2016年3月17日木曜日

Illustratorを使った詳細観察データ読み取り作業

船尾白幡遺跡の発掘調査報告書では遺構・遺物の詳細観察データが一覧表になっています。

この一覧表からデータを読み取り、Excelに情報を転記して、GISにプロットします。

その一覧表の活字が小さいため目が疲れることと、図書館の本であり、書き込みが出来ないことから、次のような方法をとっています。

一覧表を全部スキャンして、Illustratorにそのまま並べて、Illustrator画面上でデータを読み取り、メモを書きこみます。

一覧表はいくらでも拡大できるし、書き込みは自由にできるし、いちいちA4分厚報告書のページをくくる行為が無くなるし、同じパソコンの隣の画面で作業できるし(パソコン画面は4画面)、作業効率が良いので満足しています。

Illustratorに作成した一覧表を並べたファイル

Illustratorに作成した一覧表を並べたファイル(拡大表示)

Illustratorに作成した一覧表を並べたファイル(拡大表示2)

最近はIllustratorをこのように、資料閲覧用に使うことが多くなりました。

ページをくくるという行為が無くなり、全体を俯瞰できる点がミソです。

机の上に分厚い報告書を置かなくて済みますから、それだけで能率アップです。

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