2020年6月1日月曜日

2020年5月ブログ活動のふりかえり

ブログ「花見川流域を歩く」とそのファミリーブログの2020年5月活動をふりかえります。

1 ブログ「花見川流域を歩く」
5月の記事数は29編です。
縄文早期遺跡として上黒岩岩陰遺跡、上野原遺跡について検討を深めました。上黒岩岩陰遺跡では死亡妊婦の儀礼について、上野原遺跡では石器送り場のゾーニングについて学習しました。
また草創期遺跡の神子柴遺跡と一鍬田甚兵衛山南遺跡についてその地形特性を考察しました。早期最初期頃の海岸線地理的位置に関する興味も自分に仕込みました。
縄文石器学習として各地展示館の石棒について3Dモデルを作成し興味を深めました。一鍬田甚兵衛山南遺跡出土有舌尖頭器や矢柄研磨器等について3Dモデルをつくり観察し、縄文草創期に関する興味を深めました。
さらに上野原遺跡の環状石斧や異形石器に対する興味を深め、TwitterでYoshiHRさんをはじめとする皆様から情報をいただき学習意欲を増進させることができました。
神子柴遺跡出土神子柴型石斧等石器について3Dモデルを作成して、石器出土の意義について学習しました。
なお、ブログのページビューが50万を通過しました。

2 ブログ「花見川流域を歩く 番外編」
3Dモデル作成テクニック、Google earth proに関するテクニック等の技術記事とBlender(3DCGソフト)学習開始記事等10記事を書きました。DEM-Net Elevation APIの存在を知り、その紹介記事も書きました。

3 ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」
早朝散歩記事を20編書きました。

4 ブログ「世界の風景を楽しむ」
長らくの休眠から目覚めて、過去海外旅行の反芻記事を11編書きました。DEM-Net Elevation APIで海外風景の地形3Dモデルが簡易に作れるようになったので、記事作成がより楽しくなりました。

5 ブログ「芋づる式読書のメモ」
山田康弘著「縄文時代の歴史」(2019、講談社現代新書)の目次の縄文早期にかかわる部分の学習記事を9編かきました。この9編の記事作成に関する学習が私の5月学習の軸となっています。

6 5月学習の特徴
ア 技術
●3DF Zephyr Lite技術、マスク、SfM-MVS
●BlenderとBlenderGIS
●DEM-Net Elevation API
イ 遺跡
●上黒岩岩陰遺跡…受傷人骨
●上野原遺跡の祭祀空間としての特別性
●青森県長七谷地貝塚
●佐賀県東名遺跡
●函館市中野B遺跡
●神子柴遺跡
●一鍬田甚兵衛山南遺跡
ウ 軸学習
●山田康弘著「縄文時代の歴史」(2019、講談社現代新書)の学習
エ 古地形復元とその技術
●縄文早期の海岸線の位置の大幅な変化→土地の減少→狩猟の危機→漁労に救われる
(地形変化興味、回帰的移動生活の変化…)
海底地形…Google earth pro、水深地形…QGIS
オ 石器
●石棒 →谷口康浩著「縄文人の石神 ~大形石棒にみる祭祀行為~」(2012、六一書房)
●一鍬田甚兵衛山南遺跡出土石器(有舌尖頭器等)
●環状石斧(YoshiHRさんからの情報、上野原遺跡の情報)
●神子柴遺跡出土石器→堤隆著「狩猟採集民のコスモロジー 神子柴遺跡」(2013、新泉社)
→大工原豊外編「縄文石器提要」(2020、ニューサイエンス社)
→上峯篤史著「縄文石器 その視角と方法」(2018、京都大学学術出版会)

7 6月活動のイメージ
●活動の軸となる学習→山田康弘著「縄文時代の歴史」(2019、講談社現代新書)の第4章 前期・中期に関わる学習
●縄文社会消長分析学習→軸学習から派生する興味を寄り道的に学習する。
●石器学習→展示館での過去観察を資料化する。チャンスが生まれれば展示館で撮影して石器3Dモデルを作成して観察する。石器学習の体系的取り組みの在り方について模索する。
●学習技術向上→Blender技術獲得及び次の3Dツール間のファイル効率的使いまわし実現。
3Dツール→Blender、BlenderGIS、Sketchfab、DEM-Net Elevation API、3DF Zephyr Lite、MeshLab、GigaMesh Software Framework、地理院地図、QGIS、FreeCAD
●Vlog化の推進→自己流Vlog化としてブログ記事内容を象徴するような動画(アニメ)をできるだけ添付するようにします。

参考
ブログ「花見川流域を歩く」2020年5月記事
〇は閲覧の多いもの
ブログ「花見川流域を歩く 番外編」2020年5月記事
ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」2020年5月記事
ブログ「世界の風景を楽しむ」2020年5月記事
ブログ「芋づる式読書のメモ」2020年5月記事

縄文草創期有舌尖頭器(88図-30)(多古町一鍬田甚兵衛山南遺跡) 観察記録3Dモデルの動画
安山岩製、長さ5.5㎝、幅2.4㎝
千葉県教育委員会所蔵
撮影場所:千葉県教育庁文化財課森宮分室
撮影月日:2019.05.27
実寸法付与
 3Dモデル写真測量ソフト 3DF Zephyr で生成 v4.530 processing 42 images

0 件のコメント:

コメントを投稿