1 ブログ「花見川流域を歩く」
5月の記事数は29編です。
縄文早期遺跡として上黒岩岩陰遺跡、上野原遺跡について検討を深めました。上黒岩岩陰遺跡では死亡妊婦の儀礼について、上野原遺跡では石器送り場のゾーニングについて学習しました。
また草創期遺跡の神子柴遺跡と一鍬田甚兵衛山南遺跡についてその地形特性を考察しました。早期最初期頃の海岸線地理的位置に関する興味も自分に仕込みました。
縄文石器学習として各地展示館の石棒について3Dモデルを作成し興味を深めました。一鍬田甚兵衛山南遺跡出土有舌尖頭器や矢柄研磨器等について3Dモデルをつくり観察し、縄文草創期に関する興味を深めました。
さらに上野原遺跡の環状石斧や異形石器に対する興味を深め、TwitterでYoshiHRさんをはじめとする皆様から情報をいただき学習意欲を増進させることができました。
神子柴遺跡出土神子柴型石斧等石器について3Dモデルを作成して、石器出土の意義について学習しました。
なお、ブログのページビューが50万を通過しました。
2 ブログ「花見川流域を歩く 番外編」
3Dモデル作成テクニック、Google earth proに関するテクニック等の技術記事とBlender(3DCGソフト)学習開始記事等10記事を書きました。DEM-Net Elevation APIの存在を知り、その紹介記事も書きました。
3 ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」
早朝散歩記事を20編書きました。
4 ブログ「世界の風景を楽しむ」
長らくの休眠から目覚めて、過去海外旅行の反芻記事を11編書きました。DEM-Net Elevation APIで海外風景の地形3Dモデルが簡易に作れるようになったので、記事作成がより楽しくなりました。
5 ブログ「芋づる式読書のメモ」
山田康弘著「縄文時代の歴史」(2019、講談社現代新書)の目次の縄文早期にかかわる部分の学習記事を9編かきました。この9編の記事作成に関する学習が私の5月学習の軸となっています。
6 5月学習の特徴
ア 技術
●3DF Zephyr Lite技術、マスク、SfM-MVS
●BlenderとBlenderGIS
●DEM-Net Elevation API
イ 遺跡
●上黒岩岩陰遺跡…受傷人骨
●上野原遺跡の祭祀空間としての特別性
●青森県長七谷地貝塚
●佐賀県東名遺跡
●函館市中野B遺跡
●神子柴遺跡
●一鍬田甚兵衛山南遺跡
ウ 軸学習
●山田康弘著「縄文時代の歴史」(2019、講談社現代新書)の学習
エ 古地形復元とその技術
●縄文早期の海岸線の位置の大幅な変化→土地の減少→狩猟の危機→漁労に救われる
(地形変化興味、回帰的移動生活の変化…)
海底地形…Google earth pro、水深地形…QGIS
オ 石器
●石棒 →谷口康浩著「縄文人の石神 ~大形石棒にみる祭祀行為~」(2012、六一書房)
●一鍬田甚兵衛山南遺跡出土石器(有舌尖頭器等)
●環状石斧(YoshiHRさんからの情報、上野原遺跡の情報)
●神子柴遺跡出土石器→堤隆著「狩猟採集民のコスモロジー 神子柴遺跡」(2013、新泉社)
→大工原豊外編「縄文石器提要」(2020、ニューサイエンス社)
→上峯篤史著「縄文石器 その視角と方法」(2018、京都大学学術出版会)
7 6月活動のイメージ
●活動の軸となる学習→山田康弘著「縄文時代の歴史」(2019、講談社現代新書)の第4章 前期・中期に関わる学習
●縄文社会消長分析学習→軸学習から派生する興味を寄り道的に学習する。
●石器学習→展示館での過去観察を資料化する。チャンスが生まれれば展示館で撮影して石器3Dモデルを作成して観察する。石器学習の体系的取り組みの在り方について模索する。
●学習技術向上→Blender技術獲得及び次の3Dツール間のファイル効率的使いまわし実現。
3Dツール→Blender、BlenderGIS、Sketchfab、DEM-Net Elevation API、3DF Zephyr Lite、MeshLab、GigaMesh Software Framework、地理院地図、QGIS、FreeCAD
