ある程度明確な基準を持てるようにするため、何が問題であるか、メモしておきます。
1 誤字、単純な勘違いなど
即座に訂正すればよいことであり、訂正問題はあり得ません。
2 良かれと思っていた自分の思考(仮説)に弱点、間違いを見つけたとき
対応例1 自分の最新思考に基づいて過去記事に遡って訂正する。(上書き訂正)
・絶えず自分の最新思考と合うコンテンツばかりであり、結果は最も良い。
・思考は常時変化するので、絶えず過去記事の訂正に追われる。
・自分の思考変化の跡が消えるので、ふりかえりがうやむやになる。
対応例2 間違いに二重線を引き、正しい文章を追記する。
・自分の最新思考と齟齬の無いブログコンテンツを維持できる。
・自分の思考変化の跡を後日追跡でき、ふりかえりに役立つ。
・二重打ち消し線のある記事はみっともない。
・自分の最新思考と齟齬の無いブログコンテンツを維持できる。
・過去記事の継続性がなくなり、当該テーマを追った時系列閲覧ができなくなる。
対応例4 過去記事はそのままとし、新記事として最新思考を書く
・過去記事の訂正をしないのでブログ運営の省力化になる。
・最新記事のみ有効性が高いとわりきる必要がある。
・最新思考と合わない記事が他の人によって検索され利用される弊害が発生する。
3 対応方針
3-1 誤字や単純な勘違い
気が付いた時点で即座に訂正することとします。
3-2 1つの記事内でのみ扱われる程度の小さな思考(仮説)の弱点・間違い発見
・新思考(新仮説)が生れ、過去思考(過去仮説)が陳腐化したという現象(プロセス)が面白ければそれ自体を記事にする。陳腐化した記事には二重線訂正とメモを加える。
・過去記事陳腐化が売りにならなければ、単純に記事を上書き訂正する。
3-3 10程度前後の記事に跨る程度の中程度思考(仮説)の弱点・間違い発見
・新思考(新仮説)が生れ、過去思考(過去仮説)が陳腐化したという現象(プロセス)を興味対象とし、ブログのコンテンツにする。陳腐化した記事の内容訂正は行わず、記事内に陳腐化した旨のメモを添える。
3-4 ブログの売りにするほどの大きな思考(仮説)の弱点・間違い発見
・過去記事訂正は一切行わず、新たにそのテーマで連続記事を書いて新思考(仮説)を展開する。
・過去記事は「アーカイブ」入りと位置付ける。つまり歴史的記事として居直る。
記事は自分の成長や学術発展・情報増大により必ず陳腐化すると考えます。おそらく私だけの現象ではなく、万人の情報発信者に共通する事象であると考えます。
過去記事がますます蓄積していく状況の中で、ブログ記事訂正方法のある程度の定式化に向けて、意識を配分していくことにします。
花見川風景 2017.12.08
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