2020年5月31日日曜日

BlenderGISの導入

Sketchfabからのメールで偶然DEM-Net Elevation APIを知りました。それが個人の努力で成り立つ素晴らしい無料の地形3Dモデル作成であり、大いに感動し感謝し、早速世界各地の地形3Dモデルを作りだしています。
一方、5月24日からBlender操作学習をし始めています。Blenderにも地図情報を取り込み3Dモデルオブジェクトとする機能があることは以前から知っていました。
そこで、DEM-Net Elevation APIから受けた強い刺激に動かされて、BlenderGISを導入してみました。

まだBlenderの操作もほとんどできない状況です。しかし、Blenderでできること、できないことという原理を最初に知ることは重要ですから、無謀にもBlenderGISというアドオンを導入してみました。

幸いBlenderGISの導入方法や使い方に関する丁寧なwebサイトがいくつも存在しています。
それらのサイトのお世話になり、本日BlenderGISを導入し、試用してみました。

1 BlenderGISの試用
BlenderGISから世界マップを開いて、自分の必要とする場所の地形情報及び各種地図情報を得ることができます。その点ではDEM-Net Elevation APIと似ています。
取り込んだ地形情報・地図情報はBlenderの3Dモデルとして利用できます。

BlenderGISで成田空港付近の地形情報・地図情報を取得した様子。
地形情報は30mメッシュが基本ですから、その精度はGoogle earthと同じであり、「遺跡付近の地形の様子を知りたい」という自分の要求には満足に答えるものではありません。地理院地図にはかないません。しかし、海外に足を踏み出せば、きわめて貴重なツールになると考えます。
得た地形情報はBlenderの機能により垂直方向を10倍にしました。

2 地形3Dモデルの使いまわし
BlenderGISで作成した地形3Dモデルのオブジェクトを指定してオブジェクト→「オブジェクトをコピー」するとオブジェクトがパソコンのクリップボードにコピーされます。
この時別のBlenderファイルでオブジェクト→「オブジェクトを貼付」をクリックするとクリップボードのオブジェクトを貼りつけることができます。

このような「オブジェクトをコピー」と「オブジェクトを貼付」でBlenderGISで作成した地形3Dモデルを別のファイルに投入したものが次の画面です。

BlenderGISで作成した地形3Dモデルを別のファイルに貼りつけた様子
パネルの前に地形3Dモデルを配置することができました。

丸1週間ですが、なんとなくBlenderが使えるツールになるだろうという実感が持てるようになりました。

Blender、BlenderGIS、Sketchfab、DEM-Net Elevation API、3DF Zephyr Lite、MeshLab、GigaMesh Software Framework、地理院地図、QGIS、FreeCADなどの3Dツール間でのオブジェクト使いまわしを自由かつ高速・スムーズにできるようにすることを当面の目標とします。

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