縄文土器の内側まで写真撮影できた3Dモデルでは器形を示す断面図を作成することができますので、作成してみました。
1 土器3Dモデルから断面図作成用断片の切り取り
土器の3Dモデル
加曽利EⅢ式深鉢(酒々井町墨木戸遺跡)(加曽利貝塚博物館企画展「あれもE これもE-加曽利E式土器(印旛地域編)-」展示土器)
ブログ「花見川流域を歩く流域を歩く」2019.12.02記事「縄文土器切断3Dモデル」参照
断面作成用断片の範囲指定(赤部分)
オルソグラフィック投影(上から)
断面作成用断片
オルソグラフィック投影(正面)
2 断面図作成
断面図
オルソグラフィック投影(右から)
作成できた断面図は原理的に写真測量的正確性を保持しています。
3 参考
土器断片を広くとった場合
(この例では扇形で土器断片を切り取っています。)
土器断片を広くとってしまうと土器円周の影響が断面に出て、扱いづらくなります。
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