ブログ「花見川流域を歩く」2020.10.18記事「称名寺式土器の高精細3Dモデル(正面半裁)」で3Dモデルのファイル大きさが100MBを越えていて、Sketchfab投稿(プラス会員上限100MB)ができないことを嘆きました。しかし、嘆いてばかりいては学習になりませんから、3Dモデルファイルを縮小できればよいのではないかと想定して、ファイル縮小方法をいろいろと試行錯誤してみました。2日間ほど時間を空費してから、ようやく自分が現在利用できるソフトで次のような方法を見つけることができましたのでメモします。(もっとスマートで簡単な方法があるに違いありません。)
1 3DF Zephyr Liteで高精細3Dモデルを作成する(モデルの大きさが100MB以上となりSketchfab投稿不可)。
2 3DF Zephyr Liteから3DモデルをPLYファイルで書き出す。PLYファイルとPNGファイルが生成する。(PNGファイルの大きさの方がはるかに大きい。)
3 MeshLabでPLYファイルの大きさを縮減する。
Filters→Remeshing, Simplification and Reconstruction→ Quadric Edge Collapse Decimation
Quadric Edge Collapse Decimation
(デフォルトでメッシュ数半分に縮減する設定になっている。)
4 PhotoshopでPNGファイルの大きさを縮減する。(PLYファイルとPNGファイルの合計が100MB以下になるようにする。)
イメージ→画像解像度
「幅」「高さ」数値を小さくする。
5 縮減したPLYファイルとPNGファイルを3DF Zephyr Liteにインポートして3Dモデルを結像させる。
6 3DF Zephyr LiteからSketchfabに3Dモデルを投稿する。
参考 縮減したPLYファイルとPNGファイルをSketchfabに投入しても正しい3Dモデルを結像しません。(テクスチャのない3Dモデルになってしまいます。)
高精細3Dモデルを作成してファイル大きさが100MBを越えても、ファイルを縮小して、ある程度質が落ちますが、Sketchfab投稿によりwebでの情報共有ができるようになりました。学習が技術面で一歩前進しました。
操作フロー
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