ブログ「花見川流域を歩く」とそのファミリーブログの2021年2月活動をふりかえります。
1 ブログ「花見川流域を歩く」
・2月の記事数は22です。
ア 加曽利EⅠ式土器の学習
有吉北貝塚学習の一環ですが、実際上は有吉北貝塚の属性から離れて加曽利EⅠ式土器一般の学習になりました。学習素材は加曽利貝塚博物館R2企画展「あれもE・・・」展示土器です。3Dモデルにした縄文土器からどのような情報を引き出せるのかという点で苦悶し、膨大な作業はするけれども記事は書けないという苦闘・苦悶が続く1ヵ月になりました。しかし、2月末に近づいて2つの大きな手がかりを掴めたことは大きな成果であると感じます。一つは専門家による「勝坂式終末期から加曽利E式初頭期の土器分類」の学習を行い、その土器分類をカードして学習し、土器学習の視点(観察項目)がある程度具体的に判ってきたことです。もう一つは土器の大きさとか容量とか基礎的観察項目の計測スキルを身につけることが出来たことです。特に容量計測をBlenderで簡易に出来るようになったことは大きな出来事であるといえます。
イ 加曽利貝塚博物館R2企画展「あれもE・・・」の観覧撮影、講座聴講
加曽利貝塚博物館R2企画展「あれもE・・・」の観覧撮影を繰り返し、展示土器の9割程度について観察記録3Dモデル作成用撮影を行うことができました。今後の学習資産になります。また、この企画展関連講座の一つ(連弧文講座)を抽選で聴講することができ、記事にメモしました。
2 ブログ花見川流域を歩く番外編
・Sketchfab画面改善スキル等6記事を書きました。
3 ブログ花見川流域を歩く自然・風景編
・早朝散歩に関する10記事を書きました。
4 ブログ世界の風景を楽しむ
・2月も休載となりました。
5 ブログ芋づる式読書のメモ
・2月も休載となりました。
6 2月学習の特徴
・縄文土器学習のレベルを一段高めることが情報と技術の両面でできたことは画期的です。これまで興味が湧かなかった専門家論文を読む気になったことにより、趣味とはいえ専門領域に突入したのかもしれません。また、3Dモデルスキルも目の前の壁を突破できたような感触を持てましたから、さらに前進できるかもしれません。
7 2021年3月学習のイメージ
ア 加曽利EⅠ式土器学習
1月の加曽利EⅠ式土器を継続して、3Dモデル土器観察の方法やまとめ方を定式化します。同時に中峠式土器や加曽利EⅠ式土器の細分について自分なりのイメージを持てるようにします。
イ 縄文社会消長分析学習
・有吉北貝塚の発掘調査報告書分析学習を継続します。発掘調査報告書情報のデータベース化に取り組み、高度な分析にチャレンジします。
ウ ブログ「世界の風景を楽しむ」と「芋づる式読書のメモ」について
趣味活動時間における選択と集中の結果、この半年の間ブログ「世界の風景を楽しむ」と「芋づる式読書のメモ」に取り組めていません。こうした状況はしばらく続くと考えられます。そこで、これら2つのブログの趣旨を少し変更し、次のようなブログとして3月から再開活用します。それにより、趣味活動発展の影に隠れて生まれた「楽しみ範囲の狭まり」を是正します。
●ブログ「世界の風景を楽しむ」→web世界で触れた興味深い世界の風景、趣味活動の中で思い出した世界の風景、過去の旅行で感動した世界の風景などについて、時間を要する「検討・思考」無しで画像を掲載します。自分が「良い」、「楽しい」、「新鮮である」と感じる世界の風景画像を気軽に掲載することにします。
より具体的には、1 過去の旅行で入手したパンフレット・資料・図書・物品を楽しみ、それに関連する撮影風景写真を掲載する。2 web等で接した場所の地形3DモデルをDEM-Net Elevation APIで作成して楽しむ。3 Earth View from Google Earthの画像、NASA earth observatory等の画像を楽しみ1や2と関連付けるなどの活動を想定します。なお、純粋風景だけに興味を絞らず、海外話題一般にも話題を広げます。
この活動は、【グッド&ニュー】(生活の中で思い浮かべた良い感情や考え、素晴らしいアイディアや注目すべき事柄)の世界風景編です。1記事30分以内の作業でブログ記事掲載、Twitter・Facebook掲載することにします。
●ブログ「芋づる式読書のメモ」→入手した図書・資料を趣味活動で利用して役立った時、その役立った点を紹介する記事を書くことにします。あるいは「なにか楽しそうだ」という期待感があれば、それを記事に書くことにします。つまり、「読書」ではなく「利用・入手に伴う感情」のメモを記事にするということです。
より具体的には、1 展示館等で入手したパンフレット・資料・図書をパラパラめくり程度で反芻的に楽しむ。2 古書店等から収集趣味的興味で入手した図書・資料をパラパラめくり程度で反芻的に楽しむ。3 趣味活動の実用のために購入した図書・資料の本格読書に向けて、パラパラめくり程度に瞥見してその読書期待感を高める。などです。
つまり、図書・資料に関する【グッド&ニュー】(図書・資料について生まれた良い感情や考え、素晴らしいアイディアや注目すべき事柄)ブログです。1記事30分以内の作業でブログ記事掲載、Twitter・Facebook掲載することにします。
参考
ブログ「花見川流域を歩く」2021年2月記事
〇は閲覧の多いもの
- 縄文土器の容量計測法
- 加曽利EⅠ式深鉢(No.20)(市川市向台貝塚) 観察記録3Dモデル (観察項目検討と詳細観察)
- 「千葉県内で見つかる縄文遺跡の特徴を時期別にみる パネル3Dモデル」とその原典
- 加曽利EⅠ式深鉢とその器形模造品 3Dモデル
- 加曽利博研究講座「連弧文系土器の盛衰と集落動態-北西部地区とその周辺-」を受講する
- 加曽利EⅠ式深鉢(No.56)(流山市中野久木谷頭遺跡) 観察記録3Dモデル
- 〇パップス-ギュルダンの定理による縄文土器体積の求積
- 加曽利EⅠ式深鉢(No.57)(流山市中野久木谷頭遺跡) 観察記録3Dモデル
- 20210213地震による常磐自動車道土砂崩れ現場(福島県相馬市)3Dモデル
- 中峠式土器と加曽利EⅠ式土器の比較
- 中峠式土器と加曽利EⅠ式土器
- 加曽利EⅠ式深鉢(No.37)(野田市東亀山遺跡) 観察記録3Dモデル
- 加曽利EⅠ式深鉢(No.55)(流山市中野久木谷頭遺跡) 観察記録3Dモデル
- 縄文土器群理解の指標としての大きさ(容量)
- 勝坂・阿玉台末/加曽利EⅠ初深鉢(柏市小山台遺跡) 観察記録3Dモデル
- 縄文学習促進のための作業仮説
- 加曽利EⅠ式深鉢(No.39)(柏市小山台遺跡) 観察記録3Dモデル
- 加曽利EⅠ式深鉢(No.40)(柏市小山台遺跡) 観察記録3Dモデル
- 縄文土器「教師付き学習」方法の具体化
- 観察学習用縄文土器カード作成
- 有吉北貝塚 加曽利EⅠ式土器学習について
- 阿玉台Ⅳ式深鉢形土器(鎌ヶ谷市根郷貝塚J5号住居跡) 観察記録3Dモデル 5
ブログ「花見川流域を歩く 番外編」2021年2月記事
ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」2021年2月記事
ブログ「花見川流域を歩く」2021年2月全22記事のサムネイル
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