有吉北貝塚北斜面貝層学習でライト付ルーペを重宝して使っています。
発掘調査報告書における有吉北貝塚北斜面貝層の土器出土状況図面には土器接合にかかわる膨大数土器片の立体空間的情報が内蔵されています。驚愕すべき情報量です。この図面をスキャナーでコピーしてその画像をillustratorで解析しています。図面は極度の縮小のためスキャナーの最高解像度をもってしても文字ツブレを完全に防ぐことはできません。そのために、報告書(紙)にルーペをあてて文字を確認しています。その際、次のライト付ルーペが大活躍しています。
ライト付ルーペ(Leuchtturm社製 LU150)10倍
スキャナーで図面をスキャンした画像
文字67が57であるか67であるか判別しにくい
ライト付ルーペで紙報告書をみた画像
67がクッキリみえて、1文字0.5㎜程度なのにこれほど鮮明に印刷した印刷技術に感心してしまいます。
このルーペは考古学切手を集めようと考えた時に切手の博物館内切手ショップで購入したものです。ライトがあることと、ルーペを手に持たないで利用できるので現在の作業にはうってつけの道具になっています。
0 件のコメント:
コメントを投稿