2018年9月3日月曜日

2018年8月ブログ活動のふりかえり

ブログ「花見川流域を歩く」とそのファミリーブログの2018年8月活動をふりかえります。

1 ブログ「花見川流域を歩く」
8月は次の3項目に取り組みました。
ア 私家版暫定版GIS連動千葉県遺跡データベースの構築
時代別情報のプロットなどによりより一層データベースらしくするとともに、1000ページの大著「千葉県の歴史 資料編 考古1(旧石器・縄文時代)」(千葉県発行)を解体・スキャンして266事例のpdfファイルを作成してデータベースにコンテンツとして取り込みました。
厚手の本を解体することにはいつも一定の心理的抵抗がありますが、重さから解放されて自由に利用できる状態は喜びそのものです。

イ 村田川河口低地付近の縄文時代学習開始
大膳野南貝塚学習の結果を近隣遺跡に投影して学習を加速させるために、村田川河口低地付近の学習を開始しました。最初は六通貝塚発掘調査報告書をGISを使って子細に検討し出したのですが、「情報中毒」みたいな心理的症状がでたので(平たく言えば「つまらなくなって」「やる気」を失ったので)、急遽学習方法を変更して地域の全体像を捉えることに重点を移しました。すぐに興味とやる気がもどりました。学習にアの「千葉県の歴史」事例コンテンツ利用も取り入れています。

ウ 資料「縄文後期イナウ似木製品の意匠と解釈」のとりまとめ
1年前に実見と写真ファイル閲覧をさせていただいた西根遺跡出土木製品のレポートを作成し、千葉県教育委員会に報告しました。
資料「縄文後期イナウ似木製品の意匠と解釈

2 ブログ「花見川流域を歩く 番外編」
GIS関連技術記事など記事9編を書きました。

3 ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」
早朝散歩記事25編を書きました。

4 ブログ「世界の風景を楽しむ」
NASAサイトに関連するものなど記事5編を書きました。

5 ブログ「芋づる式読書のメモ」
「つくられた縄文時代-日本文化の現像を探る-」(山田康弘、新潮選書)に関連する記事5編を書きました。

6 9月活動のイメージ
次の項目に取り組みたいと考えています。
ア 大膳野南貝塚学習中間とりまとめのふりかえり
大膳野南貝塚学習中間とりまとめに西野雅人先生からコメントを頂いたので、中間とりまとめの課題等についてふりかえり、今後の学習方向等について考えることにします。

イ 村田川河口低地付近遺跡の学習
アのふりかえりに基づいて、地域の全体像を知った後、六通貝塚などの発掘調査報告書の詳細分析に(情報中毒にかからないように注意しながら)突入したいと考えています。

ウ 私家版遺跡データベースの構築
引き続き私家版暫定版GIS連動千葉県遺跡データベースの構築を進めます。

エ 全国遺跡県別分布図の作成
列島というレベルで考古歴史を考える材料として、全国遺跡県別分布図を作成して眺めてみることにします。(WEBでたまたま文化庁の県別時代別遺跡数表を見つけましたので。)

オ 開発前マルチスペクトル衛星写真に関する検討
1970年代頃のマルチスペクトル衛星写真の撮影範囲や入手可能性を調べるとともに、開発前衛星写真と開発に伴う遺跡発掘情報を対応させ、衛星写真から遺跡を見つけることが可能であるか予察的に検討してみます。 

参考
ブログ「花見川流域を歩く」2018年8月記事
○は閲覧が多いもの
ブログ「花見川流域を歩く 番外編」2018年8月記事
ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」2018年8月記事
ブログ「世界の風景を楽しむ」2018年8月記事
ブログ「芋づる式読書のメモ」2018年8月記事
花見川風景


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