2017年8月2日水曜日

竪穴住居柱穴深度逆立体グラフ観察は一種のVR技術

今朝みたTVでVR技術がテーマとなっていました。
高所における危険体験、手術における精細情報の認識、見えない場所の施設透視によるメンテンナンスなどの例が紹介されていました。

このTVを見て、このブログで開発したGoogle earth proを利用した柱穴深度逆立体グラフ観察もVR技術の一種であることに気が付きました。

柱穴深度逆立体グラフの観察
Google earth proによる(色をわかりやすくするために夜間撮影を交えています。)

壁柱穴(緑)、張出部柱穴(赤)、用途不明柱穴(黄色)の位置関係と柱穴深度(柱高さと相関すると仮定)との関連を詳しく直観できます。

現在VR技術は地物・情報などの現場観察が困難な条件において、その観察を自分の眼で(筋肉感覚的肉体に備わった眼で)仮想的に行う技術として利用される場面が多いようです。

大膳野南貝塚縄文時代後期集落J67号竪穴住居の柱穴深度逆立体グラフ観察も自分が鳥になって自在に空間を移動しながら柱穴深度逆立体グラフの様子を観察しています。
観察対象は実際の地物ではなく、情報ですが、この観察で柱穴間の関係を的確に捉えることができます。
ブログ「花見川流域を歩く」2017.07.22記事「竪穴住居の送り場利用は建物廃滅後」参照


2017年8月1日火曜日

2017年7月ブログ活動のふりかえり

ブログ「花見川流域を歩く」とそのファミリーブログの2017年7月活動をふりかえります。

1 ブログ「花見川流域を歩く」
1-1 西根遺跡学習
西根遺跡出土遺物を許可を得て千葉県教育委員会森宮分室で閲覧した結果をシリーズ記事にしました。
また閲覧した「杭」がイナウであると考え、イナウの学習をシリーズで開始しました。
さらに西根遺跡流路変遷をアニメで示すことに成功し、それに刺激されて戸神川縄文海進について学習を開始しました。

1-2 大膳野南貝塚
後期集落土坑の検討の継続の中で、土坑体積の立体グラフ表現をしました。
さらに竪穴住居の検討の中で柱穴深度の逆立体グラフ表現に成功し、それから葬送関連遺物(祭壇)についての想定検討を深めました。

2 ブログ「花見川流域を歩く 番外編」
パソコンソフト操作方法メモなどの記事18編を書きました。

3 ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」
早朝散歩の記事を23編書きました。

4 ブログ「世界の風景を楽しむ」
アリゾナ州の地形やカナディアンロッキー風景に関する記事19編を書きました。

5 7月活動の特徴
5-1 ブログ本編について
6月の末に西根遺跡出土物閲覧をしたこととGoogle earth proにおける立体グラフ作成技術習得の2点が大いに刺激となり、7月の趣味活動は活性化しました。

特に、閲覧した「杭」が実はイナウであることが判明し、自分としては「大発見」になります。
専門家の方が「イナウ」であると認めるならば、縄文時代祭祀道具が現代アイヌにまで大きな変更なく伝わっていることになり、学術的に大いに意味があると考えます。

Google earth pro立体グラフ作成技術もさらに発展させ、活動で有効活用したいと考えます。

2011.01.15にスタートしたブログ「花見川流域を歩く」の累計ページビュー数が30万を通過しました。

5-2 ファミリーブログについて
ファミリーブログの記事の書き方について、「熟考して内容の濃い記事を書く」という考えを捨てることにしたところ、記事数が増えました。
今後ブログ本編は「熟考して内容の濃い記事を書く」こととし、ファミリーブログは「思いついたことを気軽に書く」こととします。

6 8月活動のイメージ
7月活動で得た「手ごたえ」をかみしめつつ増幅させて、活動のさらなる活性化を図りたいと思います。
なお、8月末に千葉県教育委員会森宮分室で西根遺跡出土物撮影写真を閲覧できるよう、現在許可申請中です。
「杭」の未公表写真を閲覧できれば、それが「イナウ」であるというさらなる情報を得ることができると期待しています。

