2020年5月29日金曜日

朗報 世界の地形3Dモデルが作成できるサイト発見!

1 はじめに
Sketchfabからのメールの中にElevation API:Free 3D Map Exporter Built on Sketchfabという項目があり、Software Engineer Xavier Fischer describes why and how he used the Sketchfab Viewer API to export 3D terrain models from his website directly to Sketchfab.という説明がされていました。

事情は呑み込めませんが興味がある地形3Dモデルの話題だと思い、気軽にDiscover Elevation APIにアクセスしてその記事を読みました。
記事には興味ある地形3Dモデル話題が満載されています。ブラウザ翻訳機能で日本語にして読み進みました。そのうちにこの記事の趣旨がわかり、超重要な情報にアクセスしていることがわかりました。

記事の直接の趣旨は Xavier Fischerさんが開設しているサイトDEM.Net Elevation APIで作成した地形3Dモデルが直接Sketchfabに投稿できるようになったということです。

そして、なんと、サイトDEM.Net Elevation APIでは世界中の地形の3Dモデルが自分好みに作成できるのです。
素晴らしいサイトが存在していたことを知り、とてもうれしくなりました。早速そのサイトを利用してみましたので、以下報告します。

2 DEM.Net Elevation APIでの地形3Dモデル作成

DEM.Net Elevation APIのホーム画面
黒画面は個人設定

DEM.Net Elevation APIのホーム画面からMap to 3D画面に進みます。Map to 3D画面で自分好みの諸設定ができます。

Map to 3D画面
黒画面は個人設定

Map to 3D画面で諸設定をして、Generate 3D modelをクリックすると3Dモデルが画面に生成されます。

生成された3Dモデルの画面
もしよければDownload modelをクリックすると3Dモデルがダウンロードします。

さらにSketchFab exportをクリックするとSketchfab投稿画面に移動して直接投稿できます。(事前にSketchfab登録が必要)

Sketchfab投稿結果

3 感想
・日本国内の地形3Dモデルは地理院地図でより精細で多様な情報を使えますので、このサイトの出番はあまりないと考えます。
・世界に目をむけると、このサイトはきわめて有用なサイトです。
これまで世界の地形3Dモデルをつくるために、30mメッシュDEMを「ALOS全球数値地表モデル (DSM) "ALOS World 3D - 30m (AW3D30)"」サイトから得て、QGISに投入して作成していました。
30mメッシュDEM入手の手間やQGIS操作に手間がかかりました。しかし、DEM.Net Elevation APIサイトを使えば、そうした手間は無くなります。いわば、地理院地図が全世界に広がった状況になっています。
・Sketchfabという事業体(YouTubeの3Dモデル版のような事業)がDEM.Net Elevation APIサイト(個人サイト?)などと連携を深めている状況は、将来急成長する新技術世界を先取りしている姿として多くの人が見ているようです。
3DF Zephyr LiteからもSketchfabに直接投稿できて便利です。
・DEM.Net Elevation APIサイトはXavier Fischerさん個人がボランティア精神のもとに開設しているとのことで、それが今後どのように成長するのか目が離せません。

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