柏井橋橋脚のCADデータ(2次元データ pdf)を千葉市建設局道路部道路建設課から提供していただきましたので、そのデータを手入力により3次元CAD(FreeCAD)で構成して3Dモデルを作成してみました。
柏井橋橋脚 CADデータから作成
貴重な情報を提供していただいた千葉市建設局道路部道路建設課に感謝申し上げます。
柏井橋橋脚 CADデータから作成 画面
感想
・設計データ(2次元CADデータ)があれば正確な3次元モデル作成が可能であることを確認できました。
・設計データを3次元CAD(FreeCAD)に手入力する手間は簡易であり、FreeCADの操作も他のソフト(例QGIS、illustrator)などと比べると大変平易なものであるという印象を持ちます。
・FreeCADデータの色塗りに「ペイント3D」を使いましたが、形状やコンクリート感触を正確に表現するような繊細な仕上げは無理でした。フィギュアなどの一般3Dモデル用の仕上げになってしまいます。
・FreeCADでの作業がまだ見様見真似であるため、柱と梁の間に不必要な細長い平面様の模様が生まれてしまいました。(Sketchfabでいじるとちかちか光ってしまいます。)
・梁が下流側に0.463%傾いていることを知りました。この勾配は3Dモデルで正確に表現しています。3Dモデル正面(Sketchfab最初画面)を見て左…上流側、右…下流側です。
・風景要素としての視覚対象物として、見せるための3Dモデル作成という意味では初歩レベルであることを痛感しました。
参考 ペイント3D画面
参考 FreeCAD画面
2019.11.22記事「柏井橋工事現場の様子」参照
2019.11.20記事「柏井橋新設橋脚の3Dモデル」参照
次の記事で写真撮影による3DモデルとCADデータによる3Dモデルの比較考察をします。
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