記録3Dモデル
縄文後期加曽利B3式、千葉市加曽利貝塚南貝塚(Ⅴトレンチ)
撮影場所:加曽利貝塚博物館 常設展示
撮影月日:2020.07.14
ガラス面越し
撮影 3Dモデル写真測量ソフト 3DF Zephyr で生成 v.5.001 processing 39 images