参考
ブログ「花見川流域を歩く」2017年7月記事
〇は閲覧の多いもの
ブログ「花見川流域を歩く 番外編」2017年7月記事
ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」2017年7月記事
ブログ「世界の風景を楽しむ」2017年7月記事
花見川の日の出

2017年7月31日月曜日

カメラの耐用限度超過

愛用しているコンパクトデジカメ(カシオ EX-ZR700)の撮影枚数が10万枚をはるかに超えているのですが、機械としての耐用限度を越えた兆候がありましたのでメモしておきます。

先日写真をカメラからエクスプローラーにコピーすると、縦長写真が横向きになっています。
Microsoft フォト、Photoshopでも横向きになります。

縦に撮った画像が横になっている。
左からMicrosoft フォト画面、Photoshop画面、Explorer画面

Photoshopでexif情報を見るとそれが正しい方向となっています。

カメラの中にある重力の方向を図る計器が不調か、その情報をexifに書き込むソフトが不調などだと思います。

早朝散歩で手にカメラを握り、歩く度に振るので遠心力がはたらき重力計の耐用限度を速めたのかもしれません。

そろそろ新しいカメラにしないといけないと考えていたのですが、使い勝手がよいのでついつい酷使してきていました。

翌日以降はこのような不調は無かったのですが、いつ壊れてもおかしくない状況にあることのサインとして捉え、新カメラを急いで入手することにします。

2017年7月28日金曜日

トイレも重要指標

既に閉めたブログ「学習 幸福否定」で2016.10.03記事「眠気、嫌気、興味消沈、お茶お菓子を重要指標として活用中」を書いたことがあります。

実は自分に生起する次のような現象が学習の中で大切なことが起こった(成果を期待できる発想がうまれつつあることが起こった)ことを示す重要な指標であるという気づきを記事にしたものです。

これまでマイナス現象と考えていたこと(実は重要指標)
●眠気
●嫌気
●興味消沈、意気消沈
●些事に逃げる(読みたくもない新聞を読む、飲みたくもないのにお茶にする、食べたくもない菓子を食べることによる生活場面の中断)

これらの通常ならマイナス現象と考えるものが、実は成果を期待できるようなプラス局面を打ち消すために表出していることに気づいたことを記事にしました。

最近、この事象にトイレを加えてよいことが判りました。

趣味活動における重要な気づき、発見、明るい展望等が生まれた時、その瞬間に限ってトイレ(小用)に行きたくなるのです。

素晴らしい発想が続くと、それに応じて何回もトイレに行き小用を済ませます。

素晴らしい発想をそのまま発展させることをどうしても邪魔するために、トイレに行かせて思考のタイミングを狂わせている自分がいます。

ブログ「学習 幸福否定」は人生残時間の配分計画の観点から閉じました。
(心理に興味はあるけれども、それより地形・風景・地名・考古歴史を優先したいです。)
しかし、笠原敏雄先生の幸福否定理論は現代の世の中に受け入れられていないけれど、実体験から、世の中の根本的変革に結びつくような意義があると感じます。

花見川の日の出

2017年7月27日木曜日

International Space Stationストリートビュー後日談

2017.07.23記事「International Space Stationのストリートビューに熱中」でInternational Space Stationストリートビューに熱中した様子を書きました。
その熱中の中で、ステーションの中の居住区に地図帳が置いてあるのを見かけて、無性にその本が欲しくなりました。

International Space Stationストリートビューに登場する地図帳

一般論として、物欲がほとんど無い私ですが、利用するあてもありまない大判地図帳が欲しくなるとは自分ながら不思議です。

「地球全体の地形や歴史に対する興味…Google earth proで地球を丸ごと知りたいと思っている欲望…地球全体を観測している国際宇宙ステーション…国際宇宙ステーションの職員が宇宙で利用している地図帳」という連想がつながり、地図帳が欲しくなったのかもしれません。

