丸1年かけて千葉県地名大辞典(角川書店)付録小字一覧を電子化して、千葉県小字データベースを作成しました。
その間、長期の無味乾燥単純作業(パソコン入力作業)を継続するためにいろいろな手法を編み出しました。
1 作業の効率化のための工夫を絶えず考えて、小さな工夫でも面倒がらずに実施する。
→工夫することに気が紛れて、いつの間にか作業が進展します。ensembleというソフトを導入した時は実際に特段の効率化がはかられました。
2 頭脳をさして使わない手作業であるので、その作業中の「空いた思考空間」を利用して、別のテーマについて思考する。
→いろいろな思考を展開することができました。また、それで気が紛れて、いつの間にか作業がすすみました。
3 作業中に音楽を聞いて、それを愉しみにする。
→好きな音楽を聴けると思うと、単純作業の拒絶感も少し治まります。
などです。
しかし、眠気には大変悩まさせられました。
毎日、毎日睡魔に襲われるので、その原因と対策についてメモを取りました。
●睡魔の原因に関わる項目
1 前夜の睡眠時間
2 体調
3 作業の単純性
4 作業意義の理解度
→ぼんやり作業に入った時は眠気が激しい?
5 作業の無限継続感
→無限に単純作業が続くと感じると眠くなる。
●睡魔防止策
1 睡眠をたっぷりとる
2 体調管理をしっかりする
3 長時間同じ単純作業が続かないように、工夫する。
4 作業の意義をよく確認してから作業に入る
5 一連作業の区切りを明確にして、一覧表等で作業進捗状況を見える化する。
●睡魔に襲われた時の応急措置
1 睡魔に襲われた時、深呼吸して作業に特段に意識を集中してみる。
2 室内の温度を非快適の方向に調整して、作業環境を劣悪にして、それに耐えるようにして作業する。
3 菓子等を口に入れて、口内に刺激を与える。
→飲み込まないで、刺激を与え続ける。
4 お茶や水を飲む。
5 姿勢をよくする。
→背筋を意識して伸ばして作業する。
6 休息を適時とる。
→1時間に5分程度の定期休息のほか睡魔が襲った時に1~2分休む。
さて、この徹底して悩まされた睡魔も、全体の作業分量が残り2割程度になると、つまり、ほぼ確実に作業を完結できることが予想された時、ものの見事に消失しました。
作業の先が見えたとたんに睡魔現象が私から雲散霧消したのです。
それからは毎日、睡魔に悩まされることなく、単純作業に集中できました。
これで、睡魔がなぜ存在していたのか、その本質が少しわかってきました。
次の記事で睡魔現象の意義について検討します。
花見川風景
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