自治体順番の異なる2つのデータ
1984年データと2014年データの自治体順番が異なります。
同時に双方ともそろえたい自治体順番(右端)とも異なります。
このような場合の自治体順番の揃え方をメモしておきます。
もちろん自治体とは限らず都道府県順番などでも応用できます。
1 Exceの方法
●正確な自治体順番をExceに書きます。(上記画面右端の「自治体順番」)
●ユーザー設定リストの追加
Exce画面でファイル→オプション→詳細設定→(画面の最下部までスクロールして)「ユーザー設定リストの編集」をクリックすると、次の画面が出ます。
ユーザー設定リスト
この画面でインポート隣の赤矢印のあるアイコンをクリックして、Excelの正確な自治体順番を範囲指定します。
範囲指定が終わったらインポートします。
これでユーザー設定リストに千葉県54市町村の順番が設定されました。
●自治体順番の並び替え
並び替えたい範囲(自治体名と数値)を指定してから、データ→「並べ替え」をクリックして並び替えの画面を出します。
その画面で「最優先されるキー」、「並べ替えのキー」を設定し、「順序」でユーザー設定リストをクリックします。
「ユーザー設定リスト」画面が出ますので、「千葉市、銚子市、市川市、・・・」を指定してOKをクリックします。
最後に「並べ替え」画面のOKをクリックするとデータが正しい自治体順番に並び替わります。
1984年データと2014年データの双方を並び替えた画面
2 File Makerによる方法
Exceの方法は54市町村を別の法則で並び替えようとすると、その都度手間がかかります。
また、せいぜい数十程度の項目の並べ替えにしか適用できません。
数百項目とかになると実用になりません。いわんや何万項目の並び替えはできまんせん。
File Makerならその点自由にできますので便利です。
詳細の手順は省略しますが、1984年データ、2014年データ、自治体順番をそれぞれ別のExceファイルにして、File Makerに3つのテーブルとしてインポートします。
その3つのテーブルの間に「市町村」項目(フィールド)でリレーションシップをつなげると、正確な自治体順番の表を作ることができます。
なお、リレーションではテーブルAにしかない項目(フィールド)のデータをテーブルBで表示することができます。
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