なにはともあれ、すぐに「OXFORD ATLAS OF THE WORLD」を半ば無意識でAmazonに注文しました。

次の写真は届いた最新版です。

OXFORD ATLAS OF THE WORLD 23版

Google earth proがあれば紙の地図帳、それも大判の地図帳は機能として不必要であることは自明です。

しかし、なぜかこの図書が届いて自分に直接説明できない期待感が生まれます。

今後この地図帳がどれだけ趣味活動に役立つかわかりませんが、地球全体を視野に入れた活動をしっかりと自分に根付かせたいと無意識が計画しているのかもしれません。

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参考
目次
Foreword
User Guide
World Statistics
The Future of the Oceans and Seas
Images of Earth
Gazetteer of Nations
World Geography
World Cities
World Maps
Geographical Glossary
Index to World Maps

地図以外に衛星写真、項目解説、国解説、都市情報など情報豊富です。英語。

レイヤー重層表示アニメ

Google earth proレイヤー重層表示の結果をアニメにすることによって、ツールとしてひとまず完成しました。

レイヤー重層表示アニメ

このアニメに基づく西根遺跡検討はブログ「花見川流域を歩く」本編2017.07.27記事「西根遺跡戸神川流路の時代変遷」に書きました。

2017年7月26日水曜日

Google earth proレイヤー重層表示の改良 アイディアの源泉

2017.07.25記事「Google earth proレイヤー重層表示はアイディア倒れ」で西根遺跡の旧流路のポリゴンをレイヤー重層表示してみて、位置関係が読み取れないので、使い物にならないことを記事にしました。

しかし、いろいろ作業しておめおめと引き下がるのも悔しいことです。
何とかモノにできないか考えてみました。
そして今朝、寝床の中で半ば夢のなかで、改善できるに違いないという発想が浮かびました。
ポリゴンを生でオーバーレイしたから収拾がつかなくなったのであり、周辺地物の中に旧流路をはめ込んだラスター画像をオーバーレイすれば位置関係の判断ができるに違いないという発想です。

早速作成してみました。

西根遺跡旧流路を周辺地物に埋め込んだラスター画像を標高5m間隔でオーバーレイしてみました。

西根遺跡旧流路オーバーレイ

オーバーレイは縄文時代(流路1)を一番上にして時代順で次々に下に配置して、現河川を一番下つまり地表に置いています。
レイヤーは半透明にしています。

これを一番上から、1枚1枚めくりながら見ていきました。

一番上は縄文時代後期主体 流路1

一番上は古墳時代前期以前 流路2

一番上は古墳時代前・中期 流路3

一番上は古墳時代後期~奈良時代前半 流路4

一番上は奈良時代後半~平安時代 流路5

一番上は中・近世 流路6・流路7

現河川

全流路の同一平面表示

旧流路の位置が時代毎に比較できることと、1枚1枚めくっていくことにより、時代変遷を捉えることができます。

レイヤー重層表示の改良成功です。

レイヤーを1枚1枚めくりながら、これまで全く気が付かなかった旧流路変遷に関する重大な情報に気が付きました。
私が、あらたな重大情報に即座に気が付いたこと自体がGoogle earth proレイヤ重層表示の有効性を証明しています。
Google earth proレイヤー重層表示はアイディアを生み出す源泉になります。

レイヤー重層表示で新たに気が付いた旧流路変遷関連情報は、ツール開発の例としてではなく、西根遺跡検討そのもののコンテンツとして紹介したいので、ブログ「花見川流域を歩く」本編に早速記事として書きます。

2017年7月25日火曜日

Google earth proレイヤー重層表示はアイディア倒れ

Google earth proでレイヤーを重層表示している絵を時々WEBでみかけます。
「プレゼンテーションで利用できる」という趣旨の記事であり、プレゼンテーションそのもので利用していて訴求力のあるものにはお目にかかっていません。

