2018年5月4日金曜日

ブラケット撮影画像を利用したハイダイナミックレンジ(HDR)画像の作成

早朝散歩ではカシオコンパクトカメラ(ZR700)で普通写真とアートモード写真2種のブラケット撮影を行うとともに、同じシーンをオリンパスミラーレス一眼カメラ(OM-D E-M5 MarkⅡ)で10種のアートフィルター写真のブラケット撮影を行っています。

写真の出来栄えはカシオカメラのアートモード写真(ハイダイナミックレンジ[HDR]写真)が一番であり、オリンパスカメラの写真はこれまで煮たり焼いたりいろいろ工夫してきたのですが、今ひとつ満足できるものができませんでした。

ところが偶然ですが、オリンパスカメラのアートフィルター写真からハイダイナミックレンジ風の写真をつくることに成功しましたので、メモします。

その結果を図示します。

1 カシオカメラ アートモード写真(HDR写真)
曇り空の写真として私は満足できます。

2 1の彩度をPhotoshopで調整した写真
より鮮やかな写真に調整しました。

3 オリンパスカメラ ポップアート写真
とても使えません。

4 オリンパスカメラ リーニュクレール写真
気に入っているアートフィルターです。すでにHDR風になっています。

5 オリンパスカメラ ドラマチックトーン写真
雲が黒くなければすでにHDR風になっているので使えるのですが、黒い雲が不安を呼びます。

6 Photoshopの「HDR Proに統合」機能で3と4から作成したHDR写真
これならHDR風リーニュクレール画像として使えます。2枚の写真からこの鮮やかな写真ができるのですから驚きです。

7 Photoshopの「HDR Proに統合」機能で3と5から作成したHDR写真
これならHDR風画像として使えます。2枚の写真からこの鮮やかな写真ができるのですから驚きです。ただ6と較べて少し平板な印象を受けます。

8 7の彩度をPhotoshopで調整した写真
よりあざやかになりました。

もっと工夫すればオリンパスカメラブラケット撮影画像からより迫力のあるHDR写真をつくることが可能になるに違いないと考えました。

なお、オリンパスカメラもシャッターを自動で複数回切ってHDR写真を作成する機能があるのですが、1シャッターではないので手振れの恐れがあり、試写もあまりよくなく、本格的に試していません。
ところがアートフィルター10種撮影ブラケット撮影は文字どおり1シャッターですから手振れの恐れなく、この画像を元に好みのHDR写真ができれば便利です。


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