2015年5月29日金曜日

千葉県小字地名データベースの様式

全国墨書土器・刻書土器データベースでFile Makerを使っていることを知り、File Makerが検索をする上でExcelと比べて格段に優れ、さらに検索結果をファイル出力できることを体験しました。

この体験でデータベースというもののイメージを得ることができました。

早速、現在作成している千葉県小字地名データベースのうち佐倉市分を例にして、File Makerで使えるようにExcelで作成し、File Makerで試用してみました。

次の画像は角川の千葉県地名大辞典付録小字リストです。

角川の千葉県地名大辞典付録小字リスト

このリストをスキャンして、DocuWorksでOCR処理し、エディタに読み込み、調整すると次のような電子化成果物が生れます。

エディタで作成した小字電子化成果物

これまでこの電子化成果物をエディタのキーワード俯瞰機能を利用して検索していました。検索結果をファイル出力することもできます。

ここでは、この電子化成果物をExcelに読み込み、幾つかの作業マクロを活用して、次のような表形式に変換してみました。

Excel上で作成した一覧表

データベースらしくなりました。

このExcel一覧表をFile Makerで読み込み検索すると次のような画面になります。

File Makerで小字データベースを検索した結果 (小字名に「部」を含む結果表示)

検索が容易です。複雑な検索を行うこともできます。

とてもわかりやすい結果を得ることができました。この結果をExcel出力することもできます。

当面は、千葉県小字地名データベースの様式基本はこのようなものにして作成して、使い勝手を試していくつもりです。

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