そこで、実際に試してみました。

西根遺跡旧流路1~7と現代流路を標高1m間隔で重層的にオーバーレイしてみて、時代変遷が分かりやすいか試してみました。

8枚のレイヤーを角度を変えてみてみました。

レイヤーの重層表現1
垂直

レイヤーの重層表現2

レイヤーの重層表現3

レイヤーの重層表現4

レイヤーの重層表現5

レイヤーの重層表現6

レイヤーを重層表現することによって、流路の時代変遷の様子をわかりやすく捉えるということはできませんでした。

流路を立体的に重層表現すると、流路間の位置関係がずれるので、この例のような複雑な地物ではアイディア倒れとなりました。

もっと単純な、重心が移動するなどの時代変遷なら使えるかもしれませんが、一般地物のレイヤ重層表現は「わかりやすさ」に逆行するようです。

2017年7月23日日曜日

International Space Stationのストリートビューに熱中

GoogleニュースでGoogle earth のストリートビューでInternational Space Stationを見られるようになったことを知り、早速リンクをクリックしてみました。

Google earthから直接行く道は私は見つかりませんでした。
参考 国際宇宙ステーションストリートビューのGoogleの説明サイト


通常のストリートビューのように国際宇宙ステーションの内部を詳しく観察できるので、興味が湧き、ついつい熱中してしまい、時間を忘れてしまいました。

国際宇宙ステーション内部を紹介します。

International Space Station
Google earth ストリートビュー

International Space Station
Google earth ストリートビュー

International Space Station
Google earth ストリートビュー
日本実験棟きぼうです。

International Space Station
Google earth ストリートビュー

International Space Station
Google earth ストリートビュー

International Space Station
Google earth ストリートビュー



2017年7月22日土曜日

柱穴深度逆立体グラフ作成方法

竪穴住居内の柱穴の分布というミクロな事象をGISで扱い、Google earth proで立体表示することができました。
ブログ「花見川流域を歩く」2017.07.21記事「竪穴住居柱穴深度の逆立体グラフ作成成功

作業が成功した当初は自明の操作でも、時間が経つと失念することは必定のことです。
そこで、操作手順等をメモしておきます。

パソコンソフトの使い方が思い出せなくて、WEB検索すると、なんと自分の書いた記事を見つけて使い方が判るという事態がこれまで何度もありますから、ブログ記事にメモすることは大切です。

1 柱穴分布図をQGISにプロットする
QGISジオリファレンサーをつかって柱穴分布図をQGISにプロットします。
(ジオリファレンサーの使い方は略)

J67号住居柱穴分布図をQGISにプロットした様子

2 柱穴シェープファイルの作成
柱穴分布図を下敷きにして柱穴シェープファイル(点)を作成します。
レイヤ→レイヤの作成→新規シェープファイルレイヤ→次の画面でタイプ(点)、選択CRSを設定

設定の様子

IDは柱穴番号と同じにします。

柱穴シェープファイルを作成した様子

3 柱穴シェープファイルのcsv出力
柱穴シェープファイルをcsv出力します。
レイヤ→名前をつけて保存→次の画面のように設定します。

設定の様子

4 出力csvファイルの調整とタブ区切りテキスト化
出力csvファイルは次のように経度、緯度、IDだけのファイルです。

出力csvファイル

このファイルに柱穴深度情報を書き加えます。
ここでは発掘調査報告書にある-(マイナス記号)を除きます。

柱穴深度情報を書き加えた様子

このファイルの項目順番をID→緯度→経度→深度に組み換え、同時に項目名を削除します。

調整した様子

このファイルをタブ区切りテキストで出力します。

タブ区切りテキストに出力した様子

5 GE-Graphでkmlファイル作成
タブ区切りテキストをctrl+A、ctrl+Cでクリップボードに取り込みます。

GE-Graphを立ち上げ、右下のPaste grid from clipboardをクリックします。そうするとデータがGE-Graphに取り込まれます。

GE-Graphにデータを取り込んだ様子

この状態でグラフ表現の各種設定をしてから「Run」をクリックしてファイル名を入力すると立体グラフのkmlを出力できます。

6 Google earth proにおける立体グラフ表示
GE-Graphのデフォルト設定ではkmlファイル出力と同時にGoogle earth proが立ち上がり、立体グラフが表示されます。
立体グラフは視点の移動、拡大縮小、回転などいじくりまわすことができます。

立体グラフkmlをGoogle earth proで表示した様子
(実際はタブ区切りテキストを3つに分割して、それぞれ別の色のkmlファイルをつくり、同時に表示しています。)