2015年5月5日火曜日

アドレスマッチング出力見かけポイント数のカウント法

2015.05.04記事「アドレスマッチング出力による見かけポイント数が不明」を書いた後、カウント法をこれまで調べていないことを強く意識させられ、調査不精であったことに気がつきました。

記事に書かなければいつまでも判らないことであったと思いますので、恥ずかしい記事でしたが、自分にはささやかな意義があった記事となりました。

調べて見たら、極簡単なExcel操作でカウントできました。

また、Photoshopに手作業カウントをサポートする機能があることも知りました。

1 ExcelのCOUNTIF関数を使った方法
経度と緯度の値を含む21049データのエクセルファイルを対象に次の操作を行い、見かけポイント数をカウントしました。

ア 経度と緯度の二つの列を統合する
経度の値と緯度の値を含む二つの列を統合しました。

例えば経度140.10286、緯度35.6561の場合、その二つのセルを統合すると140.1028635.6561という文字列になります。

この統合文字列を対象に、その重複を除去すれば、アドレスマッチングの見かけのポイント数を知ることができます。

イ 経度緯度統合列の重複を調べる
COUNTIF関数で経度緯度統合列の重複を調べます。

重複がなければ、そのデータの計算結果は1となります。
重複がある場合、1番目のデータは1、最初の重複データは2、その次の重複は3という計算結果が表示されます。

実際の計算結果の最大重複の値は1547でした。

ウ 経度緯度統合列の重複を削除する
オートフィルタ―を実行して、フィルターで計算結果1だけを表示します。

計算結果1だけの表を新しいシートに貼り付けます。

この操作で作成した計算結果1のデータ(つまり重複した別のデータは全部削除したことになるデータ)の行番号からデータ数を確認すれば、見かけのポイント数を知ることができます。

2 Photoshopによる方法
Photoshopには画像内のアイテムを自動カウントする機能はないようです。(それを期待したのですが。)

ただ、「カウントツール」があり、画像内のアイテムをクリックすると画像内に連番を打つ機能となっています。
手作業カウントを補助する機能になります。

エクセルファイルなどの情報が無い場合で、カウントすべき対象が100以内くらいならこの手動カウントを使う場面もあるかもしれません。

墨書土器出土遺跡位置図の見かけポイント数(ドット数)は394でした。

2015.05.05 早朝の花見川風景

0 件のコメント:

コメントを投稿