●Vlog化の推進→自己流Vlog化としてブログ記事内容を象徴するような動画(アニメ)をできるだけ添付するようにします。
参考
ブログ「花見川流域を歩く」2020年5月記事
〇は閲覧の多いもの
- 一鍬田甚兵衛山南遺跡付近の地形3Dモデル
- 南箕輪村神子柴遺跡付近の地形
- 神子柴遺跡出土石器から広がる学習興味
- 神子柴遺跡出土局部磨製石斧等13点の観察記録3Dモデル作成
- 縄文早期初頭の海岸線地理的分布を知る取り組み
- 神子柴遺跡出土尖頭器の観察記録3Dモデル作成と心理的葛藤
- 環状石斧穿孔用礫石錐の存在を知る
- 縄文草創期石錐(103図-13)(多古町一鍬田甚兵衛山南遺跡) 観察記録3Dモデル
- 縄文草創期有舌尖頭器(86図-5)(多古町一鍬田甚兵衛山南遺跡) 観察記録3Dモデル
- 縄文草創期尖頭器(88図-41)(多古町一鍬田甚兵衛山南遺跡) 観察記録3Dモデル
- 上野原遺跡の縄文早期集落と祭祀空間との関係
- 環状石斧について アドバイスで入門知識が増大
- 縄文草創期有舌尖頭器(88図-30)(多古町一鍬田甚兵衛山南遺跡) 観察記録3Dモデル
- 上野原遺跡祭祀空間Aゾーンは神殿基壇である
- 上野原遺跡祭祀空間のゾーニング
- 縄文早期異形石器に驚く
- 縄文早期の環状石斧に驚く
- 霧島市上野原遺跡出土埋設ペア土器の意義
- 縄文草創期有舌尖頭器(千葉県多古町一鍬田甚兵衛山南遺跡) 観察記録3Dモデル
- 縄文草創期矢柄研磨器(一鍬田甚兵衛山南遺跡) 観察記録3Dモデル
- 50万ページビュー通過を感謝します
- 千葉県匝瑳市出土縄文晩期安山岩製石棒 観察記録3Dモデル
- 縄文早期の海岸と台地の回帰的定住
- 縄文早期当初から早期終末期までの海域拡大
- 津軽海峡と対馬海峡の海底地形
- 縄文中期石棒(清瀬市野塩外山遺跡) 観察記録3Dモデル
- 縄文中期「模様が彫られた石皿」(茅野市棚畑遺跡)外 観察記録3Dモデル
- 石棒(茅野市聖石遺跡第4号住居址(SB04))外 観察記録3Dモデル
- 〇上黒岩岩陰遺跡出土受傷人骨と身二つ
- BlenderGISの導入
- 朗報 世界の地形3Dモデルが作成できるサイト発見!
- はじめてのBlender作業 2
- はじめてのBlender作業
- webの黒モード表示
- Google earth proの海底地形表示
- Google earth proのweb版表示機能
- SfM-MVSによる3Dモデルの作成手順 3DF Zephyr Liteの利用
- ガラス越し撮影3Dモデル作成の強力機能
- 2020年4月ブログ活動のふりかえり
- 朝焼け後くもり
- 久しぶりの日の出直射光
- 上ガス観察
- 曇りと霧
- 今朝も曇り
- 曇り後晴れ
- 曇りの花見川
- 曇天
- 水面清掃
- うろこ雲
- 爽快な早朝
- ホトトギス初音、初見
- 曇天
- 日の出太陽と月
- 光る雲
- 千切れ雲が天空を覆う
- 濃霧の花見川
- 賑わう花見川
- 早朝花見川の人出が多様化
- 花見川の日の出
- ノルウェー トロルスティッゲン(トロルの梯子)のU字谷
- 機中からみたアラスカコロンビア氷河
- ハルシュタット岩塩坑
- カナダアルバータ州アサバスカ氷河
- オーロラの代わりに見た環天頂アーク
- ニュージーランド南島ミルフォードサウンド
- 天山山脈の氷河
- アリゾナ州アンテロープキャニオン
- アイスランド グルトフォスの滝
- サハラ砂漠の日の出
- メキシコのセノーテ
- 縄文早期の精神文化
- イヌの利用
- 多様な動植物の利用
- 北の大規模集落
- 鹿児島県霧島市上野原遺跡
- 谷口康浩編「縄文人の石神 ~大型石棒にみる祭儀行為~」
- 貝塚の存在=定住生活の証拠
- 早期の環境
- 定住とはなにか
安山岩製、長さ5.5㎝、幅2.4㎝
千葉県教育委員会所蔵
撮影場所:千葉県教育庁文化財課森宮分室
撮影月日:2019.05.27
実寸法付与
3Dモデル写真測量ソフト 3DF Zephyr で生成 v4.530 processing 42 images
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