2018年9月14日金曜日

File Makerに多数pdfファイルを取り込むときの工夫

File Makerに多数pdfファイルをインタラクティブファイルとして取り込み、表示させるときの2つの工夫をメモしておきます。
以前から多数pdfファイルをデータベースに取り込み表示させる試みを何度もしてきたのですが、その都度十分な結果を得ることができませんでした。今回の取り組みでその壁を突破できました。

File Makerに多数pdfファイルを取り込むときの2つの工夫
1番目の工夫
pdfファイルをインタラクティブファイルとして取り込むとき「参照のみ保存」で取り込みます。つまり別に保存してあるpdfファイルにリンクするだけです。これでFile Makerファイルが巨大にならなくてすみます。File Makerのサクサク感の劣化が起こりません。
同時にpdfファイルの差し替えなども自由にできるようになりフレキシブル性が増します。一方ハードディスク内においてpdfファイルの管理に目を届かすという管理業務(?)が発生します。
2番目の工夫
File Makerファイルを表形式で表示するときpdf表示フィールドを非表示にすることが必須です。もし表示にすると取り込んだpdfファイルが数十程度なら問題が生じませんが、100以上になるとAdobe Acrobatの方から「これ以上開けないから削れ」という趣旨のエラーが出てハングアップしてしまいます。パソコンにインストールされているAdobe AcrobatのDCやリーダーの仕様限界そのものは正面から突破できませんから、pdfを同時に100以上開くことはできません。従って表形式ではpdf表示フィールドは非表示にします。表形式でpdfを開いてもそれを読めるわけではないので非表示にすることのデメリットはありません。

多数のpdfファイルをデータベースに取り込み表示させる方法が判ったので、いろいろな学習場面に応用できそうです。大膳野南貝塚後期集落の竪穴住居記述は1軒1軒毎にpdfページを束ねて1つのファイルにしてあるので、直ぐにデータベース化できる見込みが立ちました。

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